アドリブログ 〜JAZZ/FUSION批評〜

ジャズ/フュージョン批評ブログ ALBUM REVIEW, TRACK REVIEW and more

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NHK総合 / みんなのうた / TOKU

NHK みんなのうた - 君へのファンファーレ 日本唯一のジャズ・ヴォーカリストフリューゲル・ホーン・プレーヤー=TOKUがやってくれました。
 1961年の放送開始以来,計1300曲以上もの音楽を紹介・放送してきたNHK「みんなのうた」に,ジャズ・ミュージシャンとして史上初登場の快挙を成し遂げてくれました。
 それが2013年6月・7月の「みんなのうた」=【君へのファンファーレ】。正しくTOKUによるジャズの【ファンファーレ】!

 以下,NHKによる【君へのファンファーレ】の解説文。
 「若い世代が夢を描きにくくなっている現在,夢中になれることが見つけられたら,世界はどんなに輝きに満ちたものになるかを子どもたちに伝えます。そんな思いから【君へのファンファーレ】は生まれました。子どものころTOKUが夢中になったのはジャズ。そのときの『わくわくどきどき』感を胸に秘め,説得力あるメッセージを子どもたちに届けます。温かみのある西内としおのアニメが作品の魅力をさらにパワーアップします」。

 東日本大震災のチャリティーではシンディ・ローパーと共に「音楽の力」で被災地にエールを届け続けたTOKUの次なる願いは日本全国の子供たちの“夢”。
 管理人も子供の頃「みんなのうた」で唱歌を覚え「トムとジェリー」でオーケストレーションに自然と接することができたと思う。子供の頃に覚えた音楽が原動力となり,今の“夢見る”管理人を形造ってくれたと思う(管理人の場合は失敗例なのですが…)。

 管理人としては歌の間奏で流れるTOKUの“超絶”フリューゲル・ホーンジャズに目覚めるチビッ子が増えるとうれしいなぁ。出でよ,第2の矢野沙織〜。

 なお【君へのファンファーレ】の放送日程は,2013年6月・7月の,NHK総合毎週月・水・日 10:55〜,NHKEテレは毎週月・水 16:00〜,毎週火・木 12:55〜,NHKラジオ第二放送は毎週月・水・金 12:10〜,毎週火・木・土 16:25〜。
 「みんなのうた」を見逃しそう聞き逃したそうな読者の皆さんはTOKUのニュー・アルバム『DREAM A DREAM』を買ってください。【君へのファンファーレ】が,もち収録されています。

 どうか,日本全国のチビッ子たちが,TOKUの熱い願いから生まれた【君へのファンファーレ】に励まされ,未来への希望を鮮明に思い描くことができますように…。

日本テレビ / アナザースカイ / 上原ひろみ

アナザースカイ / 上原ひろみ 昨日,日本テレビ系(FBS)「アナザースカイ」にジャズ・ピアニスト上原ひろみが出演しました。

 上原ひろみアナザースカイ(海外にある,第2の故郷)。それは6年在住しているニューヨーク。「ニューヨークには強大なエネルギーがつまっている。世界中からいろんな国の人が集まって切磋琢磨してここで夢を掴もうとしている。何かに向かって頑張っている人たちの中に身をおくと,凄く刺激を受ける」。

 そう語る上原ひろみ自身も「夢を掴もうとして」ニューヨークへとやってきた1人。「音楽は音楽から作られるものではなく,人との出会いやいろんな刺激から作られる」。そう信じて法政大学を中退してボストンのバークリー音楽院へと留学。
 ボストンからニューヨークで演奏がある時にいつも利用していたバス・ターミナル。10ドルで4時間のチャイナタウン・バス。「自分にとってのスタートラインというか,ここで降りて初めてニューヨークでライブをしたので,背筋が伸びる感じがある」。うん。ホーム・グラウンド。

 それから6年。現在の上原ひろみのホーム・グラウンドはブルーノート。そう。「ジャズの聖地」。実力を認められた者だけが出演を許される憧れの舞台。
 そこに立つだけでも大変だが立ってからの方がもっと大変な場所。お客さんよりもウェイターの方が多いステージ。幼なく見られるので心配そうな客の視線。音を弾いまでは…。
 「音が全てを飛び越えていく」「全部即興演奏なので,いい時は自分で演奏しているよりも音楽に連れられていく感覚がある」と語る上原ひろみの絶対の自信! 客もまばらな昼公演から耳の肥えたファンで埋まる夜公演へとステップアップ。そして今年日本人としては初めて7年連続7日間公演を成功させた。真にブルーノートがホーム・グラウンド。

 NO。“売れっ子”上原ひろみに安住の地はない。「年間100日150公演」のワールド・ツアー。しかしライブ大好き=上原ひろみは「世界は広いので,どこの場所に行っても必ず自分のことを知らない人がいて,初めて私の音楽に触れてくれる人がいる。そういう意味では“生涯ルーキー”でいられる」と過酷なツアー生活を楽しんでいる。貪欲だよなぁ。
 人間,年齢と共に自分にとって未知の世界や不慣れなことは避けたくなるもの。しかし上原ひろみは“生涯ルーキー”と,とても前向きに捉えている。これが世界的ジャズ・ピアニストとして名声を得た現在でも成長し続けている秘訣なのかなぁ。

 オフの過ごし方についてのインタビューの中では「時間がある限りピアノに触っている。練習すればするほどステージで上達を感じる瞬間があるのでやめられない」ということで“手羽先風”のピアノ筋を得意気に披露。
 “練習の虫”上原ひろみにスランプはない。上原ひろみが考えるスランプとは「さなぎ期間」。やり続ければ必ず出られる所はスランプではないし,逆に抜けた時に必ず前の自分に見えなかったものが見えるに違いない」と語っていた。

 実際に矢野顕子との4時間を越える壮絶な練習風景がオン・エア。【りんご祭り】の同じフレーズを4時間も繰り返す。休憩を一切取らないからレコーディング中でもエンジニアやアシスタントが倒れるそうだ。上原ひろみは星飛雄馬以上の“練習の虫”である。

 その他「落語って一生をかけて成長していく芸なので音楽と似ている。年輪を積み重ねながら階段をこつこつ昇るような感じが好きだ」。「ラーメンはピアノに通じる。1杯に託された一発勝負。1杯1杯新鮮な気持ちで湯きりしたりとか。自分が公演に臨む時に,それがツアーの何公演目であっても常に最初で最後だと思いたいし」などと,ジャズ・ピアニストならではの目線で落語道やラーメン道の楽しみを語っていた。
 上原ひろみにとってニューヨークという場所は「オフの時はホーム。オンの時は戦う場所」。マジでオンとオフの差が激しいお方でした。

 ラストはピアノの生演奏。88ある鍵盤は上原ひろみの身体の一部と化し,歌を口ずさむかのように音を紡ぎ出してゆく。【HAZE】を聴いて号泣する長谷川潤ちゃんが素敵でした。

 上原ひろみが目指すもの。それは「昨日より今日。今日より明日。自分の今伝えたい気持ちを音にしたい」。
 いや〜,この言葉にグッと来ました。これまでも応援してきましたが上原ひろみが,もっともっと好きになりました。

テレビ東京 / ソロモン流 / 上原ひろみ

ソロモン流 / 上原ひろみ 本日,テレビ東京(TVQ九州)にて「ソロモン流 上原ひろみ」が放送されました。
 番組は日本,イタリア,ロシアでの演奏旅行とその舞台裏。上原ひろみのオンとオフの二本立てドキュメンタリーでした。

 東京公演は「コットン・クラブ」と「ブルーノート東京」。“世界の”上原ひろみの凱旋ライブではない。実は,今回の帰国は「考え出すと回らないスケジュール」の合間をぬった久しぶりの休暇の予定だった。しかし,この度の震災に心を痛め,休日返上で急遽決まったライブだった。

 まずは「コットン・クラブ」公演。「少しでも元気の足しになるような演奏ができれば」と語っていた上原ひろみだったが,リハーサルから本気モード。誰も声をかけることのできない緊張感に包まれ,あっという間に会場15分前まで弾いてしまっていた。調律師にせかされてピアノのチェックを始めるも,またまた熱が入ってしまう。
 調律師は上原ひろみを「一番ピアノを楽しそうに弾いている人」と語る。それに答えて「自分が楽しくないものを人に楽しめ,というのは無理なので」と上原ひろみが語っていた。

 変幻自在なスタイル。うなりを上げて疾走する。ピアノと組み合う格闘技。誰もが思わず拍手したくなる迫力。秀逸なアレンジ&早弾き。弾いていることがいかにも楽しいという表情。音楽という枠さえも越えた何かが上原ひろみライブにはある。

 上原ひろみの激しい演奏は肉体を酷使する。毎日のように悲鳴を上げる“ステージ上にアスリート”さながらの体調管理の様子が放送された。本番前にパスタを食べる。炭水化物を食べないとエネルギーが出ない。常識を越えた指の指の筋力トレーニングが強さの秘訣であった。

 番組BGMで何度も流れた【グリーン・ティー・ファーム】。そう。故郷,浜松でのオフ・ショット。何と上原ひろみが,浜松市の「文化芸術特別賞」を受賞した。「地元の星」だと紹介されていた。
 そんな「地元の星」も女の子。「子供の頃からずっと好きだった」と語る600円のワンタン麺をぱくついていく。「これ以上ないシンプルな味わい。一つの中の完結された世界観が好き」だと語りながら,ぱくついていく。好きなものに夢中になるのはピアノと同じのようだ。

 上原ひろみの子供の頃の“お宝映像”が放送された。6歳の時の「エチュード/モデラート」の映像を見つめながら「ピアノを弾くと周りの人が笑顔になるのが楽しかった。お客さんがみんな笑顔になって拍手してくれる」と語っていた。
 “天才少女”の誕生は,周りの人のおかげでしょう。上原ひろみにとっては,喜んでくれる人がいなければピアノを弾く意味がないのかもしれない?

 続く「ブルーノート東京」公演。今回の「ブルーノート東京」は,震災の影響で海外ジャズメンからのキャンセルが相次いだためのピンチ・ヒッターとしてのボランティア出演。
 それで今回のステージは,タップダンサー・熊谷和徳とのスペシャルコラボレーション。即興が得意な2人の天才。アイコンタクトを取りながら軽快なフレージングでタップとピアノで会話する。見たこともないアドリブの応酬。【ホワット・ア・ワンダフル・ワールド】に,童謡【ふるさと】を加えて弾いたエンディング。観客は勿論,スタッフまでをも泣かせてしまいました。

 日本の最後は,番組の案内人・船越英一郎とのインタビュー。
 「旅から旅へという生活。ホテルからホテルへの生活。朝起きてここどこだっけ?っていうのがある。現場のサンドイッチのパンがしっとりしているから日本だなと感じる。落語が好きで,ここの間はこの人だな,と感じるのが好き。音楽も落語と同じで名人になるジャンプ台みたいなものはない。その年代のベストを追い求めたいと思う」と語っていた。

 2ヵ国目はイタリア。海外で初めてとなるオーケストラとの共演である。
 曲目は【ラプソディ・イン・ブルード】。クラシック・ピアノはソロ以外は楽譜通りが原則なので,指揮者にソロを織り込みたいと伝えたリハーサル風景。
 お互いの曲に対するイメージが同じでないと上手くいかないものなのに,何と指揮者の楽譜と上原ひろみの持参した楽譜が違っていた。しかし予期せぬ出来事にもパニックにはならない。「こんな感じで弾きたいんだけど」。一瞬の即興で指揮者のハートを鷲掴み。
 次は,オーケストラの団員たちとのリハーサル。クラシックの領域でどれだけの仕事ができるのか,冷静に品定めされている。やはりここでも,即興一発。「まるで魔法だったよ。演奏から情熱が伝わってきた」。思わず笑顔の団員たち。団員のハートも鷲掴み。合奏部分も一体に仕上がった。

 公演当日。自分でメイクしながら気合を入れる。「思う存分楽しんできます」と言い残して出発。結果は…。聴衆の叫び声&スタンディング・オベーション。今や団員たちも長年の友達のように見えた。

 翌日,8時間移動でロシアはモスクワ入り。自分の公演の宣伝看板を見て「一瞬で疲れが吹っ飛ぶ。うれしいなぁ」だって。
 到着その日の夜のステージ。満員の聴衆に優しく語りかける。客席との会話である。ここでもやっぱり…。圧倒的な力量でモスクワっ子のハートも鷲掴み。あまりの喝采に思わず涙する。

 そうなんだ。ここなんだよなぁ。上原ひろみの魅力って…。
 ピアノの指さばきは革命的と絶賛された。グラミー賞を受賞して世界中から取材も殺到した。しかしいつでも他人事。名声や賞を取る事に関して欲求はない。4年前に結婚したが2人で過ごす時間も多くない。ではなぜそこまで?

 上原ひろみの答えはこうである。「おばあちゃんになるまでずっとピアノを弾いていることが私の目標で,それ以上の野望はないです」。

 いや〜,この言葉にグッと来ました。これまでも応援してきましたが上原ひろみが,もっともっと好きになりました。

テレビ朝日 / 報道ステーション / マナミ・モリタ

報道ステーション / マナミ・モリタ 春。4月。TVラジオの改編期。
 管理人が定期的に視聴する数少ないTV番組=テレビ朝日系「報道ステーション」も4月4日からリニューアルされた。

 目玉である市川寛子から小川彩佳への交代の陰に隠れてしまったが,地味に,オープニングテーマも差し替えられた。
 超・大好きな松永貴志矢野沙織の【OPEN MIND − ORIGINAL TV VERSION】からマナミ・モリタの【I AM】へ。

 初めて【I AM】を聴いた時「あっ,上原ひろみだ」と思ってしまった。マナミ・モリタ? 上原ひろみ命な管理人がHIROMIピアノを聴き違えるはずがないのに…。
 そう。女性ジャズ・ピアニストマナミ・モリタのキャッチ・フレーズは“ポスト上原ひろみ”。なるほどね〜。

 マナミ・モリタは,幼少の頃からクラシック音楽に触れつつ,ミシェル・ペトルチアーニ小曽根真は勿論,パット・メセニーからの影響を公言するジャズ・ピアニストパット・メセニーの名を挙げるところがいい。
 独学でジャズを学び,名門バークリー音楽大学へ留学。在学中から欧米の有名コンペで数々の賞を獲得コースは“ポスト上原ひろみ”の王道コース。
 しかし経歴ではなく【I AM】で聴こえる上原ひろみ似のピアノ・タッチが“ポスト上原ひろみ”。こりゃ〜,大化けが楽しみである。【I AM】もフル・ヴァージョンをじっくり聴き込んでみようっと。

 松永貴志矢野沙織と(ついでに)上原ひろみをも実力で押し出したマナミ・モリタ。市川寛子は残念だったが宇賀なつみが押し出されなかったのはうれしい。

PS1 「報道ステーション」の公式HPに 「オープニングテーマを作ったのは…」 の制作秘話がUPされていました。
PS2 美人揃いのテレ朝のエースは竹内由恵! 最近は竹内アナとAKBなら高橋みなみ似の女性がタイプです。

TBS / 日本レコード大賞 / 上原ひろみ

日本レコード大賞 / 上原ひろみ 普段あえて書かない私事ですが,久しぶりに年越しを実家で過ごそうとしております。
 親元にいると家事や料理の面ではらくちんなのですが,ジャズ・マニアとしては日課であるジャズ鑑賞が楽しめないのでストレスが溜まってしまいます。読書にも飽きるとTV鑑賞となるわけですが,何せチャンネル権は両親が有しているわけで…。

 それで好むと好まざるとに関わりなく,食卓を囲む時間は家族全員でTVを見るわけですが,今夜はこれで一つ得をしました。自分一人では“絶対に”見ることのない(十数年ぶり?)『第50回 輝く! 日本レコード大賞』を偶然目にしたわけですが,これが何と普段見たくても見れない衝撃映像でした。

 そう。オープニングで“我らが”上原ひろみ嬢の大熱演! ひろみさんったら『ビヨンド・スタンダード』で「優秀アルバム賞」を受賞していたようです。それで歴代の大賞受賞曲のメドレーをソロイストとしてピアノで弾き倒しておりましたが,凄かったぁ! もう身体全身を使って表現しようとするものだから,まるでエリントンピアノ・オーケストラ風! あの速さでダイナミックな演奏にトレードマークの笑顔&笑顔! いいものを見せていただいた両親に(今回も)感謝しないといけませんねっ。

 オープニングのMCでは上戸彩&“愛しの”松下奈緒嬢のすぐ後ろ。そうそうたる受賞者の面々を押しのけ,上原ひろみが堂々とど真ん中に立っていました。一言インタビューを受けた後,CMを挟んで上原ひろみソロ・ピアノの開演です。
 演奏曲はワン・テイクでスタッフがOKしたのに,彼女自身が首を横に振って20もテイクを重ねた“あの”【アイ・ガット・リズム】! 途中で沸き起こった会場の手拍子が追いつけないほどの正確な早弾きが圧巻! それを幼稚園児のごとく“ニッコリ笑顔”で演ってしまうものだから,口があんぐりでした。そう言えば子供の頃,よく学校の先生に(勿論両親にも)「口を閉じるように」って怒られていたよなぁ。

 上原ひろみさん,何はともあれレコ大の「優秀アルバム賞」受賞,おめでとうございます! 先日発表されたスイングジャーナル誌主催「第42回ジャズ・ディスク大賞」の金賞制作企画賞最優秀ジャズ・ビデオ賞受賞の“驚異の3冠達成”が余り話題にならなかった分,今回は反響が大きいのでは? もっともっと『ビヨンド・スタンダード』が売れますように!

テレビ東京 / みゅーじん(音遊人) / 小林香織

みゅーじん(音遊人) / 小林香織 昨日,テレビ東京(TVQ九州)にて「みゅーじん音遊人) 第108回:小林香織」が放送されました。

 番組中のインタビューで,泉谷しげるから小林香織への一言。「一緒にやってて楽しいので結婚してください」。なぬ〜,それって職権乱用ですよ。美女と野獣ですよ。ですから管理人と結婚してください。香織ちゃ〜ん。

 …って書くと管理人の“憧れ”香織ちゃんに嫌われてしまう。泉谷しげるに持っていかれてしまう? そう。ジャズ・サックス奏者=小林香織(27歳)は,今“ジャズ界のアイドル”からの脱皮中なのであります。もう“かおりん”と軽々しく呼べません。それ位,かおりんは真剣に「自分自身の音楽」と向き合っていました。

 さて,小林香織のあのルックスは“諸刃の剣”であろう。人々を惹きつける武器ともなれば,音楽勝負の邪険ともなる。小林香織=アイドルというイメージが「本格派」転進への“足かせ”となっている。「天から二物を授かった」小林香織のジレンマは想像に難くない。「ルックスよりもサックス勝負」しているのだから…。

 番組前半は2008年9月の台湾ツアーのドキュメンタリー。台湾での小林香織も日本同様「アイドル・サックス・プレイヤー」の肩書き先行。「アーティストとしての私を見てほしい」。その思いを伝えるべく今回はオリジナル曲中心のステージを準備した。

 ライブ前日のリハーサル風景が放映された。スタジオ入りするまでは正統派アイドル然としていた小林香織の表情が,サックスを手に取った瞬間一変する。バンド・リーダーとして,そして小林香織ジャズフュージョンを奏でるべく,メンバーを仕切るは指示するは,みっちり5時間のリハーサルで大スパーク!
 最近エフェクターを使い始めた理由について「少しでも人と違う音を出したいから」と語っていた。うん。弾き方でニュアンスが変わる,インストというジャンルへのこだわり。この言葉に小林香織のプライドとコンプレックスが秘められている。

 ライブが終わった。終演後の会場にはサインを求める長蛇の列。これは「ルックスではなくサックス」で勝ち取った勝利! でもでも管理人には【テキーラ】でのコール&レスポンスが,めちゃカワイイ! 香織ちゃんはもう十分実力派なのだから,これからは“ルックスかサックスか”ではなく“ルックスもサックスも”で頑張ってほしいなぁ。

 番組後半は管理人の“恋敵き”泉谷しげるの還暦ライブ「泉谷展覧会60X60」への参加レポート。夜22時−翌朝5時半までの7時間ライブに26曲のゲスト参加。いつもとは違うシースルーの衣装をまとい“脱アイドル”宣言のライブ参加。

 ここで飛び出したのが上記泉谷氏からのプロポーズ。何々「一見おとなしそうで隣りのきれいなお姉さんに見えた。お嬢さんで世間知らずかなとも思うけどハードで獰猛なところがある。わりとアッパーなので男扱いしている」。ふ〜ん。そう。泉谷しげるっていい人なんですね。

 最後に小林香織がこう語った。「インストを広めたい。アイドル? きっかけがそういうところであればそれはそれでうれしい。ジャンルなんて関係ない。自分だからできる音色をこれからも奏で続けていく。愛が大事」。
 完全に“脱アイドル”出来上がっちゃってます。でもそれでも管理人もこれだけは言いたい。香織ちゃん,めっちゃかわいかったよ〜! ( ← 確実に嫌われてしまいます )

テレビ東京 / みゅーじん(音遊人) / T-SQUARE

みゅーじん(音遊人) / T-SQUARE 昨日,テレビ東京(TVQ九州)にて「みゅーじん音遊人) 第105回:T−SQUARE」が放送されました。

 「デビュー30周年を迎えた“我らが”T−SQUAREを30分で放送するとは『一年に対して一分』ではないか。短すぎる。テレビ東京もいい根性してる」。「しっかし,安藤さんも伊東さんも歳喰ったなぁ」。

 いきなりの毒舌ですみません。これは番組開始5分間の管理人の“つぶやき”でしたが,番組終了後には「T−SQUAREを少しでも取り上げてくださり,ありがとうございます」でした。いやぁ,濃密な30分間。スクエア・サウンドは今現在も進化し続けていた。そう。歳を喰ったのは管理人の方でしたね。

 伊東たけしの何と若々しいこと! “お宝映像”として伊東たけしの“ロードレーサーぶり”が放映されていましたが,オフには一日50kmは自転車を漕いでいるそうだ。ロードワークと音楽に直接の関係はないのだがが,自転車を漕ぐと「テンションが上がり覚醒される」らしい。「風を切って五感を研ぎ澄ますことがサックスにも好影響を及ぼす」のだと語っていた。私生活でもジャズフュージョン! 伊東たけしは“根っからの”ジャズメンでありプロ・ミュージシャンであった。

 そう言えば「みゅーじん音遊人)」ではT−SQUAREのことを「フュージョン・バンド」ではなく「ポップ・インストゥルメンタル・バンド」と紹介していた。これは「ポップ・クリエイティヴ」を名乗ったカシオペアの二番煎じなのか? だとしたら活動休止の間の手が…。あっ,それなら大丈夫!? T−SQUAREは,すでに半活動休止の危機を乗り越えてきたんですよねっ,安藤さ〜ん。

 さてさて本題。T−SQUAREと来れば安藤まさひろであり伊東たけしのはずである。しかし番組の主役は坂東慧河野啓三であった。

 番組前半のハイライトは,今やT−SQUAREの“大黒柱”と称される天才ドラマー坂東慧! 伊東たけしのソロ・ライブにも抜擢される“凄い”ドラミングは,人一倍の練習量の賜物だった。
 坂東慧の練習風景が流されたが,まずは一定のリズムでスネア・ドラムを叩くだけの単調な練習を2時間。さらに華麗なスティック捌きでもう6時間。毎日8時間もドラムを叩いているらしい。驚きである。

 もうすでに“天才”と呼ばれる抜群のテクニックを持っている坂東慧が,そして世界のナベアツの着ボイスを着メロとして愛用している“今風の”坂東慧がそこまでガムシャラに練習に励んでいるのには訳があった。「T−SQUAREは“憧れ”でした。自分でもこういうバンドをやってみたいと思っていましたが,まさか入れるとは思っていなかったので…」。うん。坂東慧最高! ドラミングも最高でありますが,T−SQUAREのファン仲間としても最高なのであります。もう一生,スクェアを愛し続けちゃって〜。

 ライブ終わりの伊東たけし坂東慧評が流された。「もう凄いですよ,奴は。ちょっとついていけないぐらい後ろから思いっきりあおられた。若さについてけないことはないけど…。お前まだ青いな」。うんうん。年齢差29歳のメンバーからもメチャ愛されている。坂東慧の“T−SQUARE愛”が確実に伝わっている! 原辰則の“GIANTS愛”に100倍勝っている! 素晴らしい。

 番組後半のハイライトは,9月27日に行われた「T−SQUARE30周年記念コンサート“野音であそぶ”2008」の秘蔵映像。ここで“バンマス”河野啓三の大登場!

 「T−SQUARE30周年記念コンサート“野音であそぶ”2008」には,総勢15名の“個性丸出し”の先輩メンバーが共演する。自由にやらせても即座に何とでもできてしまうバカテク集団の面々であるが,逆に収拾がつかなくなる危険も…。
 そこで河野啓三は大人数でのリハーサルを想定し譜面を書いた。黙々と何十枚も…。河野は言う。「譜面を書かなくてもうまくいくが,僕が書くことでスムーズに行くんだったら僕は何でもやる」。ツワモノ揃いの15名を仕切ったのは,安藤でも伊東でもなく河野だった。今や河野啓三こそがT−SQUAREの“心臓”なのである。

 ところで,昨夜の「みゅーじん音遊人)」のサブタイトルは「長寿バンドの秘密:アンチエイジングな30年」であった。坂東慧河野啓三という“新生”T−SQUAREの若きメンバーを軸とした構成に,サブタイトルへの疑問が…。「安藤さんと伊東さんがあんまり出てこないなぁ」。

 答えは安藤まさひろ伊東たけしへの番組エンディングでのインタビューの中で提示されていた。安藤まさひろがこう語り始める。「10回以上のメンバーチャンジ。30年間に22名の新しい血がバンド内に入っている。メンバー・チェンジがあったから30年以上続いている。素晴らしい人間と巡り会えたのは音楽をもしかしたら超えている」。伊東たけしも“野音であそぶ”での15名との共演直後の感想をこう漏らしていた。「みんな凄いや。どんどん変化しているしどんどん進化している」。

 そう。安藤まさひろが語ったように,T−SQUAREが30年間も存続できた理由こそ「長い歴史と新しい感性の融合」なのであろう。だからこそ伊東たけしが証言したように今現在も“スクエア・サウンド”は進化し続けているのだ。
 「そろそろ若い2人にスクェアをまかせちゃおうか,と思うことがある」と安藤が笑って語っていた。そう。「バンドは生き物,まだまだ変わる」! 管理人はどんなに姿かたちを変えようとも,生涯,T−SQUAREについて行きます!

テレビ東京 / みゅーじん(音遊人)15分拡大スペシャル / 小曽根真

みゅーじん(音遊人) / 小曽根真 昨日,テレビ東京(TVQ九州)にて「みゅーじん音遊人)15分拡大スペシャル 第87回:小曽根真」が放送されました。

 近年の小曽根真の「マルチぶり」には目を見張るものがある。ある時はジャズ・ピアニスト,ある時はビッグ・バンドのバンマス,またある時はクラシック・ピアニスト。そして…。

 ジャズで成功を収めたピアニストがクラシックでも世界を目指すのは目新しいことではない。“超大物”キース・ジャレットだってチック・コリアだって…。トランペットには“クラシックの賞荒らし”ウィントン・マルサリスだっている。枚挙にいとまはない。
 では小曽根真が,彼らの“二番煎じ”かと言うとそんなことはない。小曽根真が目指すのは,ジャズとクラシックの“融合”ではなく“共存”! 融合だと互いの原形が無くなるのでNGだそうだ。

 「言うは易し行なうは難し」。小曽根真も40歳を過ぎてクラシック・ピアノと格闘していた。例えば左手。ジャズでは和音だけ。分散和音のように動かすことはない。
 小曽根真がクラシック・ピアノの“奥深さ”と対面した瞬間が,マエストロ=井上道義との共演コンサート! 井上道義が3拍子の弾き方について小曽根真にレッスンをつけていく。「もっと跳ねていいんだ!」。小曽根真がクラシックのリズムを習得していく。

 ハイライトはガーシュウィンの【ラプソディ・イン・ブルー】! ここまで必死に抑えていた“ジャズメン魂”解放の快感! 本来のクラシック・コンサートでは有り得ないジャズ・アレンジ! サックスベース小曽根流にスイングする! あの音は確かに,ジャズとクラシックの“融合”ではなく“共存”であった!

 あのクラシック・コンサートを通じて小曽根真は何を感じたのだろう? キース・ジャレットは「クラシックを経験した結果,自分がインプロヴァイザーであることを強く意識した」と語っている。
 番組では語られていなかったが小曽根真も同じく“ジャズ”を強烈に意識したのではなかろうか? それが近年の「マルチぶり」に表われているように思えてならない。そう。クラシックへの反動としてのビッグ・バンドである。

 番組前半で流された,ブルーノート東京での“子供向け”のライブ! 実に楽しそうにビッグ・バンドNO NAME HORSES」をドライブさせる! スリリングなアンサンブルなのに敷居の高さなど微塵も感じさせない。やはり小曽根真は「プロでありアーティストでありエンターテイナー」なのである。

 “子供向け”のライブなのに,大人向けの“本気の”演奏。開始1曲で「聴いている」子供の瞳に手応えを掴む。15人が同時進行する緊張感と幸福感! しかし観客とどちらが子供か分からない。10歳の子供がピアノで遊んでいる部分が出ている。小曽根真は12歳の時,オスカー・ピーターソンに接してジャズ・ピアノに目覚めた。そう。この日のライブは,小曽根真オスカー・ピータソンになる日であった。いつの日か,聴き方から“感じ方”に変わってくれることを願って…。

 小曽根真は(ピアノに関する限り)いつまでも子供である。純粋にピュアなハートで挑戦を続けている。小曽根真は「自分ができないことがあるのは嬉しい。しんどいんだけど楽しい」と語っていた。「できることがあると嬉しい」管理人とは大違いである。

 小曽根真にとって「ピアノとは?」との質問に,30秒の沈黙の後,彼はこう答えた。「僕をず〜っと支えてくれて,ず〜っと愛してくれて,絶対裏切ってはいけないもの。身体の一部とかそう言うものではなくて…。とにかく大切にしたいものだと思う」。そう。ピアノの音色に全ての答えがある!

テレビ東京 / みゅーじん(音遊人) / 矢野沙織

みゅーじん(音遊人) / 矢野沙織 昨日,テレビ東京(TVQ九州)にて「みゅーじん音遊人) 第39回:矢野沙織」が放送されました。

 最近,TVでの露出が増えている沙織ちゃんですが,本物のジャズ・サックス奏者としてではなく(新アジアン・ビューティ就任の影響か)ビジュアル系・アイドル寄りの扱いなのが気になってしまいます。
 そう。アイドルとして編集されていないかが心配で,ハラハラ・ドキドキしながら見てしまいました。 ← 何やってんだろう…。

 オフ・ショットの矢野沙織は普通の20歳の女の子。好きなものは,買い物,お酒,アルト・サックスという“素”の彼女も紹介されていたが,さすがは「みゅーじん音遊人)」。管理人の心配を吹き飛ばす“完全”音楽番組! 密着取材ゆえに垣間見ることができる,自宅での防音スーツでの練習風景など,管理人が見たかった“お宝映像”も放送されていた。

 興味深かったのは,ジャズ・サックス奏者,矢野沙織の“現在と過去”。20歳で自分のバンドを持ち仕切っている矢野沙織は,自分でライブ・ハウスへ出演交渉し,なんと14歳でステージに立った。
 思い出の初ステージは,西新井のジャズ喫茶カフェ・クレール」! 14歳(中2)当時の初ライブ映像から流れるのは,すでに完成されたアルト・サックスの音! その姿を見ていたマスターの娘が,矢野沙織と同じ小4でサックスを始めたそうだが,そのエピソードにうなずいてしまう,実に堂々としたステージング! 自信みなぎる貫禄さえ漂っていた。
 ただし20歳の矢野沙織の成長は素晴らしい。直後に流れた【酒とバラの日々】のアルト・ソロ! 音の深みが段違いでした。

 今や楽々と【ドナ・リー】【オープン・マインド】を吹き鳴らす“天才”ジャズ・サックス奏者の称号を手にした矢野沙織であるが,小学校の母校を訪問した際のエピソードには驚いた。
 音楽室に常備する,吹奏楽部時代に使っていたアルト・サックスを7年振りに吹いていた。そこで衝撃の一言! 「じゃんけんで負けてアルト・サックスになった。本当はフルートがやりたかった」と語る沙織ちゃん。え〜っ。目指せチャーリー・パーカー!じゃなかったの〜。

 そんな矢野沙織の“凄さ”は「小さい頃からプロになるって決めていたこと」。16歳で有言実行だものね。加えて,自分の売りを自分で認識できていること。「今は若いから話題にされるけど,若さを失った時にスキルがないと,バイトしないと食べていけないから…。今,将来のために一生懸命練習する」と語っていた。この「冷静な自己認識」が名演を生み出す秘訣であろう。

 「誰かのきっかけになればいい…」。若いのに「ジャズを世間に浸透させたい」と頑張っている。うむむ。深いなぁ。
 確かに「きっかけは,フジテレビ」改めテレビ東京! 「アドリブログ」も,誰かがジャズフュージョンを聴き始める「きっかけ」となれれば本望であるが…。

NHK教育 / ETV特集 / 疾走する帝王 マイルス・デイビス 〜菊地成孔のジャズ講座〜

疾走する帝王 マイルス・デイビス 〜菊地成孔のジャズ講座〜 本日,NHK教育にて「疾走する帝王 マイルス・デイビス 〜菊地成孔のジャズ講座〜」が放送されました。
 (前回4分の2しか見ていませんが)内容は先月放送された「知るを楽しむ 私のこだわり人物伝 / マイルス・デイビス 帝王のマジック」の総集編+別テイクです。

 2007年5月の月間シリーズでは,マイルス・デイビスが開拓したジャズ・スタイル(クールハード・バップモードフュージョンクラブ・ミュージックラップ)を“楔として”編集されていましたが,今回は4枚のアルバムを“軸とした”編集。つまり…

1) ビ・バップでの挫折を経て,バラード奏者宣言の『ラウンド・アバウト・ミッドナイト』が「ジャズ=夜の都会の大人の音楽」
2) ジャズの革命=モードの『カインド・オブ・ブルー
3) ロックのサイケディック・ムーブメントに唯一首を突っ込んだ“変化するのがジャズ”『ビッチェズ・ブリュー
4) 引退〜復帰〜晩年の『ドゥー・バップ』…。

 MC菊地成孔が再三強調していたが,ハッキリ言って,マイルス・デイビスの生涯を1時間で紹介するなんて無理! 不可能! 
 そう。マイルスの生涯には,ほんの一時も“つまらない時間”はなかった。“風化した伝説”となることを頑なに拒み続けてきた結果が,マイルス・デイビスの代名詞=「破壊と創造」の生涯に色濃く表われている。マイルスだけが,クオリティとクオンティティを両立させることができた。

 キーワードは“アンビバレンス”! ボンボンと不良。黒人と白人。どんどん変貌しながらも“本質”は変わらない。
 「マイルスは,最後までスターになりたかった永遠のガキで,言わば“ミーハー”帝王だ…」。「疾走する帝王」という番組タイトルは,よく考えられていたものだ。

 惜しむべきは,講師・菊地成孔の“虚ろな”カメラ目線。大緊張なのであろうが…。メッチャ気になったのは管理人だけ?

PS ジャズ・マニアの管理人ではありますが,本日一番楽しんだTV番組は「疾走する帝王 マイルス・デイビス 〜菊地成孔のジャズ講座〜」より「メントレG」の“酒井法子お宝映像大公開SP”! あの台風の中の富士登山を思い出しました。

NHK教育 / 知るを楽しむ 私のこだわり人物伝 / マイルス・デイビス 帝王のマジック

マイルス・デイビス 帝王のマジック 昨夜が最終回でしたが,今月中(2007年5月),NHK教育にて「知るを楽しむ 私のこだわり人物伝 / マイルス・デイビス 帝王のマジック」が放送されました。

第1回 「お坊っちゃまとジャズの革命」
第2回 「『帝王という名の王子様』の誕生」
第3回 「帝王の危機/王子の変身」
第4回 「『セレブ』としての晩年」
     の全4回。

 一人のジャズメンが1ヶ月間シリーズで取り上げられる機会は少ないので,放送開始前から楽しみにしていたのですが…。全4回中2回しか見ることができず…。完全な気合い負けです。
 半分しか見ていませんし テキスト が出版されているので(←NHK教育らしい),番組内容の詳細はそちらを見ていただくこととして…。

 やはりマイルス・デイビスこそ“ジャズの帝王”である! そう断言できる理由こそ,この放送の結びに紹介された,マイルス・デイビス自身が語る“音楽哲学”にある。
 『俺の古いジャズが聴きたいのなら,レコードを聴いてくれ! 創造し続けようと思う人間には変化しか有り得ない。人生は変化であり,挑戦だ!』。

 ジャズの4つの“王道”スタイル=クールハード・バップモードフュージョンを創り上げ,王道には成り得なかったが「ポップ・カルチャー」であるクラブ・ミュージックラップへの傾倒を見せたマイルス・デイビスこそ,常に“時代の最先端”であることを求め続けたジャズ・ジャイアントである。
 そう。停滞は後退に等しい! 常に前進し続けるために「破壊神」となり,ビルド・アンド・クラッシュを繰り返した。

 マイルス・デイビスの死と共に,ジャズの進歩は緩やかなものとなってしまった。そう。確かにジャズは進歩を続けている。今だマイルス・デイビスの影響下にあって,マイルス・デイビスが残した大きな遺産を食いつぶしながら…。

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