アドリブログ 〜JAZZ/FUSION批評〜

ジャズ/フュージョン批評ブログ ALBUM REVIEW, TRACK REVIEW and more

CD批評:ドナルド・バード

ドナルド・バード / ブラックジャック5

BLACKJACK-1 無類のトランプ好き?なドナルド・バード。『ROYAL FLUSH』での切り札がハービー・ハンコックなら『BLACKJACK』(以下『ブラックジャック』)での切り札はソニー・レッドである。

 ソニー・レッド主導による,アーシーなジャズ・ファンクがドス黒い。基本ハード・バップにして,ヘヴィーなビートと各自のソロ回しがメチャメチャ渋い,ブルーノート好きには堪らないアルバムである。

 フロントはトランペットドナルド・バードテナーサックスハンク・モブレーアルトサックスソニー・レッドによる3管。
 元来,ドナルド・バードにしてもハンク・モブレーにしても,ジャズの最前列で活躍するというよりも,2列目で活躍の場を与えられたならこの上ない働きをするタイプのジャズメンであろう。
 ゆえに,この3管の組み合わせはアンサンブルというよりも,互いに熱く燃え上がる3管であって,各人のハイテンションな演奏の方が印象に残る。

 このエキサイティングな3管を全て包み込み,受け流し,際立たせるのが「いぶし銀」のシダー・ウォルトンシダー・ウォルトンの抑揚の利いたピアノが,フリーキーでファナーキーなソニー・レッドのブルースに優しくハミングしている。いい。

 『ブラックジャック』には,混沌とした時代を見据えながらも,絶対に変えられないドナルド・バードの“ジャズメン魂”が記録されている。
 時代の流行に合わせた,変わり身の早さもドナルド・バードの持ち味である。必要とあればサイドでも全力でこなすのがドナルド・バードなのである。

BLACKJACK-2 しかし,その一方で,自分のポリシーを曲げてまで時代に迎合しない“頑なさ”がドナルド・バードにはある。
 そう。『ブラックジャック』の真実とは,ソニー・レッドという「金の卵」を見つけて,やり残したハード・バップ&ファンキーのリバイバル。

 この時代に黒々としたジャズ・ファンクをやったドナルド・バードの眼力を称賛したい。恐らく,ソニー・レッドと出会わなければ『ブラックジャック』はやらなかったと思っている。

 いつの時代でも本物は本物。ソニー・レッドの“最高傑作”ソニー・レッドのリーダー・アルバムではなく『ブラックジャック』なのである。

  01. BLACKJACK
  02. WEST OF THE PECOS
  03. LOKI
  04. ELDORADO
  05. BEALE STREET
  06. PENTATONIC

(ブルーノート/BLUE NOTE 1967年発売/TOCJ-4259)
(ライナーノーツ/ナット・ヘントフ,原田和典,佐藤太郎)

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ドナルド・バード / ア・ニュー・パースペクティヴ5

A NEW PERSPECTIVE-1 『A NEW PERSPECTIVE』(以下『ア・ニュー・パースペクティヴ』)は,ドナルド・バード名義のアルバムにしてドナルド・バードソロ・アルバムではない。

 事実『ア・ニュー・パースペクティヴ』のアーティスト名義は「DONALD BYRD BAND & VOICES」。
 そう。ドナルド・バードの手を離れた部分で語られるべき,ゴスペル聖歌隊による“スピリチュアル”な黒人音楽の最高峰に位置するとんでもないアルバムである。

 何はともあれ『ア・ニュー・パースペクティヴ』が,黒人の精神的支柱であったマーティン・ルーサー・キング牧師の葬儀のBGMに使用された,というインパクトがとてつもなく大きい。
 ズバリ『ア・ニュー・パースペクティヴ』の真実とは,ジャズの手法を用いた「黒人霊歌集」である。公民権運動の盛り上がりを背景にした「現代の讃美歌集」なのである。

 『ア・ニュー・パースペクティヴ』のキーマンは,デューク・ピアソンでありハービー・ハンコックであり,ドナルド・バードではない。
 荘厳なコーラスと各楽器のアンサンブルの美しさは「教会音楽のソウル」とも呼ばれるデューク・ピアソンのものであり「新世代ブラック・ファンク」のハービー・ハンコックの独壇場であろう。
 デューク・ピアソンが構築する自由度の高いエモーションなアンサンブルとハービー・ハンコックの独特なリズムのバッキングがモダンジャズの枠を越えている。

 『ア・ニュー・パースペクティヴ』のキーワードは「VOICES & JAZZ」。“ゴスペルを聴かせるためのエッセンス”としてのジャズが演奏されている。
 男女混成コーラスは何処か猥雑な感じが見え隠れする。昔のキャバレー臭さと言うか変なゴージャスさが出てくる。デューク・ピアソンのアプローチを現代風に表現すると「ラウンジ」なのである。

 『ア・ニュー・パースペクティヴ』は“音楽監督”デューク・ピアソンと“三大ピアニストハービー・ハンコックがそろい踏みした,黒人音楽“最高傑作”の「VOICES & JAZZ」。
 すなわち黒人音楽“最高傑作”の「ラウンジ」なのである。

 『ア・ニュー・パースペクティヴ』を注意深く聴いていると,ハンク・モブレーテナーサックスケニー・バレルギタードナルド・ベストヴァイヴハービー・ハンコックピアノベースブッチ・ウォーレンドラムレックス・ハンフリーズが,ドナルド・バードトランペットに合わせるではなくゴスペル聖歌隊による“スピリチュアル”なヴォイスに音を重ねている。

A NEW PERSPECTIVE-2 いつの時代も音楽の中心には「声」があった。“秀才”デューク・ピアソンと“天才”ハービー・ハンコックの考える「声」=ホーン・セクションが『ア・ニュー・パースペクティヴ』なのである。

 『ア・ニュー・パースペクティヴ』のリリースまでブルーノートにはヴォーカリストがいなかった。しかしそれまで多数のホーン奏者がヴォーカリスト代わりを務めていたのである。
 ついに到来した肉声という楽器のストレートな時代が『ア・ニュー・パースペクティヴ』で幕を開けた! ハービー・ハンコックの才能が爆発するヴォコーダーの原点が『ア・ニュー・パースペクティヴ』にある!

  01. ELIJAH
  02. BEAST OF BURDEN
  03. CRISTO REDENTOR
  04. THE BLACK DISCIPLE
  05. CHANT

(ブルーノート/BLUE NOTE 1964年発売/TOCJ-6647)
(ライナーノーツ/ナット・ヘントフ,佐藤英輔)

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ドナルド・バード / ロイヤル・フラッシュ4

ROYAL FLUSH-1 『ROYAL FLUSH』(以下『ロイヤル・フラッシュ』)のジャケット写真で“ほくそ笑む”ドナルド・バードが引き当てた最後のカードはピアニストハービー・ハンコック

 前任者のデューク・ピアソンは“秀才”であった。デューク・ピアソンのハイセンスこそがドナルド・バードの黄金ハード・バップを作り上げた原動力。
 な・の・に・ハービー・ハンコックが1人加入しただけで,ドナルド・バードペッパー・アダムスクインテットの演奏がまるで違う。

 ハービー・ハンコックピアノでバッキングを付けるだけで,サウンドが一気に理知的でモードがかっていく。ハービー・ハンコックの和声の使い方,間合い,ハーモニックセンスはものが違う。
 ドナルド・バードが『ロイヤル・フラッシュ』を完成させるための最後の1枚が“天才”ハービー・ハンコックだったのだ。

 ハービー・ハンコックの上品で黒いピアノ・タッチが繊細に響く。ドナルド・バードペッパー・アダムスのバックでモダンなハーモニーを加えるハービー・ハンコックモードピアノが『ロイヤル・フラッシュ』に対する全体の印象を決定付けている。

 例えば【JORFIE’S】のイントロでミステリアスなテイストを醸し出すジャズ・ピアノには,後年,マイルス・デイビスのグループで発揮するミステリアスな響きの萌芽がすでに認められる。
 この細やかながらピリッと演奏を締める小技を効かせることが出来るハービー・ハンコックのハーモニックセンスこそが,ファンキー・テイストからの脱却を考えていたドナルド・バードペッパー・アダムスが求めていた新しい感覚なのだろう。

 ただし,個人的に『ロイヤル・フラッシュ』は,ドナルド・バードペッパー・アダムスデューク・ピアソン・ラインの名盤群よりも落ちる。

 理由としてはハービー・ハンコックは,すでに「新主流派」的な響きを奏でているのだが,そのハービー・ハンコックピアノに乗るトランぺッターフレディ・ハバードだと「すり込まれて」しまっている。

 元を正せばドナルド・バードフレディ・ハバードも「ポスト・クリフォード・ブラウン」と騒がれたトランぺッター
 系統としては似ているのだろうが,どうにもフレディ・ハバードの“超絶”と比較するとドナルド・バードは分が悪い。だからハービー・ハンコックピアノに乗ったドナルド・バードは分が悪い。

ROYAL FLUSH-2 ハービー・ハンコックの目線で語ろうにも『ロイヤル・フラッシュ』は,ハービー・ハンコックブルーノートの初レコーディング。これからザックザクと名盤が誕生するわけでして…。

 管理人の結論。『ロイヤル・フラッシュ批評

 『ロイヤル・フラッシュ』は「驚異の新人」「早熟の天才」としてのハービー・ハンコックに驚愕するためのアルバムである。

 いいや,驚くのはまだ早い。ドナルド・バードペッパー・アダムスハービー・ハンコック・ラインにデューク・ピアソンがコンポーザー兼アレンジャーとして復帰した『A NEW PERSPECTIVE』で「腰を抜かすための」予習作なのである。

  01. HUSH
  02. I'M A FOOL TO WANT YOU
  03. JORGIE'S
  04. SHANGRI-LA
  05. 6 M'S
  06. REQUIEM

(ブルーノート/BLUE NOTE 1961年発売/TOCJ-4101)
(ライナーノーツ/レナード・フェザー,上田篤,ボブ・ベルデン)

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ドナルド・バード / ザ・キャット・ウォーク5

THE CAT WALK-1 ドナルド・バードペッパー・アダムスデューク・ピアソン・ラインによる「リリカル・ファンキー路線」の集大成『THE CAT WALK』(以下『ザ・キャット・ウォーク』)が最高である。

 黒いファンキーではない,洗練されたファンキーだと分かっていても,それでもノッテしまうし,ノセられてしまう。ドナルド・バードデューク・ピアソンの共通する資質が気持ちよく融合し,味わい深さが増している。
 その意味でドナルド・バードを代表するファンキー・ジャズの1枚は『フュエゴ』ではなく『ザ・キャット・ウォーク』の方である。

 そう。知的な雰囲気にノセられてしまう,という「矛盾」を解決してくれるのが,フィリー・ジョー・ジョーンズドラミングレックス・ハンフリーズのPOP感覚なドラミングも,ハード・バップではなくファンキーでもない『フュエゴ』にはよく合っている。
 ただし『ザ・キャット・ウォーク』のレベルにまで,ファンキー・ジャズが洗練されてしまった今,フィリー・ジョー・ジョーンズの“豪快な太鼓の鳴り”にトドメを刺されてしまう。

 実はドナルド・バードを(デューク・ピアソンを)聴き続けていると,本当に素晴らしい曲ばかりだし,曲の質の高さに魅了されてしまって,ジャズとは言えど,音楽の楽しみはメロディーにあると思い込んでしまうのだけど『ザ・キャット・ウォーク』を聴き終わる度に「ジャズの醍醐味はリズムにある」ことを毎回思い知らされる…。

 別に管理人はフィリー・ジョー・ジョーンズの大ファンではないのだけれど『ザ・キャット・ウォーク』におけるフィリー・ジョー・ジョーンズドラミングだけは大絶賛。
 ドナルド・バードペッパー・アダムスデューク・ピアソンの絶品フロントを「つまみ喰い」しながら,曲想の端々を縦横無尽に駆け巡る〜。

 チャーミングな楽曲,耳に心地よいアレンジ,まとまりの良いソロ…。綺麗にまとめ上げられたドナルド・バードペッパー・アダムスデューク・ピアソンの専売特許を“豪快な太鼓の鳴り”一発で凌駕するとてつもない原始的なエネルギーの動きを感じ取る。個人の本能的センスが秀才的予定調和の世界を打ち破った瞬間の痛快さで満ちている。

ザ・キャット・ウォーク』のハイライトは,ファンキー・ジャズ史上稀に見る,デューク・ピアソンフィリー・ジョー・ジョーンズによる「知性と本能の対比」にある。

THE CAT WALK-2 基本大大好きなドナルド・バードペッパー・アダムスデューク・ピアソン・ラインだけがアレンジできる楽しさ満点のテーマに魅了された瞬間,スネア一発で土台が揺り動かされるほどの“ダイナミズム”ファンキー

 ドナルド・バードミュートを吹けば吹くほど,ペッパー・アダムスバリトンサックスらしからぬ,流ちょうなテーマを奏でれば奏でるほど,デューク・ピアソンが鍵盤で8小節に区切って,曲全体をまとめればまとめ上げるほど,フィリー・ジョー・ジョーンズドラムがまるで躍動する生き物のように呼吸し,囁き,叫んでいるように聴こえてしまう。

 結果,一周回ってドナルド・バードトランペットに「叙情性」が加えられて聴こえてしまう。(以前ならこう呼ぶのに抵抗があったはずなのに)ドナルド・バードこそがファンキー・ジャズだ,と叫んでしまいたくなる。管理人の愛聴盤の1枚である。

  01. SAY YOU'RE MINE
  02. DUKE'S MIXTURE
  03. EACH TIME I THINK OF YOU
  04. THE CAT WALK
  05. CUTE
  06. HELLO BRIGHT SUNFLOWER

(ブルーノート/BLUE NOTE 1962年発売/TOCJ-7128)
(ライナーノーツ/ナット・ヘントフ,岡崎正通)

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ドナルド・バード / コンプリート・ハーフノートのドナルド・バード VOL.24

AT THE HALF NOTE CAFE VOLUME 2-1 『AT THE HALF NOTE CAFE VOLUME 1批評でも書いたが『AT THE HALF NOTE CAFE VOLUME 2』(以下『コンプリート・ハーフノートのドナルド・バード VOL.2』)の主役は,ドナルド・バードトランペットではなく,ペッパー・アダムスバリトンサックスでもなく,デューク・ピアソンの“ファンキーな”ピアノで間違いない。

 そう。アート・ブレイキーの傍らにベニー・ゴルソンがいたように,ドナルド・バードの傍らにはデューク・ピアソンがいた。
 ドナルド・バードトランペットに絡むペッパー・アダムスバリトンサックスの相性の良さは「鉄板」なのだが,そんな「鉄板」を超えるドナルド・バードデューク・ピアソンの「新定番」が確立されたのが『コンプリート・ハーフノートのドナルド・バード VOL.1』と『コンプリート・ハーフノートのドナルド・バード VOL.2』での2枚のライブ盤なのである。

 『コンプリート・ハーフノートのドナルド・バード VOL.1』と『コンプリート・ハーフノートのドナルド・バード VOL.2』の2枚の違いについて書くとすれば,ライブ前半の1枚目はデューク・ピアソン1人が目立っているが,ライブ後半の2枚目に入ると,ドナルド・バードペッパー・アダムスデューク・ピアソンという感じに3人のコンビネーションが決まってきている。

 1枚目が「デューク・ピアソンファンキー・ジャズ」ならば,2枚目は「ドナルド・バードペッパー・アダムスの双頭コンボのファンキー・ジャズ」。ステージが進むにつれて演奏も会場も盛り上がっていく。
 「知性」と「ファンキー」。「可憐」と「野生味」がデューク・ピアソン一流の“黄金比”でブレンドされている。

 『コンプリート・ハーフノートのドナルド・バード VOL.1』と『コンプリート・ハーフノートのドナルド・バード VOL.2』の2枚で“天下を取った”三人組「ドナルド・バードペッパー・アダムスフィーチャリングデューク・ピアソン」の時代は短い。
 続く『THE CAT WALK』を最後にドナルド・バードの(右腕がペッパー・アダムスであるのなら)左腕であるデューク・ピアソンとの蜜月コラボレーションが突然終了。

 後日,この契約解消はドナルド・バード側の意向と知って更に驚いた。ドナルド・バードも『コンプリート・ハーフノートのドナルド・バード VOL.1』と『コンプリート・ハーフノートのドナルド・バード VOL.2』の2枚を繰り返し聴いて,デューク・ピアソンの真価をもっと評価できたらよかったのにぃ。

 ただし競合相手がハービー・ハンコックだったのだからデューク・ピアソンに勝ち目はなかった。デューク・ピアソンの真価はドナルド・バード以上にアルフレッド・ライオンが高く高く評価しております。

AT THE HALF NOTE CAFE VOLUME 2-2 管理人の結論。『コンプリート・ハーフノートのドナルド・バード VOL.2批評

 デューク・ピアソンが,ドナルド・バードペッパー・アダムスの個性を引き出し描いた相反スケッチ。メンバー全員が突進することなく,それでいて芯があり,演奏にまとまりが感じられる。
 そう。ドナルド・バードの傍らにはデューク・ピアソンがいたのである。

 ライブ盤なのにスタジオ盤のような完璧な演奏に仕上がっている。
 この点をドナルド・バードの資質として素晴らしいと感じるか? ライブ盤っぽくないと残念だと感じるか?で『コンプリート・ハーフノートのドナルド・バード VOL.2』の評価は二分されるように思う。

  01. JEANNINE
  02. PURE D. FUNK
  03. KIMYAS
  04. WHEN SUNNY GETS BLUE
  05. BETWEEN THE DEVIL AND THE DEEP BLUE SEA
  06. THEME FROM MR. LUCKY

(ブルーノート/BLUE NOTE 1960年発売/TOCJ-7109)
(ライナーノーツ/レナード・フェザー,岡崎正通)

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ドナルド・バード / コンプリート・ハーフノートのドナルド・バード VOL.14

AT THE HALF NOTE CAFE VOLUME 1-1 本来ならば『AT THE HALF NOTE CAFE VOLUME 1』(以下『コンプリート・ハーフノートのドナルド・バード VOL.1』)は(契約上の問題で)ドナルド・バードソロ名義ではなくペッパー・アダムスソロ名義になったはずのアルバムなのだから,ドナルド・バードの傍らにはペッパー・アダムスがいた,と書くべきであろう。

 しかし『コンプリート・ハーフノートのドナルド・バード VOL.1』のサウンド・メイキングを聴く限り『コンプリート・ハーフノートのドナルド・バード VOL.1』の主役は,ドナルド・バードトランペットではなく,ペッパー・アダムスバリトンサックスでもなく,デューク・ピアソンの“ファンキーな”ピアノで間違いない。

 そう。アート・ブレイキーの傍らにベニー・ゴルソンがいたように,ドナルド・バードの傍らにはデューク・ピアソンがいた。
 ドナルド・バードトランペットに絡むペッパー・アダムスバリトンサックスの相性の良さは「鉄板」なのだが,そんな「鉄板」を超えるドナルド・バードデューク・ピアソンの「新定番」が確立されたのが『コンプリート・ハーフノートのドナルド・バード VOL.1』と『コンプリート・ハーフノートのドナルド・バード VOL.2』での2枚のライブ盤なのである。

 長年連れ添ってきたドナルド・バードペッパー・アダムスの双頭コンボの蜜月関係に,デューク・ピアソンが初めて割って入ったのが『FUEGO』であったが,この時点でのデューク・ピアソンはまだ駆け出しのサイドメン。

 『FUEGO』『BYRD IN FLIGHT』でベニー・ゴルソン的な役割を果たしてきたデューク・ピアソンが,ついに『コンプリート・ハーフノートのドナルド・バード VOL.1』では,自ら先頭に立って「デューク・ピアソンファンキー・ジャズ」を謳歌している。
 バップ・ラインに捉われない多様なサウンド・メイキングがノリに乗っていく。

 ズバリ『コンプリート・ハーフノートのドナルド・バード VOL.1』におけるドナルド・バードペッパー・アダムスの存在価値とは,デューク・ピアソンの「持ち駒」であろう。
 デューク・ピアソンの指揮棒通りに演じられる,ドナルド・バードペッパー・アダムスのバトルとユニゾンとの塩梅が絶妙であって,結果,ゴリゴリしていない,都会的なファンキー・ジャズ=「デューク・ピアソンファンキー・ジャズ」が完成している。
 「知性」と「ファンキー」。「可憐」と「野生味」がデューク・ピアソン一流の“黄金比”でブレンドされている。

AT THE HALF NOTE CAFE VOLUME 1-2 管理人の結論。『コンプリート・ハーフノートのドナルド・バード VOL.1批評

 デューク・ピアソンが,ドナルド・バードペッパー・アダムスの個性を引き出し描いた相反スケッチ。メンバー全員が突進することなく,それでいて芯があり,演奏にまとまりが感じられる。
 そう。ドナルド・バードの傍らにはデューク・ピアソンがいたのである。

 ライブ盤なのにスタジオ盤のような完璧な演奏に仕上がっている。
 この点をドナルド・バードの資質として素晴らしいと感じるか? ライブ盤っぽくないと残念だと感じるか?で『コンプリート・ハーフノートのドナルド・バード VOL.1』の評価は二分されるように思う。

  01. INTRODUCTION BY RUTH MASON LION
  02. MY GIRL SHIRL
  03. SOULFUL KIDDY
  04. A PORTRAIT OF JENNIE
  05. CECILE
  06. THEME: PURE D. FUNK
  07. CHILD'S PLAY
  08. CHANT

(ブルーノート/BLUE NOTE 1960年発売/TOCJ-7108)
(ライナーノーツ/レナード・フェザー,岡崎正通)

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ドナルド・バード / バード・イン・フライト5

BYRD IN FLIGHT-1 『BYRD IN FLIGHT』(以下『バード・イン・フライト』)は,ジャズを聴き始めた頃から,ドナルド・バードを聴き始めた頃からずっと好きだった。

 『バード・イン・フライト』のメンバーは,トランペットドナルド・バードテナーサックスハンク・モブレーアルトサックスジャッキー・マクリーンピアノデューク・ピアソンベースタグ・ワトキンスレジー・ワークマンドラムレックス・ハンフリーズである。悪かろうはずがない。

 「ブルーノートの助さん&格さん」ハンク・モブレージャッキー・マクリーンの色彩豊かなコントラスト。どちらが上でも下でもない。どちらを取っても,サイドに回った時に実力以上の名演を残す「B級の顔」らしい,最高に素晴らしい演奏である。
 オーソドックスなクインテットというのも悪くはないが,惜しむべきはなぜ3管で来なかったのだろう?

 『バード・イン・フライト』の全6トラックは【GHANA】【LITTLE BOY BLUE】【GATE CITY】【LEX】【“BO”】【MY GIRL SHIRL】の佳曲揃い。悪かろうはずがない。

 アフリカと見せかけておいて実はアフロキューバンな【GHANA】の疾走感が最高である。ブルーノートの名曲群の中に必らず名前が挙げられる【MY GIRL SHIRL】のおフランス的なアンニュイな雰囲気が最高である。

 そう。『バード・イン・フライト』は,全ブルーノート好きが選ぶ,そして全ハード・バップ好きが選ぶ,そして全モダン・ジャズ・マニアが選んだ名盤である。管理人の昔からの愛聴盤である。

 しか〜し,管理人が『バード・イン・フライト』を,本気でここまで好きになったのは近年のことである。この好きの感情は別の次元からやってきた。山中千尋である。

 そう。山中千尋ドナルド・バードの「裏名盤」として『バード・イン・フライト』を挙げていたのだ。
 恥ずかしながら管理人には,実はこんな経験がたくさんあって,今回も自分の気になるジャズメンがいいと言うから好きになるパターン。

 今回は山中千尋の発言を取り上げたのだから,ライバルである上原ひろみの発言を例に説明しよう。
 過去に上原ひろみが「私の選ぶ10枚」だったか何かで,管理人の“フェイバリットキース・ジャレットの『スタンダーズ・イン・ノルウェイ』を挙げていた。

BYRD IN FLIGHT-2 管理人はその事実に凄く驚いた。世評における『スタンダーズ・イン・ノルウェイ』の評価はキース・ジャレットトリオの『??』の出涸らし。無論,キース・ジャレットの場合は出涸らしであっても超ド級の一級品に違いはないが,やはりキース・ジャレットの他のアルバムと比較したらワンランク落ちると管理人も思っていた。

 そうして改めて聴いた『スタンダーズ・イン・ノルウェイ』! 上原ひろみよ,あなたは何故にそんなにジャズのことが分かっているのか! 抜群にいいではないか!
 そうして改めて聴いた『バード・イン・フライト』! 山中千尋よ,あなたは何故にそんなにジャズのことが分かっているのか! 抜群にいいではないか!

 だ・か・ら『バード・イン・フライト』が以前よりもっと好きになった! ドナルド・バードが以前よりずっと好きになった! 山中千尋ももっとずっと好きになった!

 ズバリ,山中千尋が教えてくれた『バード・イン・フライト』こそがドナルド・バードの「裏名盤」である。

  01. GHANA
  02. LITTLE BOY BLUE
  03. GATE CITY
  04. LEX
  05. "BO"
  06. MY GIRL SHIRL

(ブルーノート/BLUE NOTE 1960年発売/TOCJ-4048)
(ライナーノーツ/ナット・ヘントフ,原田和典,大西米寛)

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ドナルド・バード / フュエゴ5

FUEGO-1 ドナルド・バードの代表作にしてファンキー・ジャズ屈指の名盤と讃えられる『FUEGO』(以下『フュエゴ』)。

 『フュエゴ』の高評価に異論はない。ただし,管理人が評価する『フュエゴ』とは“踊れるハード・バップ”であり“POPなハード・バップ”としての『フュエゴ』である。
 ズバリ,ドナルド・バードファンキー・ジャズとは,アート・ブレイキーホレス・シルヴァーキャノンボール・アダレイからイメージする一般的なファンキー・ジャズとは一線を画している。

 例えば,アート・ブレイキーの【MOANIN’】。ホレス・シルヴァーの【SONG FOR MY FATHER】。キャノンボール・アダレイの【MERCY,MERCY,MERCY】。これらは躊躇せずに踊れる,と言うか本質として乗れる。

 一方,ドナルド・バードの場合はファンキーと言ってもまだまだ品の良さが漂う。
 『フュエゴ』の本質とはドナルド・バードの素朴で歌心のある演奏に,ブルーノート独特の“黒っぽい”サウンドエンジニアリングが相乗して合成されたファンキー・ジャズである。

 ズバリ『フュエゴ』の音楽監督はデューク・ピアソンである。デューク・ピアソンのゴスペル・ピアノが,デューク・ピアソンの“COOL”なソロ名義とは聞き違えるほどに乗っている。
 デューク・ピアソンの“HOTな”ピアノが『フュエゴ』を“踊れるハード・バップ”へと強烈に押し上げている。

 加えて,この流れで書いておかねばならないのは『フュエゴ』の主役は,ドナルド・バードトランペットではなくジャッキー・マクリーンアルトサックスである。
 マイナー・トーンを吹かせたら無双の強さを発揮するジャッキー・マクリーンが『フュエゴ』のアーシーな雰囲気に一役買っている。饒舌さはない。シンプルなロングトーンを多様した何とも情緒的なアルトサックスが延々と鳴り続ける。

 そんなジャッキー・マクリーンに脇役ユニゾンをとらせたテーマだけがドナルド・バードの出番である。ドナルド・バードの力強くもとっつきやすいトランペットがなかなかのもので,確かにドナルド・バードトランペットソロを聴いて「これぞ,ファンキー・ジャズの王道」と誤って思い込んでしまうマニアの気持ちも理解できる。

FUEGO-2 『フュエゴ』の全6曲のメロディー・ラインは耳に残るものばかり。キャッチーで覚えやすいテーマばかり。自然と口ずさめるのはホレス・シルヴァーベニー・ゴルソンの作曲したハーモニー・ラインに乗っている。

 ただし,ドナルド・バードの場合,この全てが天性のノリではなく計算されたノリで出来上がっている。一般的なファンキー・ジャズとの「アザトサのチラミセ」が,ハード・バップでもなくファンキーでもない“孤高の”ファンキー・ジャズたらしめる魅力なのである。

 もしかしたら『フュエゴ』というアルバムは,頭脳明晰なドナルド・バードが,当時のジャズ界の革新であったモードの楽譜を見つめながら,ああではない,こうではない,と演奏したのでは?

 管理人的には『フュエゴ』=ドナルド・バードファンキー・ジャズとして語られる風潮には反対ではありますが,まぁ,正直『フュエゴ』が,ハード・バップであろうとファンキー・ジャズであろうと,別にどっちでもいいんです。

 大切なのは『フュエゴ』を読者の皆さんにも聴くていただきたい,ということ。絶対にジャズが好きになりますよっ。

  01. FUEGO
  02. BUP A LOUP
  03. FUNKY MAMA
  04. LOW LIFE
  05. LAMENT
  06. AMEN

(ブルーノート/BLUE NOTE 1960年発売/TOCJ-7017)
(ライナーノーツ/レナード・フェザー,原田和典)

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ドナルド・バード / バード・イン・ハンド5

BYRD IN HAND-1 “最高傑作”『オフ・トゥ・ザ・レイシス』を軸として,一層細かな音楽表現を意識したハード・バップの名盤。それが『BYRD IN HAND』(以下『バード・イン・ハンド』)である。
 『バード・イン・ハンド』の“落ち着き払った”アレンジは,どことなく同じ3管フロント,アート・ファーマーベニー・ゴルソンカーティス・フラーによる「ジャズテット」をイメージしてしまう。

 ドナルド・バードは『バード・イン・ハンド』で,他とは一線を画す“知的なハード・バップ”を訴求していた。美メロと物悲しい音色の絶妙の組み合わせ1。すなわち3管フロントの再編となるテナーサックスの導入である。

 ドナルド・バードの音楽を聴くと,すぐに感じる丁寧に計算されたアンサンブルの妙。管楽器の中で一番高音域のトランペットと木管楽器の中で一番低音域のバリトンサックス。その中間のサックスアルトなのか? それともテナーなのか?

 基本的にはドナルド・バードが『バード・イン・ハンド』で下した選択は正しいと思う。3管フロントが最も輝くのはトランペットバリトンアルトではなくテナーの方だろう。
 チャーリー・ラウズテナーサックスが素晴らしい。マイナー調の曲想とチャーリー・ラウズの老練でダークな持ち味がズバリ。ペッパー・アダムスとの迫力あるユニゾンがきれいにまとめ上げられている。

 しかし“まろやかな渋みのトランペッタードナルド・バードの場合は「アルト OR テナー」の選択ではなく「ジャッキー・マクリーン OR チャーリー・ラウズ」の選択である。
 『オフ・トゥ・ザ・レイシス』の3管と『バード・イン・ハンド』の3管を聴き比べると,ドナルド・バードと相性がいいのはアルトサックスジャッキー・マクリーンの方であろう。

BYRD IN HAND-2 気合い一発系ながらも朴訥なジャッキー・マクリーンアルトサックスドナルド・バードの憂いを湛えたまろやかなトランペットの音色が寄り添うことで,全体の厚みを保ちながら物悲しさを滲ませるという相乗効果を発揮することにつながっている。
 『オフ・トゥ・ザ・レイシス』がジャッキー・マクリーンだし『フュエゴ』もジャッキー・マクリーンだし…。

 おおっと誤解のありませんように! 『バード・イン・ハンド』を『オフ・トゥ・ザ・レイシス』より劣るトーンで,チャーリー・ラウズジャッキー・マクリーンより劣るトーンで書いているが,10回中1回は『オフ・トゥ・ザ・レイシス』よりも『バード・イン・ハンド』が素晴らしい,と思う夜が来る!

 キレイ目ハード・バップの代表的な名盤として『バード・イン・ハンド』をお忘れなく…。

  01. WITCHCRAFT
  02. HERE AM I
  03. DEVIL WHIP
  04. BRONZE DANCE
  05. CLARION CALLS
  06. THE INJUNS

(ブルーノート/BLUE NOTE 1959年発売/TOCJ-9099)
(紙ジャケット仕様)
(ライナーノーツ/アイラ・ギトラー,小川隆夫)

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ドナルド・バード / オフ・トゥ・ザ・レイシス5

OFF TO THE RACES-1 『OFF TO THE RACES』(以下『オフ・トゥ・ザ・レイシス』)こそが,ドナルド・バードの“最高傑作”である。

 ブルーノートには1500番台でのサイドメンも含めてドナルド・バード名演が数多く残されている。セールス的には後年のファンキー路線の方が成功を収めている。
 でも,それでも,管理人にとってドナルド・バードと来れば,問答無用で『オフ・トゥ・ザ・レイシス』なのだ。とにかくカッコ良い。このカッコ良さは「花形」トランペッターとして活動することを許された,わずか数人だけが醸し出すことのできる“味”なのである。

 そんなジャズ・トランペット特有のカッコ良さがギッシリと詰め込まれているアルバムはブルーノートのコレクションを見渡しても,いいや,ハード・バップの歴史的名演を見回しても『オフ・トゥ・ザ・レイシス』以外には見つからない。

 『オフ・トゥ・ザ・レイシス』は,アルトサックスジャッキー・マクリーンバリトンサックスペッパー・アダムスと組んだ3管フロントによる直球ハード・バップ。
 ことに3管,しかもバリトンサックスと来れば“コテコテの分厚いアンサンブル”をイメージするのだが『オフ・トゥ・ザ・レイシス』にはそれがない。3管なのに暑苦しさのかけらもない。
 ホッとできると言うか,小難しいところなんて皆無だし,軽やかにサクサクとアンサンブルが突き進んでいく。

 ズバリ,この独特なアンサンブルこそが“ジャズ・トランペッタードナルド・バード“特有の味”!
 例えば,同じクリフォード・ブラウン直系のリー・モーガンフレディ・ハバードであれば,熱くなると天井知らずのエモーションというか,トランペッターの本能ともいうべき強烈なエゴイズムを感じずにはいられないのだが,ドナルド・バードの場合は,どんなに熱く盛り上がろうとも,常に全体をクールに見つめている。
 まるでマイルス・デイビスのように…。あたかもウェイン・ショーターのように…。

 そう。ハイノートをビシビシとヒットさせるではなく,中音域を中心に組み立てられたメロディアスなフレーズが「金管」トランペットから連発する。
 感情表現だけではない“カラフルな展開と仕掛け”にこそ,ドナルド・バードの唯一無二の個性を強く感じてしまう。

 1曲目の【LOVER COME BACK TO ME】と2曲目の【WHEN YOUR LOVER HAS GONE】も相当に良い。
 しかし『オフ・トゥ・ザ・レイシス』のハイライトは3曲目の【SUDWEST FUNK】である。特に1分8秒からのハイ上がり! そこからさらにハイ上がる6分22秒からのハーモニーこそが,モダン・ジャズ史上「指折り」の“燃え&萌え”! このアンサンブル,カッコヨスギ!

 管理人は『オフ・トゥ・ザ・レイシス』は3曲目から聴き始める。憂鬱な気分も1曲聴き終える頃には吹き飛んでしまっている。
 CD時代には,3曲目から聴き始めてそのまま6曲目までで聴き終えるのが常だった。しかしリッピングを行なうようになってからは1曲目と2曲目も聴くようになった。
 それまでほとんど聴いてこなかったから急速調の【LOVER COME BACK TO ME】と美しい音色のバラードWHEN YOUR LOVER HAS GONE】がめちゃめちゃ楽しい。
 この個人的な不思議体験が『オフ・トゥ・ザ・レイシス』を「1粒で2度おいしい」“特別な1枚”へと押し上げてくれる。

OFF TO THE RACES-2 管理人の結論。『オフ・トゥ・ザ・レイシス批評

 『オフ・トゥ・ザ・レイシス』は絶対名盤である。【SUDWEST FUNK】は絶対名曲である。
 ドナルド・バードを「しゃぶり尽くしたいのなら」そしてジャズ・トランペットに「酔いしれたいのなら」『オフ・トゥ・ザ・レイシス』で決まりである。

 『オフ・トゥ・ザ・レイシス』の真骨頂を味わいたいのなら【SUDWEST FUNK】からアルバム全体を聴き始めることをお奨めする。
 「ジャズ批評家」セラビーの名とプライドをかけて,絶対に満足することをここに保証する。

  01. LOVER COME BACK TO ME
  02. WHEN YOUR LOVER HAS GONE
  03. SUDWEST FUNK
  04. PAUL'S PAL
  05. OFF TO THE RACES
  06. DOWN TEMPO

(ブルーノート/BLUE NOTE 1959年発売/TOCJ-6465)
(ライナーノーツ/ジョー・ゴールドバーグ,高井信成)

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