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カテゴリ: CD批評:サ:佐山 雅弘,MASAHIRO SAYAMA TRIO (M'S)

 「日本のキース・ジャレット・トリオ」として「小粋にジャズ・スタンダードを演奏してきた」マサちゃんズの5枚目『SKETCH OF SEASON』(以下『スケッチ・オブ・シーズン』)が,何やら騒がしい。異変である。  『スケッチ・オブ・シーズン』のマサち ...

 マサちゃんズのライブ盤が出ると聞いて,いてもたってもいられずに,HMVでフラゲして買った『WE GOT RHYTHM M’s LIVE AT MUZA』(以下『ウィ・ガット・リズム マサちゃんズ・ライヴ・アット・ミューザ』)。  マサちゃんズの“王道す ...

 ピアノの佐山雅弘,ベースの小井政都志,ドラムの大坂昌彦による佐山雅弘トリオ=通称“マサちゃんズ”の演奏するジャズ・スタンダードには,若輩者には弾くことのできない,オヤジならではのコクとか深みとか渋みとかが,年季を感じさせる,王道スタンダードであった。 ...

 『HYMN FOR NOBODY』の佐山雅弘は「PRISM」と「PONTA BOX」でキーボードを弾いていた佐山雅弘ではない。  ズバリ『HYMN FOR NOBODY』における佐山雅弘は,ジャズ/フュージョンの境界を越えた“引き出しの広いジャズ・ピ ...

『FLOATIN’ TIME』の11曲目は【SETEMBRO】(以下【セテンブロ(ブラジリアン・ウェディング・ソング)】)。  マサちゃんズを知る前は,佐山雅弘というと「ストイックで天才肌」の生粋のジャズ・ピアノのイメージを持っていた。  そんな生真面目 ...

『FLOATIN’ TIME』の8曲目は【TAKE FIVE A−TRAINS】(以下【テイク・ファイヴ・Aトレインズ<テイク・ファイヴ/A列車で行こう>】)。  【テイク・ファイヴ・Aトレインズ<テイク・ファイヴ/A列車で行こう>】は,フィーチャリング ...

『FLOATIN’ TIME』の3曲目は【JOY SPRING】(以下【ジョイ・スプリング】)。  変則調の【ジョイ・スプリング】はトランペットに対するピアノの「弱さではなく強さ」を十分に感じさせる演奏である。   佐山雅弘のピアノの音階の広さを生かした高 ...

『FLOATIN’ TIME』の2曲目は【FLOATIN’ TIME】(以下【フローティン・タイム】)。  【フローティン・タイム】の美しさに一発で魅せられた。佐山雅弘のピアノが「王道」を演奏している。  【フローティン・タイム】こそが,新しく誕生したジャ ...

『FLOATIN’ TIME』の1曲目は【CLEOPATRA’S DREAM/ANTONY’S SCREAM】(以下【クレオパトラの夢/アントニーの叫び】)。  注目は37秒間のイントロ部分である。【クレオパトラの夢】のフレーズは一音も弾いていないのに, ...

 ピアノの佐山雅弘,ベースの小井政都志,ドラムの大坂昌彦による佐山雅弘トリオ=通称“マサちゃんズ”。  3人ともファーストネームに“マサ”がつくところからきた“マサちゃんズ”(マサちゃんズには,これまた略称があって“M’s”表記とはややこしい)であるが,ズ ...

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