アドリブログ 〜JAZZ/FUSION批評〜

ジャズ/フュージョン批評ブログ ALBUM REVIEW, TRACK REVIEW and more

CD批評:エディ・ヒギンズ

エディ・ヒギンズ・トリオ / 美しすぎるあなた4

YOU ARE TOO BEAUTIFUL-1 マイルス・デイビスの『COOKIN’』『WORKIN’』『RELAXIN’』『STEAMIN’』に対応するのがエディ・ヒギンズの『A FINE ROMANCE』『A LOVELY WAY TO SPEND AN EVENING』『SECRET LOVE』『YOU ARE TOO BEAUTIFUL』(以下『美しすぎるあなた』)。
 そう。「ロマンス4部作」とはマイルス・デイビス「マラソン・セッション4部作」のエディ・ヒギンズ版である。

 ただしこのような「4部作」企画が通るのもエディ・ヒギンズだからである。なぜならマイルス・デイビスの「マラソン・セッション4部作」の4枚はその全てが名盤だからである。
 “名盤量産請負人”のエディ・ヒギンズだからこそ許された「ロマンス4部作」。

 (そしてこちらが没テイク)。ビル・エヴァンスの『PORTRAIT IN JAZZ』『WALTZ FOR DEBBY』『EXPLORATIONS』『SUNDAY AT THE VILLAGE VANGUARD』に対応するのがエディ・ヒギンズの『A FINE ROMANCE』『A LOVELY WAY TO SPEND AN EVENING』『SECRET LOVE』『YOU ARE TOO BEAUTIFUL』(以下『美しすぎるあなた』)。
 そう。「ロマンス4部作」とはビル・エヴァンスリバーサイド4部作」のエディ・ヒギンズ版である。

 上記の2案で管理人がエディ・ヒギンズが同じピアニストビル・エヴァンスではなくマイルス・デイビスを選んだのは「ロマンス4部作」のレコーディング時間である。
 マイルス・デイビスの「マラソン・セッション4部作」は1956年5月11日と10月26日の都合二日間で25曲。そのほとんどがワンテイクだった。そしてエディ・ヒギンズの「ロマンス4部作」の場合はマイルス・デイビスの2倍=4日間で50曲。
 ねっ,エヴァンスではなくマイルスに近いでしょ?

 それにしても『美しすぎるあなた』は『秘密の恋』の数倍いい。選曲も有名曲ばかりだしアレンジもこれしかない感じでキッチリと決まっている。
 これって「ロマンス4部作」の最後の最後まで名演を“お取り置き”していた感じ? …って『素敵なロマンス』と『恋に過ごせし宵』は1回も聴いたことがないのだけれど…。

YOU ARE TOO BEAUTIFUL-2 最後に名盤に出会えてよかった。好きなジャズメンの後味が悪くなるのは嫌なので『美しすぎるあなた』を「エディ・ヒギンズの最後」にしたいと思います。今のところですが…。

 最後の最後にプチ情報。エディ・ヒギンズという偉大なジャズメンは,一度録音した曲は二度と録音しない主義のお方です。演奏のクオリティは安定していますので(余りこういうのは好きではないのですが)自分の好きな曲が収録されているかどうかの基準でアルバムを選んでも大丈夫です。
 聴かないのがダメ絶対。騙されたと思って,是非,エディ・ヒギンズを1枚は聴いてみてください。

 「一家に1枚」はエディ・ヒギンズなのですぞ〜。

  01. A Nightingale Sang In Barkeley Square
  02. All The Things You Are
  03. Lover Man
  04. Like Someone In Love
  05. Histria de Una Amour
  06. Anything Goes
  07. In A Sentimental Mood
  08. In The Still Of The Night
  09. Georgia On My Mind
  10. Blue Bossa
  11. You Are Too Beautiful
  12. I'll Be Seeing You

(ヴィーナス/VENUS 2007年発売/TKCV-35413)
(ライナーノーツ/皸羶成)

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エディ・ヒギンズ・トリオ / 秘密の恋4

SECRET LOVE-1 2002年リリースの『DEAR OLD STOCKHOLM』以来なので,5年振りにエディ・ヒギンズCDを買ってしまった。( ← ウソです。本当はその1年後ぐらいに2割引きになった頃に買いました )。

 一度は「エディ・ヒギンズは過去作だけで十分だな」なあんて思っていたはずなのに「ロマンス4部作」の触れ込みには我慢できず,やっぱり新緑を買ってしまった。

 手に取ったのは「ロマンス4部作」の3作目『SECRET LOVE』(以下『秘密の恋』)。1作目の『素敵なロマンス』ではなく2作目の『恋に過ごせし宵』でもなく『秘密の恋』を選択した理由は単純に【ラウンド・ミッドナイト】を聴いてみたい一心であった。
 ロマンスとは対極にある【ラウンド・ミッドナイト】がロマンスする演奏ってどんなものか? 読者の皆さんも怖いもの見たさで?ちょっと惹かれてしまいませんか?

 思うにエディ・ヒギンズという“ジャズ・ピアニスト”はいつだって【ロマンティックが止まらない】( by C-C-B )!
 エディ・ヒギンズの場合は「ロマンス4部作」だけではなく,リーダー・アルバムの全てがロマンスしている。ゆえに暗い哀愁ナンバーにこそ逆に愛着を覚えてしまうもの?

 やったね。エディ・ヒギンズさん。【ラウンド・ミッドナイト】がロマンスしている。肩の凝らないロマンティシズムが漂う【ラウンド・ミッドナイト】である。
 甘すぎない楽曲に,塩味がピリリと効いた「情熱的なオトナ」の【ラウンド・ミッドナイト】がロマンスしている。とってもロジカルなのに耳に優しく広がっていく。快感である。

SECRET LOVE-2 他の11曲のロマンティック・スタンダードも安定の「ヒギンズ節」が中々良い演奏だと思う反面,個人的にはどうしても今までの思い入れが強かっただけに(『DEAR OLD STOCKHOLM』は名演集だったにも関わらず)アンチ商業主義の気持ちが優勢になってしまうため,以前のようにピュアな?気持ちでエディ・ヒギンズを聴くのは難しかった。そのことを再確認できただけでも『秘密の恋』を買って良かったと思っている。

  01. Secret Love
  02. Ghost Of A Chance
  03. Star Eyes
  04. Round Midnight
  05. East Of The Sun
  06. Always
  07. Blue And Sentimental
  08. I Let A Song Go Out Of My Heart
  09. But Beautiful
  10. Cheek To Cheek
  11. But Not For Me
  12. Avalon

(ヴィーナス/VENUS 2007年発売/TKCV-35409)
(ライナーノーツ/皸羶成)

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エディ・ヒギンズ・トリオ / 懐かしのストックホルム4

DEAR OLD STOCKHOLM-1 『DEAR OLD STOCKHOLM』(以下『懐かしのストックホルム』)が実に悩ましい。
 演奏良しの選曲良し。これぞジャズ・ピアノが長年追い求め続けてきた理想の具現化であろう。

 ただし手放しでは喜べないのだ。エディ・ヒギンズ・クラスなら『懐かしのストックホルム』クラスの名盤を放っておいて演奏できる。
 なのにエディ・ヒギンズがやらされてしまっている。スイングジャーナル誌とヴィーナス・レコードにやらさえてしまったのだ。そこがどうにも歯がゆいのだ。

 そう。『懐かしのストックホルム』とは,スイングジャーナル誌の「エディ・ヒギンズ・トリオで聴きたいスタンダード・ベスト10」から産まれた企画盤である。どうやらVENUSの10周年記念企画盤だとか…。

 VENUSエディ・ヒギンズが「持ちつ持たれつの間柄」であることは周知の事実。ゆえに『懐かしのストックホルム』の制作は当然の成り行きだったのかもしれない。
 しかし『懐かしのストックホルム』の中に,エディ・ヒギンズの魂はあるのか?と問われれば,管理人は「ない」と答えよう。

 管理人には『懐かしのストックホルム』でのエディ・ヒギンズは,どうにも「よそ行き」のジャズ・ピアノに聴こえてしまう。「どこぞのカクテル・ピアニスト」のジャズ・ピアノに聴こえてしまう。

 そう。『懐かしのストックホルム』でのエディ・ヒギンズは,いつもより軽めに鍵盤を弾いている。『HAUNTED HEART』や『AGAIN』の頃の硬めのタッチが消えている。

 管理人は『懐かしのストックホルム』の前作までエディ・ヒギンズをずっと支持してきたが,それは“売れ線”を弾いてはみても,心はずっと硬派なジャズメンのままだったからだ。商業主義とは一線を引いた「カクテル・ピアノ」職人のエディ・ヒギンズが大好きだった。

DEAR OLD STOCKHOLM-2 だからこそ『懐かしのストックホルム』で感じた軽めのピアノ・タッチに嫌悪感を覚えてしまった。エディ・ヒギンズが悪魔に魂を売ってしまった気がして嫌気がさした。
 1番期待していたのに,甘い【NARDIS】という音選びの決定的な失敗が『懐かしのストックホルム』全体の不必要な甘さへとつながったように思う。

 ズバリ,管理人の大好きだった“エヴァンス派”のエディ・ヒギンズは『懐かしのストックホルム』という大名盤を残して死んでしまった。
 『懐かしのストックホルム』は「どこぞのカクテル・ピアニスト」による名演集なのである。

 個人的には『懐かしのストックホルム』以降のエディ・ヒギンズは評価していない。批評の対象としてはどうでもいい。

  01. Moonlight Becomes You
  02. More Than You Know
  03. Nardis
  04. Over The Rainbow
  05. Dear Old Stockholm
  06. I Remember Clifford
  07. You And The Night And The Music
  08. If You Could See Me Now
  09. Again
  10. We Will Be Together Again
  11. Witchcraft
  12. It Never Entered My Mind
  13. Stella By Starlight
  14. Blame It On My Youth

(ヴィーナス/VENUS 2002年発売/VHCD-4077)
(紙ジャケット仕様)
(ライナーノーツ/児山紀芳)

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エディ・ヒギンズ & スコット・ハミルトン / マイ・フーリッシュ・ハート4

MY FOOLISH HEART-1 『煙が目にしみる』で十分に理解していたはずなのに『MY FOOLISH HEART』(以下『マイ・フーリッシュ・ハート』)で改めてスコット・ハミルトンテナーの響きに速攻でやられてしまった。

 タイトル・チューンにしてオープナーの【MY FOOLISH HEART】のエロいこと。とにもかくにも生々しいタンギングやブレスやビブラートをエロスと表現するしか他にない。ただし清潔感があって潔い「芸術性のエロスの香り」。そこのところを読み間違えないでいただきたい。

 だから管理人としては『マイ・フーリッシュ・ハート』はエディ・ヒギンズスコット・ハミルトンの共演盤とは考えていない。
 『マイ・フーリッシュ・ハート』はスコット・ハミルトンテナーサックスを聴くべきアルバムだと断言しよう。

 ズバリ『マイ・フーリッシュ・ハート』とは,マル・ウォルドロンの『レフト・アローン』と同じ立ち位置に位置するアルバムである。
 マル・ウォルドロンのリーダー作『レフト・アローン』。しかし真の主役はマル・ウォルドロンピアノではなくジャッキー・マクリーンアルトサックスの方である。

 ジャッキー・マクリーンの『レフト・アローン』を聴いている時,そしてスコット・ハミルトンの『マイ・フーリッシュ・ハート』を聴いている時,マル・ウォルドロンピアノエディ・ヒギンズピアノも消えている。
 要は完全にサイドメンとしての伴奏に徹している。

MY FOOLISH HEART-2 マル・ウォルドロンと来ればビリー・ホリデイの伴奏者として余りにも有名である。そしてエディ・ヒギンズも『懐かしのストックホルム』のライナーノーツを読むと,氏のワイフであるメレディス・ダンブロジオを始めとして「私はありとあらゆる歌手の伴奏をやってきた」との記載がある。やっぱり!

 『マイ・フーリッシュ・ハート』はスコット・ハミルトンテナーサックスを聴くべきアルバムであるが,そこには名手=エディ・ヒギンズジャズ・ピアノが常に寄り添っている。

 エディ・ヒギンズスコット・ハミルトンの2枚目の共演盤『マイ・フーリッシュ・ハート』の内容が真に上質。ただし『煙が目にしみる』を聴いた時のようなインパクトは薄い。

 『マイ・フーリッシュ・ハート』は【MY FOOLISH HEART】の超名演を聴いて満足すればそれでよろしい。
 何となく予定調和的な,まぁ,それだけ完璧な出来ということで…。

  01. My Foolish Heart
  02. Russian Lullaby
  03. What Is There To Say
  04. That Old Black Magic
  05. Skylark
  06. Night And Day
  07. Embraceable You
  08. Am I Blue
  09. These Foolish Things
  10. The More I See You
  11. The Song Is You
  12. This Love Of Mine

(ヴィーナス/VENUS 2003年発売/TKCV-35316)
(ライナーノーツ/馬場啓一)

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エディ・ヒギンズ / あなたは恋を知らない5

YOU DON'T KNOW WHAT LOVE IS-1 『YOU DON’T KNOW WHAT LOVE IS』(以下『あなたは恋を知らない』)こそが,エディ・ヒギンズの“最高傑作”である。

 『あなたは恋を知らない』は,エディ・ヒギンズ自らソロ・ピアノに合うと選曲した既発表曲の再演集。エディ・ヒギンズ好きとしては,王道のピアノ・トリオとの既発テイクとの聴き比べも楽しみの1つと購入前は思っていたのだが,未だに聴き比べはしていない。

 もう,何て言うか,エディ・ヒギンズの圧倒的に美しい小品集を聴いていると,ピアノ・トリオだから云々,ソロ・ピアノだから云々などは不毛の作業に思えてしまう。
 とにかく,エディ・ヒギンズジャズ・ピアノが“語りかけてくる”。警戒していないと一発で心の中に入ってくる。ハートを盗まれるとは正にこのことだ。

 “手垢のついた”有名スタンダードのオンパレードなのに,これほど素直な魅力に満ちているアルバムは余りないと思う。それは達観したエディ・ヒギンズの愛が込められているから…。← ロマンティック風?
 とにかくイントロからAメロに入るまでが最高で,その後のアドリブの麗しい歌いっぷり! 1つ1つのフレーズが日々の喧騒を忘れさせてくれるような,本当に美しいピアノが頭の中で鳴り響く…。← ロマンティック風2?

 おおっと,つい褒めすぎてしまった。『あなたは恋を知らない』の本質は“大仰な”アルバムなどではないところ。『あなたは恋を知らない』の魅力を文章で表現するなら「子犬のようなかわいらしさ」という感じかなぁ。

 優雅で穏やかに,時折ユーモアを交えたような軽快なタッチもあり,エディ・ヒギンズの“懐の深さ”を感じずにはいられない。シンプルで暖かく優しい音に包まれていく。巧みなピアノで表現される詩的情緒の世界にどっぷりと耽てしまう。
 心に突き刺さる演奏ではないが,これだけは伝えたい,と言うパッションが感じられる。聴けば聴くほどメロメロに魅了されてしまう。思わず小さなガッツポーズをとってしまう。

YOU DON'T KNOW WHAT LOVE IS-2 管理人は「好きなピアニスト・MY TOP10」に入れてしまうくらいに“飾らない”エディ・ヒギンズの演奏が大好きなのだが,それもこれも『あなたは恋を知らない』で完全KOされてしまった経験による。
 正直『あなたは恋を知らない』と出会ってから,熱心にエディ・ヒギンズを聴き直す日々。すなわち「宝探し」に没頭したものだ。

 最近,あんまりエディ・ヒギンズを聴かなくなっていたのだが『あなたは恋を知らない』を聴いてから,久しぶりに“エディ・ヒギンズ漬け”の毎日を送っている今日この頃です。

  01. When You Wish Upon A Star
  02. My Funny Valentine
  03. Detour Ahead
  04. Beautiful Love
  05. Dance Only With Me
  06. Danny Boy
  07. All This And Heaven Too
  08. Yellow Days
  09. Skylark
  10. Again
  11. You Don't Know What Love Is
  12. Over The Rainbow

(ヴィーナス/VENUS 2003年発売/TKGV-1001)
(ライナーノーツ/岩浪洋三)
(☆SACDハイブリッド盤仕様)

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エディ・ヒギンズ & スコット・ハミルトン / 煙が目にしみる5

SMOKE GETS IN YOUR EYES-1 エディ・ヒギンズと来れば“ピアノ・トリオの人”である。『魅せられし心』〜『アゲイン』〜『愛の語らい〜ジョビン作品集』〜『魅惑のとりこ』と,いずれも趣味の良いピアノ・トリオを引っさげて,VENUSの“看板”として快進撃を続けてきた。

 そんなエディ・ヒギンズが「オハコ」を捨てて,趣向を変えたワンホーン・アルバムが『SMOKE GETS IN YOUR EYES』(以下『煙が目にしみる』)である。
 しかし,主役を管楽器に譲りサイドマンとして音楽の全体を支える『煙が目にしみる』を聴いても,不思議とエディ・ヒギンズの印象は変わらない。自分の音楽が変わらない自信があったがゆえのワンホーン・アルバムの制作だったように思う。

 エディ・ヒギンズが『煙が目にしみる』のホーン奏者として指名したのが,これらも“いぶし銀”のテナーサックス・プレイヤー=スコット・ハミルトンであった。
 スコット・ハミルトンと来れば“スイングテナーの人”としてはなはだ有名な名手。エレガントなエディ・ヒギンズピアノの上にスコット・ハミルトンスイングテナーが“しっとりと鳴った”「オールド・アメリカン・スタイル」再現の音楽性が眩しすぎる。

 そう。エディ・ヒギンズがワンホーンで表現したかったのは,自分の中の別の一面,別の引き出しなどではなく,従来のピアノ・トリオ路線の拡大版である。
 スコット・ハミルトンテナーの響きが最高にゴージャスでエロい。そんなスコット・ハミルトンと音を重ねるエディ・ヒギンズの“小躍りするピアノ”に“いぶし銀”のテナーサックスへの満足感が表われている。

 そう。エディ・ヒギンズの心の機微が手に取るように分かるのも,VENUSが誇る「HYPER MAGNUM SOUND」のおかげである。
 エディ・ヒギンズの鍵盤へのタッチが上品なのが分かる。スコット・ハミルトンの息遣いとタンギングが生々しくリアルである。

 ピアノテナーサックスの絶妙なバランスが心を打つ。有名ジャズ・スタンダードの連続なのにどれも新鮮に響く。
 両者とも控えめに演奏しているものの,所々にジャズメンとしてのプライド,自己主張が垣間見られる。

SMOKE GETS IN YOUR EYES-2 ズバリ『煙が目にしみる』はそこがいいのだ。そこが聴き飽きないのだ。エディ・ヒギンズスコット・ハミルトンも優雅に演奏しているようでいて,沸々とメラメラと闘志を燃やし続けている。
 その対象は互いに向けられているようで,その実,内面の自分自身に向けられている。

 そう言えばエディ・ヒギンズと同じ“ピアノ・トリオの人”であるビル・エヴァンスも「オハコ」から外れた管入りアルバムを何枚も制作しているが,そのどれもが「ザ・ビル・エヴァンス」して聴こえていた。

 ホーンを上手に聴かせるべく表面上はソフト・タッチなのに,自分の音楽の創造といつも以上に格闘していたビル・エヴァンス
 そんな自分の音楽に対するこだわりがエディ・ヒギンズビル・エヴァンスを感じさせる最大の理由なのだと思っている。

  01. Melancholy Rhapsody
  02. It's A Lonesome Old Town
  03. You Don't Know What Love Is
  04. By Myself
  05. Smoke Gets In Yours Eyes
  06. Lullaby Of The Leaves
  07. When The Sun Comes Out
  08. Love Letters
  09. When You Wish Upon A Star
  10. All This And Haven Too
  11. You're My Everything

(ヴィーナス/VENUS 2002年発売/TKCV-35100)
(ライナーノーツ/皸羶成)

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エディ・ヒギンズ・トリオ / 魅惑のとりこ5

BEWITCHED-1 エディ・ヒギンズビル・エヴァンスを強烈に感じてしまう。逆にエディ・ヒギンズビル・エヴァンスを感じなければモグリだと思う。

 エディ・ヒギンズは大抵,アルバムに数曲ビル・エヴァンスの愛想曲を取り上げてくるのだが,特に『BEWITCH』(以下『魅惑のとりこ』)のラインナップが凄い。
 【DETOUR AHEAD】【YOU MUST BELIEVE IN SPRING】【BEAUTIFUL LOVE】【ALICE IN WONDERLAND】【AUTUMN LEAVES】。
 こんなにも有名楽曲がズライと並ぶ姿が圧巻で,サブタイトルとして「ビル・エヴァンスへ捧ぐ」がついていないのを不思議に思う。

 (演奏曲の薀蓄は脇に置いといて)ブラインド・テストで『魅惑のとりこ』を流していると,本気でビル・エヴァンスピアノだと答える人がごまんといるはず?
 要は,繊細で,軽くスイングしていて,フレーズが甘い。しかし,前のめりで聴き込んでいくと“しっぺ返し”を喰らう感じの硬質なタッチに聴き惚れてしまう。優雅で気高い。それでいて気取った感じは微塵もなく,リラックスした雰囲気に包まれるピアノ・トリオ名盤である。

 さて,ここまで書いてきてあれだが,管理人はエディ・ヒギンズビル・エヴァンスと比較して聴くことはお奨めしない。
 やはりビル・エヴァンスエディ・ヒギンズとは別格の“ジャズ・ジャイアント”に間違いない。同列ではない。

 では何が言いたいのか? それはエディ・ヒギンズが敬愛する「ビル・エヴァンスのここを聴け!」を堪能すべし!である。
 ビル・エヴァンス・マニアのエディ・ヒギンズが“一番美味しいビル・エヴァンス”を提示してくれている。

 だから“本家”ビル・エヴァンスの愛想曲をなぞりつつ,エディ・ヒギンズ一流の再構築を経て完成された「作・演出=ビル・エヴァンス&編集=エディ・ヒギンズ」による“静かに進行する圧倒的なパフォーマンス”が『魅惑のとりこ』の全てである。

 おおっと,聴き所はエヴァンス・ナンバーだけではなかった。
 『魅惑のとりこ』収録の,残る有名ジャズ・スタンダードエディ・ヒギンズ一流のフィルターがかかった再構築が実に見事である。
 美しいメロディーを敢えていじり過ぎないように,良さだけ残して短めに終わる所作も心憎い。

 ビル・エヴァンスよろしく,ベースソロドラムソロも奇を衒うところのないピアノと一体となって演奏されており,ハメを外すようなところのない「大人のジャズ・スタンダード集」として心から楽しめる。

 1000枚,2000枚とコレクションしているジャズ・ファンの立場からすれば,物足りなさを感じる部分も理解できるが,この豊かな旋律表情を聴いていると,胸がキュンと締め付けられる瞬間に出くわすこと多数。じわじわと満足感が全身の隅々にまで達していく…。
 ガツンと来るアルバムではないにしても,リスナー側のハードルを余裕を持ってクリアしてくれる…。

BEWITCHED-2 要するにエディ・ヒギンズは“粋”なのだ。エディ・ヒギンズピアノを弾くと,どれもこれもお洒落に仕上がってしまう。

 そう。エディ・ヒギンズとは,自分のお気に入りの部分を素直にクローズアップできる名うてのジャズ・ピアニスト。美のエッセンスの申し子なのである。

 長い一日を過ごした夜,静かに音楽に浸りたい。あまりホットでなくかといって甘ったるくない音楽。そういう気分の時に良く聴くアルバムの1枚が『魅惑のとりこ』である。

  01. What A Diff'rence A Day Made
  02. Detour Ahead
  03. Bewitched, Bothered, And Bewildered
  04. You Must Believe In Spring
  05. Beautiful Love
  06. Alice In Wonderland
  07. Angel Eyes
  08. The Philanthropist
  09. Estate
  10. Blue Prelude
  11. I Hear A Rhapsody
  12. As Time Goes By
  13. Autumn Leaves

(ヴィーナス/VENUS 2001年発売/TKCV-35093)
(ライナーノーツ/寺島靖国)

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エディ・ヒギンズ・トリオ / 愛の語らい〜ジョビン作品集4

SPEAKING OF LOVE〜MUSIC OF JOBIM-1 「ジャズ・ピアノの王者」エディ・ヒギンズが「ボサノヴァの王者」アントニオ・カルロス・ジョビンを演奏する。
 普通に考えたら『SPEAKING OF LOVE〜MUSIC OF JOBIM』(以下『愛の語らい〜ジョビン作品集』)はキワモノ企画ものの1枚である。

 しかし,原曲がボサノヴァであることを知らないジャズ・ピアノ・ファンが,いいや,原曲がアントニオ・カルロス・ジョビンであることを知っていたとしても『愛の語らい〜ジョビン作品集』は「王者」のジャズ・ピアノ・アルバムに仕上げられている。キワモノ感など一切感じられない。

 ジョビン・ナンバーはコード進行とハーモニーが美しいと評価されるが,これらがジャズの4ビートに合うとは思えない。特にボサノヴァジャズリズム・セクションではなく,サンバを奏でる本場ブラジルのリズム・セクションにはかなわない。
 にも関わらず,ジョビン・ナンバーがものの見事にジャズしている。あらかじめアントニオ・カルロス・ジョビンが4ビートを意識して書き上げたかのようである。

 この全てこそが“ヒギンズマジック”! エディ・ヒギンズが彼のキャリアの中でも最大限にアグレッシブにピアノを弾いている。
 それでも一音一音に気持ちが込められており,音色は重いがなぜか軽やかで,フレーズもスピーディーだと思ったら,ゆったりと奏で出したりと完全なるジャズ・ピアノ。音色は一つもつぶれていない。エディ・ヒギンズのスタイルはボサノヴァ・チューンを弾こうとも変わっていない。

 『愛の語らい〜ジョビン作品集』に対する管理人の興味はエディ・ヒギンズの「七変化」だったが,いつしか『愛の語らい〜ジョビン作品集』の主役はアントニオ・カルロス・ジョビンだと思うようになった。

 ズバリ『愛の語らい〜ジョビン作品集』のコンセプトは,エディ・ヒギンズが考えるジョビン・ナンバーの「美的センス」の再構築にある。

SPEAKING OF LOVE〜MUSIC OF JOBIM-2 この全てこそが“ヒギンズマジック”パート2! エディ・ヒギンズジャズ・ピアノは決して主旋律を壊すような編曲はしない。美メロを浮かび上がらせる優しくタッチが心に響く。

 『愛の語らい〜ジョビン作品集』には,いつも以上にエディ・ヒギンズの考える「美的センス」が捉えられていると思う。美しい主旋律を細部まで際立たせることのできるジャズ・ピアニスト。それがエディ・ヒギンズ“その人”なのである。

 ここまで到達するまでには相当熟練されてきたのだろう。エディ・ヒギンズに代わるジャズ・ピアニストはそう簡単には登場してこない。

  01. Favela
  02. Esperance Perdida (I Was Just One More For You)
  03. Brigas Nunca Mais (Fight Never More)
  04. Falando De Amor (Speaking Of Love)
  05. Two Kites
  06. Bonita
  07. Voce E Eu (You And I)
  08. Choro
  09. Felicidade
  10. So Tinha De Ser Com Voce (It Had To Be With You)
  11. Caminhos Cruzados
  12. Inutil Paisagem (Useless Landscape)

(ヴィーナス/VENUS 1999年発売/VHCD-4019)
(紙ジャケット仕様)
(ライナーノーツ/皸羶成)

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エディ・ヒギンズ・トリオ / 魅せられし心5

HAUNTED HEART-1 ズバリ,エディ・ヒギンズの快進撃は全てこのアルバムから始まった。そしてエディ・ヒギンズ個人としての快進撃にとどまらず,VENUSというレーベル全体の快進撃は全てこの『HAUNTED HEART』(以下『魅せられし心』)から始まった。
 そう。『魅せられし心』は,言わばエディ・ヒギンズの“出世作”にしてVENUSの“象徴”なのである。
 
 具体的にはジャズスタンダード中心の選曲であり,ジャズの基本であるピアノ・トリオであり,適度にスイング,適度にメロディアスなミディアム〜スロー・テンポの演奏中心である。
 そしてジャケット良し。録音良し。初心者もとっつきやすい間口の広い演奏にしてマニアをも唸らせる「いぶし銀」な演奏と来れば,ジャズ・ファンの間で話題にならないはずがないし,売れないはずがない。

 エディ・ヒギンズを,そしてVENUSを悪く言うジャズ・ファンは本当のジャズ・ファンではない。
 そのような人たちは,ジャズとは4ビートである,ジャズとはアコースティックであるべき,と普段は声高に唱えているにも関わらず,口の根も乾かないうちに,ただオーソドックスすぎるという理由だけでエディ・ヒギンズをけなしている。やっかみである。

 本当のジャズ・ファンはオーソドックスな演奏スタイルの中に,その人の個性を聴き分けられる人たちである。
 『魅せられし心』の素晴らしさとは,全方向志向で派手さがないので上の下ぐらいに感じるから,リラックスして「オール5」に接することができる。『魅せられし心』を聴き込めば,必らずやジャズの何たるかが理解できる“叩き上げの”ファンへと成長できる点であろう。

HAUNTED HEART-2 リリカルで美しく知的でほんの少しセンチメンタル。悪態をつくことのない,いい感じのJAZZY。要するに優等生で万人向けのベタな1枚。崩さなくったって,いいものはいい。
 美メロの一番美しい部分が際立っている。老舗の名店的な“エディ・ヒギンズ特有の味”が沁み出ている。

 聴き馴染みのスタンダードのオンパレードなのに何回も繰り返し聴きたくなる。ベースドラムも自然に鳴らすエディ・ヒギンズの麗しい歌いっぷり! くぅ〜!

  01. My Funny Valentine
  02. Haunted Heart
  03. Stolen Moments/Israel
  04. Lush Life
  05. How My Heart Sings
  06. Someone To Watch Over Me
  07. I Should Care
  08. Lover Come Back To Me
  09. Isn't It Romantic?

(ヴィーナス/VENUS 1997年発売/VHCD-4051)
(紙ジャケット仕様)
(ライナーノーツ/寺島靖国)

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エディ・ヒギンズ・トリオ / アゲイン / HOW INSENSITIVE4

 『AGAIN』の2曲目は【HOW INSENSITIVE】(以下【ハウ・インセンシティブ】。


 エディ・ヒギンズの【ハウ・インセンシティブ】は,原曲通りの“悲しいボッサ”。ボッサのリズムが“悲しく鳴り響く”名演である。

 【ハウ・インセンシティブ】の歌詞を知っているからそう感じるのだろうか? いや,これぞ“ヒギンズ・マジック”! ← 注「ヒディング・マジック」ではありませぬ。
 いや,ヒギンズジャズ界のヒディング! レイ・ドラモンドベースベン・ライリードラムをまとめ上げ,ジャズボサノヴァを融合させる。しかも歌詞の意味まで演奏にねじこむとはさすがである。
 メンバーの個性と原曲の個性を生かしつつ,きっちりと自分色に仕立ててみせる。エディ・ヒギンズ恐るべし!

EDDIE HIGGINS TRIO
EDDIE HIGGINS : Piano
RAY DRUMMOND : Bass
BEN RILEY : Drums

エディ・ヒギンズ・トリオ / アゲイン / AGAIN4

 『AGAIN』の1曲目は【AGAIN】(以下【アゲイン】。


 【アゲイン】に,エディ・ヒギンズの“らしさ”がある。

 ティン・パン・アレー系の【アゲイン】が,ここまで無理なくスイングするとは…。ミディアム・バラードの【アゲイン】一曲で,一気にエディ・ヒギンズにハマッテシマッタ。

 なんと“チャーミングな”ピアノなのだろう。表情が瞬時に変化する絶妙なタッチが「カクテル光線」を放射する。
 【アゲイン】が流れ出すと,管理人は瞬時に土曜日の17時へとトリップできる。そう。【アゲイン】は「サントリー・サタデー・ウェイティング・バー“AVANTI”」の“裏テーマ”である。 ← 実際の放送内容とは無関係です。あくまでイメージです。実際の「AVANTI」ではトミフラMJQフォープレイ率が高いです。昔はあれほど聞いていたのに,最近聞けてないよなぁ…。

EDDIE HIGGINS TRIO
EDDIE HIGGINS : Piano
RAY DRUMMOND : Bass
BEN RILEY : Drums

エディ・ヒギンズ・トリオ / アゲイン4

AGAIN-1 「録音好し,ジャケット好し,選曲好し」で大人気のVENUS
 VENUSのターゲットは明快だ。「録音好し,ジャケット好し,選曲好し」とは「オーディオ好きで,美女好きで,スタンダード好きな」中高年のジャズおやじ向けのレコード会社である。

 そう。ニッチな市場で一定の売り上げが見込める「ジャズ天国」ならではの土壌が産み落とした「日本一のジャズ・レーベル」がVENUSなのである。
 VENUSの“看板”であるエディ・ヒギンズピアノを聴く度に,管理人はVENUSの存在を日本人として誇りに思う。よくぞエディ・ヒギンズを,世界の(特に日本の)ジャズ・ファンへと紹介してくれた!

 確かにエディ・ヒギンズは“カクテル・ピアノ”である。エディ・ヒギンズピアノの音は,パクパク,モグモグ,グイグイッと口に(耳に)入ってしまう。
 実に飲みやすい。実に聴きやすい。そういう意味で,ジャズ初心者に間口が広い=カクテル・ピアノである。

 しかしエディ・ヒギンズピアノの音は,ジャケット写真からイメージさせられる「甘口のカクテル」などではない。スッと咽喉を通った後に“ピリリと舌を刺す”辛口のジャズメンである。
 日本酒または白ワインである。軽快で繊細な演奏なのにキレがある。薄味なのにコクがある。要は原曲のイメージを薄めすぎないジャズ・ピアノなのだ。

 エディ・ヒギンズが,超一流のカクテル・ピアノ弾き,のスタイルを身に着けたことには,VENUS契約以前の演奏活動に理由がある。
 エディ・ヒギンズは,シカゴにあるジャズ・クラブ「ロンドン・ハウス」のハウス・トリオのリーダーとして12年,フロリダのジャズ・クラブ「バッバス」でも4年間活躍していた。そう。エディ・ヒギンズは“現場叩き上げ”のジャズ・ピアニストであった。

 毎晩,酒に酔ったお客の前でカクテル以上にピアノで酔わせるには…。心地良く美しいメロディは原曲通り崩さずに演奏すること。聴いていて疲れない演奏であること。時にはスタンダードを離れて,ポップな人気曲をジャズにアレンジすること…。
 それら聴衆とダイレクトに相対するクラブ演奏の“極意”を身に着けたことが「美しいものをより美しく,客を喜ばせるためには自分のスタイルには固執しない,しかし辛口職人気質」の庶民目線での演奏が,VENUSの“看板”としての圧倒的支持につながっているように思う。

 『AGAIN』(以下『アゲイン』)を聴いてみてほしい。これぞ“エディ・ヒギンズ・スタイル”そのものである。いくら日本人好みに仕上げたとはいえ,ここまでツボをあてられると「参りました。おいしゅうございました」の言葉しかまず出やしない。

 【祇園小唄〜京都ブルース】のような日本人向けのオリジナル曲は言うに及ばず,あれこれと他のジャンルの人気曲を持ってきてはジャズ・アレンジしているのだが,そのどれもが,自然なアドリブ,馴染み深いアレンジで,抜群に咽喉越しが良い。
 そう。『アゲイン』は,初めてジャズ・クラブに来店した人に(初めてジャズを聴いた人に)「ジャズって素敵。スイングって楽しい」と理屈抜きに理解させてしまいそうな“エディ・ヒギンズ・トリオ”による名演集であろう。

AGAIN-2 『アゲイン』の魅力は,初心者向けばかりではない。VENUSのターゲット層である,中高年のジャズおやじにとって興味深いのは,エディ・ヒギンズと対極にあるビル・エヴァンスの代表曲が収録されていること。

 これは余談であるが,管理人はエディ・ヒギンズの演奏からビル・エヴァンスをリスペクトしているように思えてならない。発散派のエディが,内省派のエヴァンスに憧れを抱く気持ちも良く分かる?

 最後にVENUSの付加価値である録音であるが,ライナーノーツで寺島さんも書いている通り,レイ・ドラモンドベースにパンチの弱さを感じたなら,高級オーディオで聴き直してみてください。この重低音に“のけぞってしまう”こと間違いなしですよっ。

PS 訃報です。エディ・ヒギンズ氏は先月末(2009年8月31日),死の眠りにつかれました。ここに謹んで哀悼の意を表します。

  01. Again
  02. How Insensitive
  03. Gion Kouta〜Kyoto Blues
  04. My Foolish Heart
  05. Yellow Days
  06. My Romance
  07. I'll Never Be The Same
  08. Walk Alone
  09. Now Please Don't You Cry, Beautiful Edith
  10. Polka Dots And Moonbeams
  11. Will You Still Be Mine?
  12. Hurry Song

(ヴィーナス/VENUS 1999年発売/TKCV-35068)
(ライナーノーツ/寺島靖国)

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