アドリブログ 〜JAZZ/FUSION批評〜

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CD批評:石原 江里子

石原 江里子 / アンフォゲッタブル4

UNFORGETTABLE-1 『UNFORGETTABLE』(以下『アンフォゲッタブル』)で,管理人の好きな石原江里子が帰ってきた!

 『アンフォゲッタブル』でのピアノボーカルの“非連動性”を聴いてほしい。石原江里子の“一級品の二刀流”に惹き込まれるに違いない。
 ピアノボーカルを意のままに操って「石原江里子ワールド」の拡大を図っている。ピアノボーカルのバランスが“しっくり”くる。

UNFORGETTABLE-2 『アンフォゲッタブル』の中に「ピアノの弾き語りジャズ系シンガー・ソングライター石原江里子,その人がいる!

PS 石原江里子を語る時,美人大好き管理人がルックスに言及しないわけにはいきません。同じ石原のせいなのか,管理人の中で石原江里子石原さとみちゃんです。写真で見る石原江里子は,一作毎に大人の色気を増していましたが,5枚目の『アンフォゲッタブル』でアイドル路線へと逆戻り? かわいいです。タイプです。しかし石原江里子さんも人妻になられました。こんな「美貌のお嬢様レディ」をイギリス紳士(=同じ職場のギタリストでプロデュサーのコリン・オクスレー)が放っておくわけがありません。ああ~。でも(これからは純粋に?)ミセス・石原江里子を応援していこうと思っています。うん。やっぱり石原と来れば石原さとみちゃんだよなぁ~。

  01. Photograph
  02. Too Marvelous For Words
  03. Blame It On My Youth
  04. (They Long To Be)Close To You
  05. Loads Of Love
  06. Outra Vez
  07. A Song For You
  08. Let Me Love You
  09. Lonely Town
  10. You're My Everything
  11. Unforgettable
  12. So Tinha De Ser Com Voce
  13. The Eyes Of The Moon

(ポニー・キャニオン/LEAFAGE JAZZ 2009年発売/PCCY-30136)
(ライナーノーツ/石原江里子)

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石原 江里子 / ディス・クレイジー・タウン / QUIET NIGHTS OF QUIET STARS/CORCOVADO4

 『THIS CRAZY TOWN』の1曲目は【QUIET NIGHTS OF QUIET STARS/CORCOVADO】(以下【コルコヴァード】)。


 ピアノの弾き語りで始まる【コルコヴァード】における石原江里子の存在感! アレンジはきれいなのに石原江里子ボーカルが流れ出すやいなや,唯一無二の【コルコヴァード】に大変身している。

 よく引き合いに出される「江里子節」が“オーソドックに”登場する好トラックである。特に1分15秒と3分25秒の「YOU〜」が気に入ったあなたは,すでに「江里子命」のはず?

 ジャズ・ピアニスト石原江里子の大ファンである管理人にも,2分28秒からのピアノソロが鳴っている! この存在感が大物然としている【コルコヴァード】である。

ERIKO ISHIHARA : Vocal, Piano
COLIN OXLEY : Guitar
MATT MILES : Bass
STEVE BROWN : Drums
STEVE KALDESTAD : Sax

石原 江里子 / ディス・クレイジー・タウン / THIS CRAZY TOWN5

 『THIS CRAZY TOWN』の2曲目は【THIS CRAZY TOWN】(以下【ディス・クレイジー・タウン】)。


 【ディス・クレイジー・タウン】は,石原江里子の愛する“ロンドンへのラヴ・ソング”!
 不思議なもので,美女はなぜだか「だめんず」がお好き! 石原江里子も,不便で危険なのに美しい街,ロンドンの【クレイジー・タウン】が,大のお気に入り! 好きに理由はありません。虜にされたが最期,落ちるところまで落ちてゆく〜。

 …と,書いてみたが【ディス・クレイジー・タウン】にシリアスな展開は一切なし。ポップでキャッチーなほんわか系のラヴ・ソング”である。

 ジャズ系シンガー・ソングライター?=石原江里子は,思うにストレートな表現が苦手なようだ。【ディス・クレイジー・タウン】には,石原江里子の“隠したいけど隠せない”クールな情感が秘められている。奥ゆかしくて好きです,こういう表現方法…。

ERIKO ISHIHARA : Vocal, Piano
COLIN OXLEY : Guitar
MATT MILES : Bass
STEVE BROWN : Drums
STEVE KALDESTAD : Sax

石原 江里子 / ディス・クレイジー・タウン5

THIS CRAZY TOWN-1 石原江里子は「日本のセロニアス・モンク」である。最近強くそう思うようになった。

 石原江里子ジャズ・スタイルは「ピアノの弾き語り」である。例えるなら,同じく美人ピアニストダイアナ・クラールで決まりであろう。勿論,そう呼んでも何ら差し支えない。事実,管理人も過去に,石原江里子=「日本のダイアナ・クラール」説を唱えていた。しかしそれでも,石原江里子は「日本のセロニアス・モンク」なのだ。

 そう思うきっかけがあった。石原江里子の3枚目『THIS CRAZY TOWN』(以下『ディス・クレイジー・タウン』)である。
 石原江里子は『ディス・クレイジー・タウン』で,前作までの「日本のダイアナ・クラール」路線と決別した。カラフルでポップでチャーミングな『月に願いを』が,純粋に“いいCD”だっただけに,ブレイクできなかったのが痛手だったのだろうか? とにもかくにも「美人のお嬢様」を売りにするのはやめて“本格派”へと転身している。

 元々,石原江里子ピアノ一本で,十分世界と勝負できる実力者である。石原江里子の場合「ピアノの弾き語り」と言っても“ピアノに引っ張られて際立つボーカル”であった。
 そう。石原江里子ジャズ・ピアノは「ボーカルをリードし,しまいのはボーカルを追い越していく」強烈なジャズ・ピアノ! ジャズ・ピアノが好きな人なら絶対耳につく見事なジャズ・ピアノなのである。こんなのあり?なバッキングは“ボーカル殺し”のテクニシャンである。

 しかし『ディス・クレイジー・タウン』で“ピアノ優位”だった演奏スタイルが変化した。これまではピアノに引っ張られていたボーカルの“押しも押されぬ”存在感! この“けだるいボーカル”はアストラッド・ジルベルト2世か? 声質といい歌い方といい,本当にもう“嫌になるくらい癖になる”ボーカルである。石原江里子の歌声が耳から離れない。
 これは決して技術ではない。聴かせる種類のボーカリストである。この「どんぴしゃ」ルックスにしてこの歌声は有り得ないでしょ? 写真の美貌とのギャップを感じさせる「個性派」ジャズ・ボーカリスト石原江里子の誕生である。

 必殺のピアノに必殺のボーカル! 石原江里子は「二兎を追って二兎を得た」! ピアノに集中するとボーカルが,ボーカルに集中するとピアノが? 『ア・サウザンド・ウインズ』と『月に願いを』で感じた中途半端な印象が完全払拭されている。すでに独り立ちしていたピアノと,ついに独り立ちしたボーカルとの“夢の二刀流”が完成したのだ。しかし石原江里子の“真のお楽しみ”はこの後である。

THIS CRAZY TOWN-2 最高のピアノボーカルがブレる。これを敢えてやっている。わざと調子を外している。未だバッキングでピアノが自己主張している。そう。この特徴はセロニアス・モンク・オリジナル!

 ゆえに管理人は“癖持ち”石原江里子を「日本のセロニアス・モンク」と呼び続ける。セロニアス・モンクを名乗れるジャズメンはそうはいない。この称号は管理人から石原江里子へ贈る「最大級の賛辞」である。これからモンクのように評価が上がるかなぁ? 上がらなければ「日本のダイアナ・クラール」説が復活する?

PS 石原江里子を語る時,美人大好き管理人がルックスに言及しないわけにはいきません。同じ石原のせいなのか,管理人の中で石原江里子石原さとみちゃんです。写真で見る石原江里子は,一作毎に大人の色気を増していましたが,5枚目の『アンフォゲッタブル』でアイドル路線へと逆戻り? かわいいです。タイプです。しかし石原江里子さんも人妻になられました。こんな「美貌のお嬢様レディ」をイギリス紳士(=同じ職場のギタリストでプロデュサーのコリン・オクスレー)が放っておくわけがありません。ああ~。でも(これからは純粋に?)ミセス・石原江里子を応援していこうと思っています。うん。やっぱり石原と来れば石原さとみちゃんだよなぁ~。

  01. Quiet Nights Of Quiet Stars/Corcovado
  02. This Crazy Town
  03. Violets For Your Furs
  04. Fly Me To The Moon
  05. They Were In Love
  06. When Your Lover Has Gone
  07. Brazilian Suite No.2
  08. Shall We Dance
  09. Portrait Of You
  10. That Old Black Magic
  11. I'm Glad There Is You
  12. It's A Wonderful World
  13. Nostalgia

(ポニー・キャニオン/LEAFAGE JAZZ 2006年発売/PCCY-30079)
(ライナーノーツ/石原江里子)

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石原 江里子 / ラヴ・スタンダーズ4

LOVE STANDARDS-1 『LOVE STANDARDS』(以下『ラヴ・スタンダーズ』)は,石原江里子初のベストCD

 『ラヴ・スタンダーズ』の選曲に石原江里子からの強いメッセージ性を感じてしまう。『ラヴ・スタンダーズ』には,なんと石原江里子“ご自慢の”インストが1曲も入っていないのだ。
 そう。『ラヴ・スタンダーズ』は,石原江里子からの“ジャズ・ボーカリスト”宣言である。

LOVE STANDARDS-2 石原江里子本人は「ジャズ・ピアノ以上にスタンダードラヴ・ソングにすっかりハマッテしまった」ということなのだろう。
 しかしデビュー以来の「石原江里子ジャズ・ピアノ・ファン」としては,どうにも腑に落ちないベスト盤である。

  01. I've Got You Under My Skin
  02. My Funny Valentine
  03. 'S Wonderful
  04. Tea For Two
  05. Isn't It A Pity?
  06. Quiet Nights of Quiet Stars/Corcovado
  07. En Estate
  08. Misty
  09. Shall We Dance
  10. Smile
  11. Violets For Your Furs
  12. You'd Be So Nice To Come Home To
  13. Night And Day
  14. What A Wondreful World

(ポニー・キャニオン/LEAFAGE JAZZ 2007年発売/PCCY-30114)
(ライナーノーツ/成田正)

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石原 江里子 / 月に願いを4

I WISHED ON THE MOON-1 『I WISHED ON THE MOON』(以下『月に願いを』)で石原江里子が一皮剥けた!

 カラフルでポップでチャーミングな“メジャー路線”へのステップアップ! TBS「ブロード・キャスター」との3曲タイアップ(【I COULD HAVE DANCED ALL NIGHT】【WHAT A WONDERFUL WORLD】【I WANNA BE LOVED BY YOU】も大成功!
 キレカワな美人に似合わず,ジャズメンを志すにあたり,バークリーではなくギルドホールを選ぶ意志の強さが『月に願いを』で花開いている!
 …なのに,なぜブレイクしなかったのか?

I WISHED ON THE MOON-2 それは“垢抜け”と同時に“灰汁”まで抜けちゃったから? ライトなジャズをお求めであれば『月に願いを』はドンピシャリ。
 しかし上質で均整のとれた“模範的な”ヨーロピアン・ジャズに,何とも表現し難い物足りなさが付きまとう。

  01. I Could Have Danced All Night
  02. I Wished On The Moon
  03. Misty
  04. It's Love
  05. Smile
  06. Don't Ever Go Away
  07. What A Wondeful World
  08. You're Driving Me Crazy
  09. Easy Street
  10. Tea For Two
  11. Say It Isn't So
  12. I Wanna Be Loved By You
  13. The Morning Sunlight
  14. And I Love Her(Him)

(ポニー・キャニオン/LEAFAGE JAZZ 2005年発売/PCCY-60001)
(☆SACDハイブリッド盤仕様)
(ライナーノーツ/石原江里子)

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石原 江里子 / ア・サウザンド・ウインズ4

A THOUSAND WINDS-1 石原江里子は“癖持ち”である。
 単体の魅力として,ジャズ・ピアニストとしても,ジャズ・ボーカリストとしても,コンポーザーとしても彼女の個性は際立っているのだが(ついでに渡英や音大卒の経歴についても)その3つが石原江里子の「独自ブレンド」だから,もうたまらない。

 石原江里子の個性は,リリースを重ねるごとに,単体の魅力が1つずつ開花していく。
 デビューCDA THOUSAND WINDS』(以下『ア・サウザンド・ウインズ』)には,3つのつぼみが開き始めた「独自ブレンド」の魅力を一番味わえる。

A THOUSAND WINDS-2 なお,秋川雅史の大ヒット曲【千の風になって】の先駆けが,石原江里子の【ア・サウザンド・ウインズ】であろう。

  01. LUCKY TO BE ME
  02. 'S WONDERFUL
  03. THE TOUCH OF YOUR LIPS
  04. DON'T BE ON THE OUTSIDE
  05. ISN'T IT A PITY?
  06. ESTATE
  07. THE LITTLE GIRL
  08. SONG OF THE WIND
  09. SOME OF MY BEST FRIENDS ARE THE BLUES
  10. YOU MAKE ME FEEL SO YOUNG
  11. GONE WITH THE WIND
  12. A THOUSAND WINDS

(ポニー・キャニオン/LEAFAGE JAZZ 2004年発売/PCCY-60002)
(☆SACDハイブリッド盤仕様 ライナーノーツ/石原江里子)

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