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カテゴリ: CD批評:B:ブランフォード・マルサリス

 若かりし頃は「メインストリート・ジャズ」のみならず,異種格闘技にも積極的にチャレンジしていたブランフォード・マルサリスだが,近年はレギュラー・カルテットでの活動に専念して,在りし日のジョン・コルトレーンの“衣鉢を継ぐ”ような演奏に徹底的な“拘り”を見せ ...

 『REQUIEM』(以下『レクイエム〜ケニー・カークランドに捧ぐ』)について語る時,ケニー・カークランドは外せない。  そう。ケニー・カークランドのラスト・レコーディング。ケニー・カークランドへの追悼盤…。  ズバリ『レクイエム〜ケニー・カークランドに ...

 グラミー受賞の駄盤=『ブルース・ウォーク』で,ブランフォード・マルサリスから離れてしまった管理人。  『THE DARK KEYS』(以下『ザ・ダーク・キイズ』)を手にしたのは発売後10年ぐらい経ってからのことである。手に取った理由もブランフォード・マ ...

 『CRAZY PEOPLE MUSIC』で,ウイントン・マルサリスに追いついたブランフォード・マルサリス。  通常であれば,あのまま「メインストリート・ジャズ」の王道を走り続けて“新伝承派”のリーダーを目指してもよいはずであるが…。  『CRAZY  ...

 『CRAZY PEOPLE MUSIC』(以下『クレージー・ピープル・ミュージック』)の真髄は,ブランフォード・マルサリスによるジョン・コルトレーンのフォロワー=“コルトレーン・チルドレン”宣言作である。  【MR.STEEPEE】は【MR.P.C. ...

 管理人はブランフォード・マルサリスの3RDアルバム=『RENAISSANCE』(以下『ルネッサンス』)の真髄は,ライナーノーツのクレジットの記述に隠されていた,という結論に達した。  ブランフォード・マルサリスはライナーノーツのクレジットの中に「SP ...

 自分の感性をストレートに表現した結果「ジャズの伝統」を背負うようになってしまった大男が,ブランフォード・マルサリスである。  ブランフォード・マルサリスの2NDアルバム=『ROYAL GARDEN BLUES』(以下『ロイヤルガーデン・ブルース』)に漂 ...

 「ウイントン・マルサリス命」の管理人にとっては,ブランフォード・マルサリスも当然「命」。(適度に)ご贔屓しております。  ゆえにブランフォード・マルサリスのデビューCD=『SCENES IN THE CITY』(以下『シーンズ・イン・ザ・シティ』)も, ...

 この記事は「スーパートリビア」の「グラミー賞 ジャズ部門」との連動記事です。  「スーパートリビア」の記事で記したように,CD購入済の「グラミー・受賞作」(または「グラミー・ノミネート作」)の“お祝いレビュー”(あるいは“残念レビュー”)をUPいたしま ...

『MUSIC FROM MO’ BETTER BLUES』の9曲目は【HARLEM BLUES(ACAPULCO VERSION)】(以下【ハーレム・ブルース(アカプルコ・ヴァージョン)】)。  【ハーレム・ブルース(アカプルコ・ヴァージョン)】は,1曲 ...

『MUSIC FROM MO’ BETTER BLUES』の8曲目は【JAZZ THING】(以下【ジャズ・シング】)。  【ジャズ・シング】は,ラップ調?の英語詩メインのトラックなので,曲の真偽については定かではないが“バード”で始まり,サッチモ,ビ・ ...

『MUSIC FROM MO’ BETTER BLUES』の7曲目は【BENEATH THE UNDERDOG】(以下【ビニース・ザ・アンダードッグ】)。  【ビニース・ザ・アンダードッグ】のハイライトはブランフォード・マルサリスのソプラノ・ソロである。 ...

『MUSIC FROM MO’ BETTER BLUES』の6曲目は【POP TOP 40】(以下【ポップ・トップ40】)。  【ポップ・トップ40】のメインとは,デンゼル・ワシントンのラップであるが,次々とバックから繰り出されるジャズの名フレーズ。  そ ...

『MUSIC FROM MO’ BETTER BLUES』の5曲目は【MO’ BETTER BLUES】(以下【モ’・ベター・ブルース】)。  朗々と,ゆったりと上質の時間が流れていく。【モ’・ベター・ブルース】の楽しみは,ジャズに“酔いしれる”楽しみそ ...

『MUSIC FROM MO’ BETTER BLUES』の4曲目は【AGAIN NEVER】(以下【アゲイン・ネバー】)。  『モ’・ベター・ブルース』のどのような場面で使われているのかは知らないのだが【アゲイン・ネバー】を聴いていると映画の1シーンを ...

『MUSIC FROM MO’ BETTER BLUES』の3曲目は【KNOCKED OUT THE BOX】(以下【ノックト・アウト・ザ・ボックス】)。  【ノックト・アウト・ザ・ボックス】は,ブランフォード・マルサリスによる自作曲ではあるが,ブランフ ...

『MUSIC FROM MO’ BETTER BLUES』の2曲目は【SAY HEY】(以下【セイ・ヘイ】)。  【セイ・ヘイ】からは,冷静に計算されつつも熱い“現代ジャズのテイスト”が,それも“上質の味わい”がする。  ユニゾンによるテーマが“いい感じ ...

『MUSIC FROM MO’ BETTER BLUES』の1曲目は【HARLEM BLUES】(以下【ハーレム・ブルース】)。  【ハーレム・ブルース】は映画主題歌でもある美しいヴォーカル・ナンバー。【ハーレム・ブルース】はシングル・カットされ全米TO ...

 2005年6月,今旬な話題の一つに「若貴問題」「若貴騒動」がある。共に横綱として角界をリードしてきた兄弟の異変ぶりに,マスコミも大バッシングである。  ところで,ジャズ界の若貴兄弟と言えば,ブランフォードとウイントンのマルサリス兄弟だろう。著名な父に弟 ...

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