CHICKENSHACK III-1 チキンシャックとは,サックス土岐英史ギター山岸潤史を中心とした日本の凄腕スタジオ・ミュージシャンが集まったフュージョンバンド

 ゆえに3作目ともなればメンバー・チェンジが行なわれるのも普通の事であって(だってスクェアなんかは,デビュー後,アルバム発表の都度,メンバー・チェンジが行なわれている事実)『CHICKENSHACK 』ではドラムマービン・ベイカーにチェンジした。

 そうして出来上がった『CHICKENSHACK 』に土岐英史山岸潤史の本気度を聴いた気分がした。
 『CHICKENSHACK』『CHICKENSHACK 』で流れていた“URBANな”チキンシャックのバンド・サウンドが響いている。

 そう。チキンシャックは,スタジオ・ミュージシャンの単なる楽しみのためのセッション・バンドではなかった。セクシーでファンキーでメロディアスなサウンドを聴かせるフュージョンバンドだったのだ。

 とは言えチキンシャックのバンドとしての個性が固まったのは,ソウル・コーラス・グループのパーティ・セッション風な『CHICKENSHACK 』からだと思う。
 そう。『CHICKENSHACK 』は,ファンキーなヴォーカルをドカッと中心に据えて,ムードで流すというよりはノリで聴かせるアルバムである。

CHICKENSHACK III-2 要するにチキンシャックが目指したのは「メロウなファンク」である。ファンクと言ってもビートではなくソウルの方である。

 土岐英史山岸潤史の高い音楽性が融合し,本場アメリカのソウルのモノマネではなく日本特有のソウルを表現するとなると『CHICKENSHACK 』の“URBANな”ノリに行き着くのだろう。

  01. GROOVE LINE
  02. THE FUTURE FUNK
  03. HOLD ON
  04. LITTLE LIGHT
  05. RICKY
  06. BIG MAMA
  07. I'M A GOOD GIRL
  08. PERFUME
  09. GIVIN’MY LOVE FOR YOU
  10. WITH THIS LOVE
  11. SHIRLEY

(メルダック/MELDAC 1987年発売/MED-25)

人気ブログランキング − 音楽(ジャズ)