MOMENTS-1 『DIARY』〜『PIANO LETTER』と来て,国府弘子に“お熱を出した”管理人は過去作を漁るアクション〜。

 ただし,その時,たまたまだったのだろうが,千葉市内,習志野市内,船橋市内を数軒回ってCD屋で買えた国府弘子の過去作は『PURE HEART』1枚のみ。
 もやもやしつつ,東京へ買いに出かけようかというタイミングでリリースされたのが,国府弘子初の日本向けとなるベスト盤『MOMENTS』(以下『モーメンツ』)。

( 注:国府弘子は海外進出のため1996年に,同じアルバム・タイトルにして内容は別物のUS向けベスト盤『MOMENTS』をリリース済です )

 『モーメンツ』は,これまた通常のベスト盤とは異なる,バラードベストなのが気になる部分だが,未発表曲が3曲もあるという理由付けですぐさま購入。
 正しくベスト盤『モーメンツ』とは“国府ワールド”が生み出されてきた一瞬一瞬の『MOMENTS』。素晴らしい。

 フュージョンっぽい展開が顔をのぞかせるバラード・ナンバーの中にあって,しっとりと雄大なドラマを見せられている気分に“うっとり”浸れます。
 国府弘子アコースティックピアノだけを演奏しているのだが,実際にピアノの音から出て来るのは色彩豊かなピアノオーケストラ
 ピアノを引き立てるバックのシンセサイザーが効果的に流れているので,聴き所となる美メロの波長がダイレクトに飛び込んでくる。

 さて,当分は『モーメンツ』で満足していた管理人だが,やっぱり国府弘子の本質は「生粋のジャズメン」にある。
 【スムーズ・ストラッティン】や【ゴーイング・ゴーイング・オン】のようなエネルギッシュで超カッコイイ演奏ももっと聴いてみたい。そんな「静から動」への好転反応を目論んでいたとしたならばJVCに,まんまとやられてしまいましたな。

MOMENTS-2 『モーメンツ』とは,そんな国府弘子・ファンとしての欲求のマグマが押し上げられるかのようなバラードベストだと思う。
 もっともそんな衝動を一番感じたのは当の国府弘子本人だと思う。国府弘子さん,バイタリティに富んだ本当のあなたを聴いて欲しいですよね?
 だ・か・ら・管理人は国府弘子初心者の皆さんには『ウェルカム・ホーム 〜国府弘子 ベスト&モア〜』から入ることをお奨めいたします。

 管理人の結論。『モーメンツ批評

 だ・か・ら・2・『モーメンツ』は回り回って,未発表曲3曲を聴くためのバラードベスト。“弘子節”が生み出されてきた一瞬一瞬の『MOMENTS』が素晴らしい。

  01. Horizon
  02. In Your Arms
  03. Essence
  04. Somewhere In Time
  05. Etude
  06. Over The Sevem Seas
  07. Gone...
  08. Sunset Beach
  09. Playing Love (from "The Legend Of 1900")
  10. Lady Moonlight
  11. Once And Forever
  12. Happiest You (For Your Wedding)
  13. Apres L'amour (Missing You)
  14. Night In Capri
  15. Calling You

(ビクター/JVC 2000年発売/VICJ-60554)
(ライナーノーツ/国府弘子)

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