行ってきました! 8/25「イムズホール」の「CASIOPEA 3rd “I・BU・KI SUMMER TOUR 2016”」!

 「3rd3rd」である『I・BU・KI』のフォロー・ツアーである。もう最高の出来である。こんなライブを見せつけられては“カシオペア復活”という表現は失礼だと思った。

 「CASIOPEA 3rd “I・BU・KI SUMMER TOUR 2016”」を体感した管理人の感想は,奇しくも『I・BU・KI批評と同一である。
 ズバリ『I・BU・KIツアーでの変化は『TA・MA・TE・BOXツアーや『A・SO・BOツアーの比ではない。

 前回の「CASIOPEA 3rd “A・SO・BO TOUR 2015”」では,野呂一生の充実ぶりに感動したが,今回の「CASIOPEA 3rd “I・BU・KI SUMMER TOUR 2016”」では,神保彰の充実ぶりに,鳴瀬喜博の充実ぶりに,大高清美の充実ぶりに目を見張った。

 そう。「カシオペア・サード」としての1回1回のライブを積み重ねて“大輪の花”を咲かせてくれた。本当の意味で「カシオペア・サード」が再スタートした瞬間を目撃したのだ。
 「カシオペア・サード」の『I・BU・KI』を目撃したのだ。「カシオペア・サード」の【ME・ZA・ME】を目撃したのだ。
 開演前の“コケコッコー”のSE&ナルチョの「おはようございます」のMCそのまんまだった! カシオペアが“再び生まれた”のだった!

 さて,まずは恒例のメンバー紹介から…

 ★ 野呂 一生 : Guitar
 ★ 鳴瀬 喜博 : Bass
 ★ 大高 清美 : Keyboard
 ☆ 神保 彰 : Drums

 今回の座席はA列26番。つまりは最前列の一番右端。本当は大外でイヤだった。事実,神保彰は死角。大高清美も背中越し。でもステージが進むにつれ,何とも乙な光景にウットリ。
 斜め越しに見る野呂一生の動き。鳴瀬喜博のノリ。野呂一生鳴瀬喜博のシンクロ・ダンシング。大高清美の運指が丸見えではないかっ!
 特に大高清美の首フリフリと自慢のオルガンの極意を見せつけられた感じが大収穫。野呂一生の視線は常に大高清美に向けられているではないかっ!
 大外は自由だ。管理人唯一人が0.5列目でライブを堪能できた。「変病死」と「変拍子」の境界線を堪能できた。

 中野横丁のテーマ曲【RARE ONE IN N.Y.】。16ビートの「若気の至り」で“裏ばっか”な【SUPER SONIC MOVEMENT】。【J.K.G.】って,すらっと言える気がしなかったのでDAIGO風に縮めてみた「上手な鍵盤ガール → 女子高生の痔 → ジャスト・キープ・ゴーイング」の意味だったのね。

 ナルチョベースソロでは初めてとなるピンマイク付きの実況中継がタマラナイ。野呂一生の管理人に向けての突進とアイコンタクトがタマラナイ。

 カシオペア・ファンで良かった。ファン冥利に尽きるライブだった。生涯忘れられないライブの1本に出会えました。

 さて,この記事はLIVEレポートなので,ステージ前半のセットリストを報告しておきます。

01.ME・ZA・ME
02.MOVE BY MOVE
03.A・O・ZO・RA
04.DAYS OF FUTURE
05.RARE ONE IN N.Y.
06.NAVIGATORS
07.SUPER SONIC MOVEMENT
08.DAZZLING
09.FUNK U VERY MUCH☆
10.J.K.G.
11.FLASH!