『日野皓正 LIVE from 東京』!

 日野皓正クインテットは主役級が勢揃い! “世界のヒノテル”を横目にサイドメンがこれまたいいんだわっ。
 「キースジャレットの追っかけ」として管理人も尊敬しているピアノ石井彰。今回も“キースジャレットばりに”( ←そうは言ってもキースジャレット石井彰では路線が違いますが )アドリブの快感に痺れまくっておられました。

 そんな日野皓正石井彰の大御所ツー・トップを押しのけ“主役の座”に鎮座したのはウッドベース須川崇志
 こんなエレクトリック・バンドの中にあって“非力な”ウッドベースが大暴れ! 石井彰が生ピアノに専念する中,須川崇志シンセサイザーを兼任しながらウッドベースをエフェクトしていく。

 そう。日野皓正クインテットの真実とは,ウッドベースがボトムを支え,JINOエレクトリックベースエレクトリックベースギター”として飛翔するのが売りではない。
 真実はその逆としての,エレクトリックベースがボトムを支え,須川崇志ウッドベースエレクトリックに飛翔するツイン・エレクトリックベース

 結果,須川崇志ベースばかりを耳で追いかけ,2nd終了の時間が23時30分。yokkoさんの終電の時間があったので,後ろ髪を引かれつつも「NEW COMBO」を後に…。きっとあの後アンコールでもう1ステージあったんだろうなぁ…。

 でもいいんです。なぜなら残る1ステージは「NEW COMBO」ではなく,2週間後に野外ステージで見れるんです。
 例年以上に日野皓正クインテットへの期待値が高まった状態で参戦する中洲ジャズ2014でのオン・ステージが今から楽しみでなりません。

 さて,この記事はLIVEレポートなので,ステージ後半のセットリストを報告しておきます。

2ndセット:
06.IT’S THERE
07.I REMEMBER CLIFFORD (PIANO SOLO)
08.ALONE ALONE AND ALONE
09.NEVER FORGET 311
10.( 不明 )
11.川の流れのように