「T−SQUARE SUPER BAND CONCERT TOUR 2013“SMILE”」! LIVEレポート2日目の今夜はステージング編です。

 「T−SQUARE SUPER BAND CONCERT TOUR 2013“SMILE”」の聴き所は,オープニングから総立ちで始まった長尺の35周年メドレー! 全10曲でスクェアの35周年を振り返るメドレーだったのだが,途中から「もしやこのまま1年1曲の全35曲? カシオペアお得意の“鯉の滝登り”が来たか?」と思ってしまいましたが…。んなことない! 安藤さんは野呂さんのような無茶は決してしないお方で〜す。

 そう。「T−SQUARE SUPER BAND CONCERT TOUR 2013“SMILE”」のハイライトは,ツガイ?による「音楽の交感タイム!」(別名「ギターキーボードバトル」「サックスバトル」「ベースバトル」「ドラムパーカッションバトル」とも言う)。
 これでこそ8人編成スーパーバンド! 管理人はこんなスーパーバンドを見たかった! 激ヤバ〜!

 安藤正容河野啓三による【カピオラニの通り雨】はソ〜ット。
 伊東たけし宮崎隆睦による【TEMPS,10 P.M.】は“寄り添う”伊東たけしが大人〜。自分がメインに立つのではなく宮崎隆睦に“華”を〜。ウォーッ,自ら喜んで低音部を吹き鳴らす?管理人の知らない伊東さんの一面にゾクゾク〜。

 さて,リズム隊4人のスーパーバトルセッション
 「T−SQUARE SUPER BAND CONCERT TOUR 2013“SMILE”」の“ヒーロー”は坂東慧! あの“電飾ドラムソロ”は,演出としてのスティック回し”も構成としてのエレクトリックも申し分なし! 坂東くんのアイドル=則竹裕之神保彰にまた一歩近づきました!

 そうして,やっぱり触れないわけにはいきませんねっ。「T−SQUARE SUPER BAND CONCERT TOUR 2013“SMILE”」の“スーパー・ヒーロー”こそが仙波清彦
 正直に書きます。最初に「T−SQUARE SUPER BAND」のツアーから則竹裕之が外れたことを知った時「則竹さんじゃなくて仙波さんが外れたら良かったのにぃ」と思ってしまいました。「パーカッションならマイケル河合もいるだろう」と思ってしまいました。だって…。仙波師匠の生演奏,一度も見たことなかったんだもん。

 いや〜,反省しました。浅はかでした。初めて見た仙波清彦パーカッションは確かに“師匠”でした。ライブのおいしいところを全て持って行った感じでした。
 仙波師匠と坂東くんの「抱腹絶倒ウルトラC」の詳細は,管理人以上に大興奮していたブロ友の LIVEレポート をどうぞ。ストさんが言ったように「歳は取るものですよね」〜。35THの年季の歴史〜。

 最後に個人的な“誓いの言葉”を書くことにしました。須藤満田中晋吾ベースバトル。これは晋吾くんがどうのこうのではなく,ストさんが超スゴカッタ! 本編からキレキレで超絶ベースでのスペースの埋め方は神! あの表情であのMCであのパフォーマンスだから誤解されているのかもしれませんが,音楽性に関してストさん程ストイックなベーシストはそうはいません。相当な音楽バカだと思います。お約束の「客席乱入」も含めてプロとしての見せ方&聴かせ方に管理人はこう実感したのでした。
 目の前の伊東たけしより右斜め前の須藤満が気になって…。「管理人は須藤満のことが好きなんだなぁ」。

 そう。管理人のスクェア愛は「本田期」命。「本田期」のスクェアライブはほぼ網羅。その熱狂の視線の先にいたのはいつでも本田雅人だった。5人全員が好きだったが本田雅人以外は眼中になかった。須藤満はクラスの人気者のような感じでしか見て来なかった。
 今回須藤満を見たのは10年近く振り。この10年間,管理人がスクェアに求めていたのは,実は本田雅人ではなく須藤満だったのかも? ここで改めて宣言させていただきます。「管理人は須藤満が大好きです」! 決まった〜!

PS ここまで書いてアレですが【NAB THAT CHAP!!】ではストさんより安藤さんの方がカッコよかったです。爆〜。

 さて,この記事はLIVEレポートなので,ステージ後半のセットリストを報告しておきます。

17.カピオラニの通り雨 (安藤&河野)
18.TEMPS,10 P.M.
19.BRIGHT CITY
20.BASS BATTLE (須藤&田中)
21.NAB THAT CHAP!!
22.DRUMS & PERCUSSION BATTLE (坂東&仙波)
23.PARADIGM
24.SCRAMBLING
25.ALL ABOUT YOU

アンコール:
26.SAILING THE OCEAN
27.TRUTH