CHICKENSHACK-1 フュージョンと来れば「夏,海,砂浜,ドライブ…」をイメージするのが常であろう。
 しかし中には真夏の光線が似合わない「夕闇,ミッドナイト,冬,テキーラ」をイメージさせるフュージョンもある。
 実に“URBANな”J−フュージョンバンド。それがチキンシャックである。

 チキンシャックとは,日本を代表するサックス・プレイヤーの土岐英史と日本を代表するギタリスト山岸潤史が組んだ(後発だからこそできた)異色フュージョンバンド
 チキンシャックデビューは作られたものだった。世のフュージョン・ブームも翳りを迎え“新興勢力”スムーズ・ジャズの台頭の波=ケニー・Gの『DUOTONES』!

 そんな時代に乗り遅れたのか? 時代を先取りしたのか? 自然発生的ではない土岐英史山岸潤史の組み合わせが決定的な“URBANな”音。管理人はエロスをチキンシャックから(プレイボーイとかスコラからも)学んだと思っている。下着のジャケット・シリーズからも…。
 そう。当時高校生の管理人には背伸びしても手の届かない世界で作られた,とにかく都会的で大人なフュージョン〜。

 16ビートのリズムに乗ってカラっとしたギターと煌びやかなシンセが16分音符のキメを予定調和的にキメまくるのがカシオペアであるならば,しっとりと濡れたソウルやR&Bに渋くも甘いサックスとブルージーなギターが絡みつくのがチキンシャック
 だからチキンシャックにはハマラなかったのかなぁ。チキンシャックは夜にしか聴かなかったよなぁ。

CHICKENSHACK-2 チキンシャックデビューCD=『CHICKENSHACK』。この音は今の耳にはなんてことない。しかし,あの当時の鮮烈なイメージが蘇ってくる。

 ズバリ,土岐英史ソプラノサックスがエロイ。土岐英史アルトサックスがカッコイイ。土岐さんは「エロかっこいい」! 土岐麻子の父〜!

  01. AT TEMPS
  02. FLOWERS FOR LENA −Dedicated to LENA-Chan
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  03. CHINA BLUE
  04. BETCHA BY GOLLY, WOW
  05. VERANO
  06. TOFU
  07. MR. BOP
  08. STINKY SNAKE
  09. GOOD NIGHT D

(メルダック/MELDAC 1986年発売/MED-5)
(ライナーノーツ/大伴良則)

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