II-1 『』の“アンサンブル”がノー・ネーム・ホーセズの進化の証し。フロント11人が生み出す“一丸のグルーヴ”は完全なるバンド・サウンドである。

 『』で,ノー・ネーム・ホーセズは“真のビッグ・バンド・サウンド”を手に入れた。しなやかに激しく美しい瑞々しい。たたみかけるようなリフに狂喜乱舞してしまう。
 前作『NO NAME HORSES』の“スーパーな音”に,これ程の伸び代が残されているとは思いもしなかった。

 小曽根真ライナーノーツがいかしている。「このアルバムで産声をあげた曲達が,これからライブを重ねる事によってどんな風に育って行くのか,とても楽しみだ」。どうやら小曽根真とメンバーの面々がノー・ネーム・ホーセズのまだ見ぬ可能性を信じているようだ。
 いや,数多くのセッションを重ねてきた“百戦錬磨”の面々が,ノー・ネーム・ホーセズに仕事抜きでハマッている。少年の日の夢見た“理想の音探し”に熱中している。

II-2 『』には,超一流でも憧れる“理想のビッグ・バンド・サウンド”がある。
 ノー・ネーム・ホーセズの面々を真の“ミュージシャンズ・ミュージシャン”と呼ぶんだろうなぁ。

  01. No Strings Attached
  02. You Always Come Late
  03. Into The Sky
  04. Portrait of Duke
  05. ATFT
  06. Stepping Stone
  07. Cookin' for Hungry Horses
  08. Miyabi
  09. OK, Just One Last Chance!
  10. Reconnection
  11. Someone to Watch Over Me

(ヴァーヴ/VERVE 2008年発売/UCCJ-2066)
(デジパック仕様)
(ライナーノーツ/小曽根真)

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