NICHIYOJIMA HE-1 読者の皆さんは“幻のリゾート・アイランド”『日曜島』をご存知ですか? J−フュージョン・ファンの間の都市伝説? 松岡直也の『日曜島』こそ,ウォルト・ディズニーのディズニー・ランド,マイケル・ジャクソンのネバー・ランドを越える「世界一の夢の国」と大評判なのですが…。

 『日曜島』にはプライベート・ジェットでの就航が運行されているようです。【ようこそ日曜島へ〜アイランド・ア・ゴーゴー】のサインが掲げられた空港へ降り立つと,すぐに波の音がお出迎え!
 そして『日曜島』への上陸ゲートを潜った瞬間から“幻のリゾート・アイランド”『日曜島』が「最高のリゾート地」としての全貌を明らかにし始めます。
 そうです。幻と思われていた日曜島は現存します。そしてそこは最高の“トロピカル・サウンド・アイランド”だったのです。

 えっ,証拠ですか? 証拠ならここにありますよ。はいこれっ。
 松岡直也CD日曜島』は,1987年の松岡直也グループ御一行様が『日曜島』でバカンスを過ごした際の「音のドキュメンタリー・アルバム」なのです。

 どうやら『日曜島』では毎日ラテン・フュージョンが演奏されていた模様。まるで『日曜島』全体がドライブのBGMとして共鳴しているかのような軽快ビート。まさしく『日曜島』こそフュージョン・ファンの音楽の桃源郷〜。

NICHIYOJIMA HE-2 『日曜島』は大自然に囲まれた人工全体をシーケンサーの送電線が張り巡っている。その送電線へラテンの血液とファンキー・ダンスが注入されていくと…。『日曜島』の夜は電飾された摩天楼の様相を映し出す。
 そう。メカニカルで緻密なのにこの人工島のスケールはとにかくデカイ。デカイ男=松岡直也・ウィークだった『日曜島』。

 管理人も『日曜島』へ行ってみた〜い。【さようなら日曜島−グッドラック・マイ・オアシス−】は夢の中での回想シーン。ソファー・ベッドでまどろめば,そこがあなたの『日曜島』!?(完)。

  01. ようこそ日曜島へ〜アイランド・ア・ゴーゴー
    (EXTENDED VERSION)

  02. サマー・ノイズ
  03. アンフォーゲタブル・クルーズ−忘れ得ぬ航海−
  04. スポイル・ユア・ハート〜カリプソ・ハリケーン
  05. レディ・イン・ザ・シェイド
  06. ノクチルーカ(夜光虫)
  07. カリプソ・ハリケーン(REPRISE)
  08. さようなら日曜島−グッドラック・マイ・オアシス−

(ワーナー・パイオニア/WARNER-PIONEER 1987年発売/32XL-217)
(ライナーノーツ/内田春菊)

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