TWILIGHT-1 『TWILIGHT』(以下『トワイライト』)は,Sayaお得意の“復活”R&B路線。

 しかし『トワイライト』は『UNITY』程“黒くはない”爽やかなピアノ・トリオ作。人気のR&Bの名曲が流行のクラブ・ジャズ・アレンジで心地良い刺激を与えてくれる。

 ポップな『トワイライト』を最後にSayaはメジャーでの活動を休止。やはりレコード会社の意向とSayaの目指す音楽性とのギャップに我慢ならなくなったのでは?
 こんなに才能溢れるジャズメンなのに勿体無い。世界のジャズ・ファンにとっての大損失。

TWILIGHT-2 【MY FUNNY VALENTAINE】のファンキーすぎた名演は,自身の新しい人生を歩みだした“ジャズ・ピアニストSayaからの置き土産である。

  01. My Funny Valentine
  02. Lately
  03. Flow
  04. Twilight
  05. Isn't She Lovely
  06. Day Dreamer
  07. Fields Of Gold
  08. Kiss Of Life
  09. Driving
  10. Both Sides Now

(ポニーキャニオン/LEAFAGE JAZZ 2006年発売/PCCY-60005)
(☆SACDハイブリッド盤仕様)
(ライナーノーツ/Saya)

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