年内での活動休止〜無期限休養を発表した宇多田ヒカル。そんな宇多田ヒカルの最後のTVCMとなるかもしれない「ペプシネックスPEPSI NEX)」。そのプロデューサーに指名されたのが“我らが”菊地成孔である。
 【愛の讃歌】(【愛のアンセム】)である。おフランスである。ゆえに菊地成孔なのであろう。

 昨日(10/2)より放送中の新CMは,巨大ボトルによる「ペプシネックスPEPSI NEX)」ビッグボトル・バンドをバックに,宇多田ヒカルがフランス語と自作の邦訳詞で熱唱している。文句なしに宇多田ヒカルは“アーティスト”である。

 管理人は普段ジャズフュージョンしか聴かないが(正確には毎日ラジオであらゆる音楽を耳にしてはいますが)宇多田ヒカルには縁がある。
 何と言っても【FIRST LOVE】。サンボーン・フリークとしては【FIRST LOVE(フィーチャリング・デヴィッド・サンボーン) 】は外せない。そしてトドメは寺井尚子の「まっぱ」の名演にある。あぁ,宇多田ヒカルの早熟ぶり。

 デビッド・サンボーンから菊地成孔へ…。
 【FIRST LOVE】から11年後の【愛のアンセム】は,フルート太田朱美フェンダー・ローズ坪口昌泰ベース鈴木正人ドラム本田珠也パーカッション井谷享志からなる,いつもの菊地組&菊地サウンド。超COOL
 ただし時間も短いし,宇多田ヒカルの絶大なる存在感で,完全なるバック・バンド。まぁ,しょうがない。菊地サウンドの完全版は【HYMNE A L’AMOUR 〜愛のアンセム〜】を買って聴くことにしようっと。

 それにしても宇多田ヒカル,何か吹っ切れていないか!? ノビノビと自己表現する【FIRST LOVE】の頃の輝きを感じさせる。宇多田ヒカルが自分の歌を楽しんでいる。
 これぞ菊地成孔プロデュースの真骨頂! 菊地サウンドに引っ張られて乗れないわけがない。楽しくないわけがない。思うに宇多田ヒカルは煮詰まってしまったのだと思う。変に,大人になろう,ならなきゃ,と頑張りすぎたのだと思う。
 活動を休止する前に菊地成孔とコラボレートしてほしい。ジャズにハマッタラ,休養なんてしてられない! 「あれもやりたい。これもやりたい」少女の頃の宇多田ヒカルに戻れるのに…。

 宇多田ヒカルと菊地成孔で10曲演ったら,きっと面白いものができる。宇多田ヒカルならUAになれる。UAを越えられる?
 「HIKARU UTADA × NARUYOSHI KIKUCHI」の『CURE JAZZ 2』を聴いてみたい。すごく聴いてみたい。