うち水にRAINBOW-1 管理人の中では前作『脚線美の誘惑』と『うち水にRAINBOW』が2枚で1枚の1セット。

 『うち水にRAINBOW』は,以前からバック・バンド等で関係の深かった松任谷由実が,楽曲提供(【黄昏で見えない】)&タイトリング&ジャケットデザインまでをアルバム・コーディネーターとして参加。
 “歌もの路線”と決別したはずなのに,以前にも増して伊東たけしの“歌うアルト”にユーミン・プロデュースの影響を感じてしまう。

 “メロディー・メーカー・安藤まさひろ”の「インストだからこそ歌えるメロディ・ライン」の名曲群に,和泉宏隆のオーケストレーションなカラーリングと田中豊雪のパフォーマンスがベスト・マッチング。

 ザ・スクェア特有の,フュージョン・バンドでありながら,歌えるメロディを重要視するスタイルは『うち水にRAINBOW』で完成したと思う。
 世間でヒットしなかったことだけが惜しまれる『うち水にRAINBOW』は,全曲名曲の名盤である。

※ 『うち水にRAINBOW批評ジャケット写真はミュージック・カセット・テープ版です。

  01. HELLO GOODBYE
  02. 君はハリケーン
  03. SABANA HOTEL
  04. STINGRAY
  05. HANK & CLIFF
  06. 黄昏で見えない
  07. From 03 To 06 (Receivers)
  08. カピオラニの通り雨
  09. BARBARIAN
  10. HELLO GOODBYE (Reprise)

(CBSソニー/CBS/SONY 1983年発売/28KH1312)
(ライナーノーツ/松任谷由実)

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