ROCKOON-1 『メイク・ミー・ア・スター』でのグループ・サウンズ風に手ごたえを感じた安藤まさひろが“歌もの路線”に取り組んだ『ROCKOON』(以下『ロックーン』)。

 (管理人の遠い記憶が確かならば)安藤まさひろが目指していたのは『ロックーン』のタイトルよろしくTOTOに代表される“AOR系フュージョン”。

 だが出来上がりは,やっぱりグループ・サウンズ風の「WE ARE THE SQUARE」。洗練途上のオシャレ感が漂っている(スクェアが真のオシャレ系になったのは『YES, NO。』以降のこと)。

 7人編成の大所帯となったザ・スクェアの“混沌の個性派セッション”の味が滲み出ている。そう。ザ・スクェア名義の真髄は,バンドではなくセッション・グループである。

 さて,管理人は歌詞ではなく楽器だからこそ伝えられる歌があると思っている。ジャズフュージョンは,感動を与える点で決してロックに負けてはいない。
 ハイライトの【TOMORROW’S AFFAIR】と【GOOD NIGHT】は鼻水が止まらない程に泣けるし【BANANA】を聴いたら多少の悩みなど飛んでいってしまう。

ROCKOON-2 『ロックーン』以上の名盤はたくさんあるが,管理人にとって『ロックーン』以上に“ザ・スクェアっぽさ”を感じるCDも他にはない。
 『ロックーン』に,他のどのアルバムとも異なる「特別の愛着」を覚える。

  01. ROCKOON
  02. REALLY LOVE
  03. TOMORROW'S AFFAIR
  04. BANANA
  05. THE WAY I FEEL
  06. LITTLE POP SUGAR
  07. COME BACK
  08. IT'S HAPPENING AGAIN
  09. GOOD NIGHT

(CBSソニー/CBS/SONY 1980年発売/VRCL2104)
(ライナーノーツ/松任谷由実)
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