『PORTRAIT OF JACO』の2曲目は【CONTINUUM】(以下【コンティニューム】。


 ジャコパスの18番=【コンティニューム】が劇的にクール! 2001年のジャコパスブライアン・ブロンバーグのように“整然と”は弾かないだろうが,ジャコパスがクールにアレンジしたなら「こうなっていたかも…」と想像力を掻き立ててくれる程の超名演である。

 【コンティニューム】は「ウッド・ベースの神業とフレットレス・ベースの神業とピッコロ・ベースの神業」がクールに共演しているのがミソ! つまりブライアン・ブロンバーグウッド・ベースが終始ボトムを支え,フレットレス・ベースが【コンティニューム】独特のテーマを響かせ,ピッコロ・ベースが擬似ギター・ソロのアドリブをかましまくる!
 これら性格の異なる3本のベースが,しかしどれもジャコパス・チックに鳴っているんだよなぁ。管理人は【コンティニューム】を聴いて,ブライアン・ブロンバーグジャコパス愛に涙しました。

 【コンティニューム】の“きらきらした”リズムとシンセサイザーはブライアン・ブロンバーグならでは! ジャコパスコンティニューム】の音源はどれもバツゆえ古臭いイメージがあるのだが,このハイテクなバックにフレットレス・ベースのテーマが重なる瞬間は失禁ものである。
 そして「第二波」としてのピッコロ・ベースの大登場! これは誰がどう聴いてもエレキ・ギターである。しかも凄腕ギタリストによるアドリブである。管理人も間違えた。現役ギタリストも現役ベーシストも間違えた。耳に自信のある方は一度チャレンジしてみてください。きっと“目の玉も飛び出さんばかりに”たまげることでしょう。

BRIAN BROMBERG : Acoustic Bass, Fretless Bass, Acoustic Piccolo Bass, String and Loop Arranging
TOM ZINK : Piano, Keyboards and Loop Arranging and Programming, and Strings Arranging
JOEL TAYLOR : Drums