『FIRST DECADE』の10曲目は【THE BLUE ZONE】(以下【ザ・ブルー・ゾーン】)。


 【ザ・ブルー・ゾーン】は,小曽根真の“揺れる”ローズ・ピアノジェームス・ジーナスエレクトリック・ベースの“絡み具合”が聴き所。

 小曽根真ローズ・ピアノが“ローズらしく鳴る”テーマのバックで,歯切れの良いベースが自由自在に歌いまくっている。難しいテーマを軽やかにドライブするのが“エレクトリック・トリオ”ならではの“味”である。
 2分11秒からの小曽根真アドリブが大充実なのは,ジェームス・ジーナスエレクトリック・ベースの“硬質なプッシュ”があってのこと。

 そんな2人の“蜜月の陰”に隠れていたクラレンス・ペンドラムがラストでスパークする! 5分27秒からの生ドラムが2人の操る“電子楽器”を一気に呑み込んでいく! ここに小曽根真“エレクトリック・トリオ”の疾走が気持ちいい。

THE TRIO
MAKOTO OZONE : Fender Rhodes
JAMES GENUS : Electric Bass
CLARENCE PENN : Drums, Percussion