FROM NEW YORK-1 “サヴォイ初の日本人アーティストアキコ・グレース,衝撃のデビューCDが『FROM NEW YORK』(以下『フロム・ニューヨーク』)。

 鮮やかなテクニック,クリアーで美しい音色,ダイナミックで力強いピアノ・タッチ…。これは熱演ではない。気負うことなく自然体で録音されている。それでこのハイレベル。
 実に爽快である。聴いているだけですがすがしい気分になってくる。実力勝負の正統派な演奏に酔いしれてしまう。なぜだか誇らしく思えてくる。“稀にみる大器”の大登場なのである。

 ベースロン・カータードラムビル・スチュアートの超大物2人を向こうに回し,堂々と渡り合う「モノホン」アキコ・グレースジャズ・ピアノに心底惚れ込んでしまった。管理人のこの評価は今でも変わらない。

FROM NEW YORK-2 アキコ・グレースについては,ピアノの硬質なタッチとビル・エヴァンスの愛想曲を取り上げるなど『フロム・ニューヨーク』を聴いた時点では,大西順子よりも木住野佳子に近いイメージを持っていた。

 話題性と実力を兼ね備えた“ピアノのディーバ”アキコ・グレース大西順子以来となるアキコ・グレースが巻き起こした『フロム・ニューヨーク』から始まる一連の“大旋風”が記憶に新しい。

  01. Never Let Me Go (Short Version)
  02. Delancey Street Blues
  03. I've Seen It All
  04. You Don't Know What Love Is
  05. You Must Believe In Spring
  06. The Last Smile Of You
  07. Voice Of The Sphere
  08. Inner Conflict
  09. Texture
  10. My Favorite Things
  11. Never Let Me Go (Full Version)

(サヴォイ/SAVOY 2002年発売/COCB-53003)
(ライナーノーツ/岩浪洋三,菰口賢一)

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