《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。
 『ジャズ名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアーティストたちの演奏は,テンションとなり,リラクゼイションとなって漂い流れる。
 そして,最も人間的な文化所産であるが故に,時代を超えた生命力を持ち続けているのだ。
 ジャズは生きている。モダン・ジャズ珠玉の名演。 》

 「MODERN JAZZ BEST SELECTION TOP500」。
 今回は326位〜330位の発表です。
 


complete charlie parker on dial★330.BIRD OF PARADISE
CHARLIE PARKER ON DIAL VOL.3
チャーリー・パーカー
 
 
 


セロニアス・モンク・トリオ+2★329.BLUE MONK
THELONIOUS MONK TRIO
セロニアス・モンク
 
 
 


ソロ・オン・ヴォーグ+1★326.SMOKE GETS IN YOUR EYES
SOLO ON VOGUE
セロニアス・モンク
 
 
 


コルトレーン・サウンド(夜は千の眼を持つ)(+2)★326.NIGHT HAS A THAUSAND EYES
COLTRANE'S SOUND
ジョン・コルトレーン
 
 
 


CLIFFORD BROWN AND MAX ROACH AT BASIN STREET-1★326.WHAT IS THIS THING CALLED LOVE?
CLIFFORD BROWN AND MAX ROACH AT BASIN STREET
クリフォード・ブラウン=マックス・ローチ
 
 
 


 セロニアス・モンクの2曲が同時ランクイン! 方やモンクオリジナルの【ブルー・モンク】。方やスタンダードの【煙が目にしみる】。
 モンクならば当然オリジナルが“買い”である。しかし時折演奏されるスタンダードにこそ,セロニアス・モンク“らしさ”を色濃く感じてしまうのも事実である。そう。セロニアス・モンクは,作曲家としてだけでなくピアニストとしても異彩を放っている。

 【煙が目にしみる】で聴かせる,セロニアス・モンクの“ユニークかつ超一流”のピアノ・タッチにKOされてしまう。オリジナルであろうとスタンダードであろうと「モンクモンク」! セロニアス・モンクは“唯一無二”のジャズメンである。

アドリグをログするブログ “アドリブログ”JAZZ/FUSION



ヘブライ5章 イエスは人間の大祭司より優れている
マイルス・デイビス 『ユア・アンダー・アレスト