『NOW’S THE TIME』の5曲目は【COSMIC RAYS】(以下【コズミック・レイズ】)。


 ミディアム・ブルースの【コズミック・レイズ】は,珍しくサイドメンにスポットが当てられている。
 無論,聴き所はチャーリー・パーカーアルトソロが一番である。ジャズのルーツがブルースにあることが“良〜く分かる”アドリブ構成である。

 さて,サイドメン全員のアドリブが均等に楽しめる【コズミック・レイズ】の中にあって,管理人ならテディ・コティック
 理由は単純に,2分1秒から2分5秒までの“大音量”にある。ミキサーが故意に音量を上げたとしか思えないくらいの音圧で,ベースの重低音が迫ってくる。耳から脳に伝わるのとは別口で,女性じゃないのに“骨盤まで響き渡る”感覚が残る。

 これが真にテディ・コティックの“神技”であるとすれば,テディ・コティックの低評価は書き換えられねばならない! そう。“大御所”ハンク・ジョーンズよりも“ジャズ・ジャイアンツ”マックス・ローチよりもテディ・コティックの“大音量”が素晴らしい!
 …って,アドリブの話じゃないんかい? お後がよろしいようです。

CHARLIE PARKER : Alto Saxophone
HANK JONES : Piano
TEDDY KOTICK : Bass
MAX ROACH : Drums