2008年01月22日

チェット・ベイカー / チェット・ベイカー&クルー / TO MICKEY'S MEMORY5

アナログレコード

 『CHET BAKER & CREW』の1曲目は【TO MICKEY’S MEMORY】(以下【トゥ・ミッキーズ・メモリー】)。


 【トゥ・ミッキーズ・メモリー】は,ウエスト・コーストの人気者=ミッキーマウスへのメモリー。しばらくカリフォルニアを離れる決意を固めた時,ふと,ディズニーランドが脳裏をよぎったか?
 ミッキーマウスとのメモリーは全てが楽しい。そう。【トゥ・ミッキーズ・メモリー】=ゴキゲンのノリノリ・エスニック系である。

 クロマティック・ティンパニーが効いている! 3分5秒からのティンパニー・ソロが【トゥ・ミッキーズ・メモリー】のハイライト! チェット・ベイカーがミッキーマウスなら,ビル・ラフブロウはドナルドダック! ラテン・サンバのリズムで踊っている!
 また,白人ドラマーピーター・リットマンを「サンド」した,ボビー・ティモンズジミー・ボンドによる「オレオ」なリズム隊が,西海岸でハード・バップしている。このグルーヴはNYには存在しない“新種の”グルーヴである。

 そこへウエスト・コースト・ジャズ“そのまんま”のフロントが乗っかってくる。フィル・アーソが爽快にして滑らかな“波乗り”を聴かせれば,チェット・ベイカーは躍動するリズムの波を“かき分けかき分け”ダイナミックに疾走する!
 4分27秒からのエンディングでの大合唱は,ハード・バッパーへのモデル・チェンジを試みた,チェット・ベイカーの努力が形として結実した瞬間であろう。いい。

CD視聴(試聴)・購入はジャケット写真から

CHET BAKER : Trumpet
PHIL URSO : Tenor Sax
BOBBY TIMMONS : Piano
JIMMY BOND : Bass
PETER LITTMAN : Drums
BILL LOUGHBROUGH : Chromatic Tympani


CHET BAKER & CREW
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この記事へのコメント
1. Posted by BLUE LIFE    2008年01月22日 23:52
メモリーは甘味なモノだったんですかねえ?
2. Posted by セラビー    2008年01月23日 00:10
BLUE LIFEさん,コメントありがとうございます♪
この元気の良さは,きっとそうですよ?
3. Posted by のぶひで    2008年01月23日 18:00
5 ティンパニーがハイライトのミッキーマウスのサンバ・パレード? 試聴してみましたが、セラビーさんご指摘のパートが流れませんので、イメージ沸きませんでした。買ってみます。
4. Posted by セラビー    2008年01月23日 19:16
のぶひでさん,コメントありがとうございます♪
それは素晴らしい。でも私のトラック批評は主観的で独断的です。のぶひでさんには別の音世界が見えるのでは? 「アドリブログ」はあくまで参考として活用してくださいね。
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