2008年01月09日

渡辺 香津美 / パーフェクト・リリース / メランコ4

アナログレコード

 『PERFECT RELEASE』の1曲目は【メランコ】。


 その昔12インチ・シングルでも発売され“聴き倒した”懐かしの【メランコ】! 当時高校生だった管理人は「メランコ→ブランコ」をイメージしてしまい“揺れに揺れる”トラックとして脳裏に“ブランコ画像”が刷り込まれてしまった。あぁ情けない。

 しかし【メランコ】“揺れに揺れる”トラックとしてのイメージは「メランコ→ブランコ」だけではなく,イントロでの渡辺香津美の“アコースティック・ギター・シーケンス”の影響も大である。
 あの細かい左右への“うねり”が“揺れに揺れる〜”ってか?

 NO! 【メランコ】で感じる“揺れ”の原因は,ビル・ブラフォードジェフ・バーリンによる“縦揺れ・ロック・ビート”にある。
 2分13秒から,渡辺香津美ギター・シンセによるアドリブが始まると同時に,ジェフ・バーリンベースが加速し始め,ビル・ブラフォードバスドラスネアで“鞭を入れた”3分9秒で姿を現わす,幻のポリリズム
 この3者が“拍の一致しないリズム”を同時に繰り出し,リズムの隙間を埋めまくる様は,もろ“プログレ”である。

 さて,高校時代に“文字通り”レコードの溝がすり減るまで聴いた【メランコ】であったが『PERFECT RELEASE』を聴いたからこそ“実感できた”発見があった。
 『PERFECT RELEASE』=「MOBO」! 『スパイス・オブ・ライフ』からの選曲はどうか,といぶかっていたのだが【メランコ】が,CDのオープニングを“しっくり”と飾っている。
 この収まりの良さに,たった2人で「MOBO」オールスターズと同等の活躍を見せた,ビル・ブラフォードジェフ・バーリンに改めて“惚れ直した”管理人です。でも正直聴き飽きたかなぁ…。

CD視聴(試聴)・購入はジャケット写真から

KAZUMI WATANABE : Guitar, Guitar-Synthesizer
JEFF BERLIN : Electric Bass
BILL BRUFORD : Electric Drums, Drums, Percussion


PERFECT RELEASE
PERFECT RELEASE
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この記事へのコメント
1. Posted by ayuki    2008年01月09日 23:44
お邪魔いたします。
この曲はコピーバンドで演奏したことがありますので凄い懐かしいです。イントロのギターが左右に振られているのが仰る通りポイントですね。近々スパイス・オヴ・ライフのレビューもしてみたいと想います。
2. Posted by セラビー    2008年01月10日 00:45
ayukiさん,コメントありがとうございます♪
ayukiさんの『スパイス・オブ・ライフ』批評,是非読んでみたいです。実際に演奏して分かることも多いと思います。私はエア・ギターしかできないもので。トホホなオヤジです。
3. Posted by takegoro    2008年01月10日 15:21
5 12インチ・シングル持っているとは、かなりのマニアですね。私は12インチではないですが、シングル盤でカシオペアの『ザ・サウンド・グラフィ』を持っていました。レコードってCD以上に感情移入しませんか? 渡辺香津美批評面白かったです。
4. Posted by セラビー    2008年01月10日 16:01
takegoroさん,コメントありがとうございます♪
レコードは手間暇かかる分CD以上に感情移入しやすいのだと思います。『ザ・サウンド・グラフィ』のEPは弟が所有していました。
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