『AT THE FIVE SPOT,VOL.1』の1曲目は【FIRE WALTZ】(以下【ファイアー・ワルツ】)。

 
 歴史的名演として名高い【ファイアー・ワルツ】は,エリック・ドルフィーの“神業”について語られることが多いが,ブッカー・リトルマル・ウォルドロンアドリブも負けず劣らず超強烈!
 3人の“果たし合い”的なアドリブの応酬合戦にとりこにされてしまう。

 【ファイアー・ワルツ】の代名詞であるエリック・ドルフィーの“驚愕の”アドリブは,終始全速力! 一瞬たりとも聴き逃せないがマニアとしては2分38秒から41秒の“夢の”フレーズを推す!

 5分17秒からのブッカー・リトルの白熱のトランペットや,9分29秒からのマル・ウォルドロンの“力業”のピアノは【ファイアー・ワルツ】以外では,なかなかお耳にかかれないのでは? そういう意味でも真に歴史的な名演であろう。

 3人が最高のアドリブを繰り出すと,こうも激しいジャズが完成するものなのか? NO! 微妙な配合がなければ,こうはいかない。この“絶妙のシャッフル具合”を奇跡と呼ぼう!

CD視聴(試聴)・購入はジャケット写真から

ERIC DOLPHY : Alto Saxophone
BOOKER LITTLE : Trumpet
MAL WALDRON : Piano
RICHARD DAVIS : Bass
ED BLACKWELL : Drums


Eric Dolphy at the Five Spot, Vol. 1
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