『WE GET REQUESTS』の4曲目は【PEOPLE】(以下【ピープル】)。
【ピープル】こそ「黄金トリオ」の名称にふさわしい。もちろん主役はオスカー・ピーターソンで変わりないのであるが,印象としては,レイ・ブラウンとエド・シグペンの抜群の絡みが聴き所である。
安定したベースとドラムの強力タッグが,オスカー・ピーターソンの“麗しの”ピアノを解き放つ! “下から下から”極上の音が迫り上げられてくる!
1分25秒から始まる,オスカー・ピーターソンの天下一のアドリブが,ベース・ラインにつられている? 予想以上のグルーヴにオスカー・ピーターソンが戸惑っている? そう聴こえてしまう程,2人のリズム隊が珍しくオスカー・ピーターソンをプッシュしている。
プッシュされた側のオスカー・ピーターソンだって,黙っちゃいない。スタートでつまずいたアドリブもすぐに軌道修正し,ついに2分47秒で飛翔する! これぞレイ・ブラウンとエド・シグペンが引き出した,オスカー・ピーターソンの眠れる実力!
【ピープル】こそが,ピアノ・トリオが“黄金”へと昇華した感動の記録である。
OSCAR PETERSON : Piano
RAY BROWN : Bass
ED THIGPEN : Drums
イザヤ書36章 ラブシャケが神をあざける
ブランフォード・マルサリス 『モ’・ベター・ブルース』
【ピープル】こそ「黄金トリオ」の名称にふさわしい。もちろん主役はオスカー・ピーターソンで変わりないのであるが,印象としては,レイ・ブラウンとエド・シグペンの抜群の絡みが聴き所である。
安定したベースとドラムの強力タッグが,オスカー・ピーターソンの“麗しの”ピアノを解き放つ! “下から下から”極上の音が迫り上げられてくる!
1分25秒から始まる,オスカー・ピーターソンの天下一のアドリブが,ベース・ラインにつられている? 予想以上のグルーヴにオスカー・ピーターソンが戸惑っている? そう聴こえてしまう程,2人のリズム隊が珍しくオスカー・ピーターソンをプッシュしている。
プッシュされた側のオスカー・ピーターソンだって,黙っちゃいない。スタートでつまずいたアドリブもすぐに軌道修正し,ついに2分47秒で飛翔する! これぞレイ・ブラウンとエド・シグペンが引き出した,オスカー・ピーターソンの眠れる実力!
【ピープル】こそが,ピアノ・トリオが“黄金”へと昇華した感動の記録である。
OSCAR PETERSON : Piano
RAY BROWN : Bass
ED THIGPEN : Drums
イザヤ書36章 ラブシャケが神をあざける
ブランフォード・マルサリス 『モ’・ベター・ブルース』
コメント一覧 (4)
オスカー・ピーターソンさんはグイッと演奏をけん引していくタイプだと想いますが、この部分のベースにつられる!と言う感じ、なるほど!と想いました。
【ピープル】を聴くと「グイッと演奏をけん引していくタイプ」のピーターソンが,ソロ・ピアノではなく,トリオ編成を好んだ理由が何となく分かる気がしています。
BLUE LIFEさん同様,オスカー・ピーターソンもレイ・ブラウンのあの音に「いい気分にノセられて」しまったのでしょうね。それにしてもレイ・ブラウンは楽器に関係なく誰とでも相性いいですよね。驚きです。