2007年10月09日

トニー・ウィリアムス・ライフタイム / エマージェンシー! / EMERGENCY5

アナログレコード

 『EMERGENCY!』の1曲目は【EMERGENCY】(以下【エマージェンシー】)。


 【エマージェンシー】は,非常事態宣言&戒厳令発動中のような不穏なムードと空気感! テーマの響きが情緒不安定へと一気に誘う切れ味である。この重量感が,わずか3人のオルガン・トリオの演奏だとは信じ難い。今聴いても驚異的である。
 
 やっぱりトニー・ウィリアムスのド迫力・ドラミング! ドラムの強烈なプッシュを受けたギターオルガンが極上リズムに絡みつき,これまた“ぶっ飛んでいく”! 基本,トニー・ウィリアムスドラミングの変化に呼応した“アドリブ合戦”が延々繰り広げられている。壮絶な撃ち合いである!

 再度,やっぱりトニー・ウィリアムスのド迫力・ドラミング! イントロのドラム・ロールからわずか数秒でMAXに持っていく肩作りの早さはタイガース・藤川球児並み。そして4分38秒からの,ブレーキの効いた4ビートはレッドソックス・岡島秀樹並み。
 おっと脱線。真面目にジャズフュージョン…。7分後半からの連打は“爆撃機”と称されたデニス・チェンバースと張っている。

 ジョン・マクラフリンのノイジーなフレーズと実際のアンプ・ノイズも最高だし,ラリー・ヤングの控え目だが“ここぞ”という時のアドリブもいい。そう。【エマージェンシー】は「ライフライム」の3人がバンドとして一体となった瞬間のドキュメント!
 きっと読者の皆さんの背筋にも“稲妻”が走りますよっ。

CD視聴(試聴)・購入はジャケット写真から

THE TONY WILLIAMS LIFETIME
TONY WILLIAMS : Drums, Vocal
JOHN MCLAUGHLIN : Guitar
LARRY YOUNG : Organ


Emergency!
ランキングを見てみよう!

トラックバックURL
この記事へのコメント
1. Posted by BLUE LIFE    2007年10月11日 18:42
トニーの瞬発力にはいつも圧倒されます。
2. Posted by セラビー    2007年10月11日 19:48
BLUE LIFEさん,コメントありがとうございます♪
トニーの「無段階自動変速機」内蔵のごとき切替えの早さ! 私も圧倒されています。
この記事にコメントする
名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
Blog times
CubeClock
livedoor プロフィール
記事検索
Jazz/Fusion Links
最新記事
Recent Comments
Archives
Categories
アンケートボード

★当ブログについて望むことは?

アルバム単位で批評してほしい
同じ曲をテイク別に批評してほしい
多くのジャズメンを幅広く批評してほしい
一人のジャズメンを掘り下げて批評してほしい
超有名曲をもらさず批評してほしい
発売直後の新作を批評してほしい
初心者を意識したほんわかサイトにしてほしい
マニアを意識したニッチなサイトにしてほしい
オーディオについて批評してほしい



-Mini Vote-