2007年09月19日

小林 香織 / FINE / DRIVING4

アナログレコード

 『FINE』の5曲目は【DRIVING】(以下【ドライヴィング】)。


 【ドライヴィング】は,ロング・トーンを多用した,小林香織の“歌うアルト・サックス”が聴き所。(55秒から1分3秒などで)一人オーヴァー・ダビング?を駆使し,見事に歌う&歌い上げる!

 聞けば【ドライヴィング】は,エヴリシング・バット・ザ・ガールのヒット・ナンバーとのこと。原曲はよく知らないのだが,友人に「きっと聞いたことがあるはず」と言われたので,どこかで耳にしたことがあるらしい。
 【ドライヴィング】に,何となく“懐かしさ”を感じてしまったのはそのせい? いや,これぞ香織嬢のテクニックと言い切ってしまおう! どうですか,この“グローヴァー・ワシントンJr似”の甘〜いロング・トーン!

 …と,しばらくは小林香織一人に気を取られてしまうが,繰り返し聴き込むと,バックの名演あっての“グローヴァー・ワシントンJr似”であることに気付かされる。思えば『ワインライト』の成功の陰にも,マーカス・ミラースティーブ・ガッドがいたものなぁ。

 【ドライヴィング】での笹路サウンドに,いつものようなカラフルさはない。これは“ファンク”である。笹路正徳キーボードが“揺れている”。
 土方ポンタ菅野もいいが,特筆すべきは日野“JINO”賢二ベース! 波打つグルーヴ小林香織の“息遣い”と調和&連動している。グレート!

CD視聴(試聴)・購入はジャケット写真から

KAORI KOBAYASHI : Alto Sax & Flute
MASANORI SASAJI : Keyboards
TAKAYUKI HIJIKATA : Guitar
KENJI HINO : Bass
SHUICHI "PONTA" MURAKAMI : Drums
CARLOS KANNO : Percussion 


Fine(DVD付)
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adliblog at 23:28 │Comments(4)TrackBack(0)この記事をクリップ!CD批評:小林 香織
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この記事へのコメント
1. Posted by BLUE LIFE    2007年09月20日 18:45
ロングトーンの美しさはウィリー・スミス、ジョニー・ホッジス、ベニー・カーターから続く系譜、と言ったら言い過ぎですかねえ?
2. Posted by セラビー    2007年09月20日 19:41
BLUE LIFEさん,コメントありがとうございます♪
おっ,スイング時代の3大アルトの登場ですね。流石です。系譜には違いないと思いますが,小林香織はキャンディ・ダルファー,ケニーG,グローヴァー・ワシントンJrだと思っています。
3. Posted by ayuki    2007年09月21日 09:11
お邪魔致します。
小林香織さんも矢野沙織さん同様お恥ずかしながら未聴なんです・・・。私の知り合いのサックスプレイヤーが小林さんを絶賛しているのですが・・・。どちらがよりお薦めなんでしょうか・・・愚問でしたね。
4. Posted by セラビー    2007年09月21日 10:44
ayukiさん,コメントありがとうございます♪
私的にはどちらもお奨めですが,ジャズ系なら矢野沙織で,フュージョン系なら小林香織です。
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