行ってきました! 7/23「Gate’s 7」での《矢野沙織Tour Summer 2007 『JAZZ回帰』 〜JAZZ・スピリットの未来が見える〜」》!

 「アジアン・ビューティ」矢野沙織! 上下のスーツ? 網タイツにミニスカ! 赤のハイヒール&キラキラ・ラメのスパンコール! モデル風のプロポーションで「アジアン・ビューティ」の称号もすっかり板についてきた感じ? 本当,大人になったなぁ。「オンナ」になったなぁ。
 いやいや,そんな“ルックス目当ての”にわか矢野沙織ファンをKOしたことであろう,ストレートなメインストリーム・ジャズの雨嵐に,新称号「JAZZ QUEEN」の定着も間近と見た! やはり沙織ちゃんは“アイドル”なんかではなかったど〜!?

 今回のツアー・タイトルは「JAZZ回帰」! そう。初ベストのタイトルと同じなので,新CDのプロモーションかと思いきや…。「JAZZ回帰」からの演奏は皆無(2曲)。
 今回は「ジャズの歴史を年代順に紐解き“JAZZ・スピリットの未来を見せる”LIVE」構成だったらしい。
 ジャズの未来をお見せしよう,とは凄いテーマであるが,ここは「未来のジャズ界を背負って立つ」的な,矢野沙織なりの「関白宣言」!?と受け止めよう。沙織ちゃんのその意気込み,十分ステージから伝わってきましたよっ。

 さて,まずは恒例のメンバー紹介から…

 ★ 矢野 沙織 : Alto Saxphone
 ☆ 後藤 浩二 : Piano
 ☆ 金子 健 : Bass
 ☆ 加納 樹麻 : Drums

 アキバ系ピアノヲタ(ごめんなさい)・後藤浩二,ダンディズム・金子健,鉄仮面(ごめんさい)・加納樹麻。この実力者3人を従え,自分の音世界を構築する,弱冠20歳のバンド・リーダー!
 矢野沙織の中では年齢もキャリアも関係ないのだろう。的確に音出しを指示する姿に2年間の成長を感じました。

 今回ステージから言及(演奏)されたのは,ビリー・ホリデイレスター・ヤングチャーリー・パーカーアート・ブレイキーマイルス・デイビスクリフォード・ブラウンホレス・シルバールー・ドナルドソンキャノンボール・アダレイジャコ・パストリアスランディ・ブレッカースライド・ハンプトン…ぐらいだったかな?
 この面々は正しく「1930年代以降のジャズの黄金期=ジャズの系譜をたどる旅」でしたが,管理人の心に響いたのは,1970年代以降のジャズとして“ロック・ギターのカリスマ”ジミ・ヘンドリックスを織り込んだこと!

 まあ,ジャズの教科書的には,チャーリー・パーカー → マイルス・デイビスと来れば,次はジョン・コルトレーンでしょ? あるいはフュージョンでしょ? ところが矢野沙織は,そこでジミ・ヘンドリックスへいっちゃったわけです。はい。
 ここからは管理人なりの“深読み”ではありますが,矢野沙織の中で“刺激的なジャズ”は60年代末で終わった,ということ。ごっそり,70年〜2000年までの30年間を“ぶっ飛ばす”とは大した度胸である。
 そしてここが選曲の“ツボ”だと思ったのだが,ジミヘンの後に矢野沙織自身のレパートリーを持って来た! これぞ「JAZZ回帰」一番手を担おうと言う決意表明? 期待してますよ。「JAZZ QUEEN」さん。

 なあんて,本当は硬いことを考えるでもなく,ウイスキー&焼酎片手に拍手三昧! 拍手と言えば「何が好きか?」のMCで「音楽をやって拍手をもらうのが好き」と話していた。了解。これからも手が腫れるまで幾らでも拍手してあげますからねっ。

 さて,この記事はLIVEレポートなので,ステージ前半のセットリストを報告しておきます。

1stセット:
01.LAULRA
02.TAKE THE A TRAIN
03.LESTER LEAPS IN
04.EVERYTHING HAPPENS TO ME
05.DONNA LEE
06.MY LITTLE SUEDE SHOES
07.SHE ROTE