アナログレコード

 『TIME IS OF THE ESSENCE』の3曲目は【HALF PAST LATE】(以下【ハーフ・パスト・レイト】)。


 【ハーフ・パスト・レイト】は“静かに湧き上がる凄み”に尽きる。クール・ジャズであろうが,一昔前とは音圧が違う。それも各人のソロ・パートだけ。ユニゾン・テーマでは,呼吸を整え,力を溜め込み,意識的に抑えた様子がアリアリである?

 2分8秒からのマイケル・ブレッカーアドリブは,テナー特有の音を滑らすように吹いていく。3分4秒から7秒と3分45秒から52秒までの2種類のまとめ方に顕著である。

 4分10秒からのパット・メセニーアドリブは,笑顔なしの真剣勝負! クール時代のジャズ・ギターと対峙している。エフェクターなしの小細工なし。オクターブ奏法を交えながらジャズ・フレーズで歌い上げていく! これはパット・メセニーからジャズ・ギター・ジャインアントたちへの「無意識のリスペクト」であろう。

CD視聴(試聴)・購入はジャケット写真から

MICHAEL BRECKER : Tenor Sax
PAT METHENY : Guitar
LARRY GOLDINGS : Organ
BILL STEWART : Drums


Time Is of the Essence
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