2007年05月21日
アントニオ・カルロス・ジョビン / イパネマの娘
管理人の考える最高の音楽とは,最高のプロデューサーが最高の作詞家+最高の作曲家+最高の編曲家+最高のプレイヤーを一同に集め,意思の疎通を図りながら造られたものだと思っている。そう。各分野の頂点を極める人々が,自分の能力を最大限同じベクトル上に発揮したもの。言わば「一枚岩での完全分業制」である。
ただしこれは理想に過ぎない。現実には有り得ない。そこで次の選択肢はシンガー・ソング・ライター。自作自演であれば分業制最大のネックである「意思疎通の欠如」は解消されてしまう。
『THE COMPOSER OF DESAFINADO, PLAYS』(以下『イパネマの娘』)は,ボサノヴァの“産みの親”=アントニオ・カルロス・ジョビンの自作自演集!
ボサノヴァ界“最高の作曲家”が,自身のピアノとギターによって(最高ではないかもしれないが)自分の頭の中のイメージを表現してみせる!
これぞ“聞き物”であろう。何と言ってもアントニオ・カルロス・ジョビンこそ「ボサノヴァ」という,新たな音楽ジャンルをゼロから造り上げた最重要人物! 「ボサノヴァ」という新たな音楽が誕生した瞬間の感動を味わうことができる,かも?
さて,ボサノヴァとは1950年代後半から60年代前半に全世界を席巻した“ブラジル産ジャズ・サンバ”! 勿論,今となってはブラジル音楽の“懐メロ”であろうが“懐メロ”は息が長い! 時代を超え国境を越え,全世界の音楽ファンに親しまれ愛され続けてきた。
「歌は世につれ,世は歌につれ」=古賀メロディ。そう。アントニオ・カルロス・ジョビンは“ブラジルの古賀政男”なのである。 ←ジョビン・ファンの皆さん,ごめんなさい。ここはカッコつけて,ジャズ・スタンダードの名作曲者たち,ビクター・ヤングかコール・ポーター,はたまたジョージ・ガーシュウィンならいいですか?
“ブラジルの古賀政男”説は置いといて…。『イパネマの娘』はクラウス・オガーマンのオーケストラ&ストリングスと共演した完全インスト! 否が応でもアントニオ・カルロス・ジョビンの“天才メロディ・メーカーぶり”が際立つCDなのである。
やはりメロディ・ラインが美しい。繊細でしなやかで「淡い音」! しかしその中に複雑なコード進行が微妙に散りばめられている。これが「ボサノヴァ」の真骨頂である。無意識のうちに,笑顔&笑顔! 自然と笑顔がほころび,ジョビンのメロディを“口ずさんでいる”自分に気付く。
やはりボサノヴァのルーツは“ジャズ・サンバ”である。海岸でみんなで“ワイワイ”バーベキュー&ビーチバレーのBGM! いやブラジルと言えばコーヒーでしょ? スタバでのアイス・ラテ飲むBGM? いやいや,えっと,そして…。
もうそんなことはどうでもいいじゃないですか? そもそも音楽を活字で表現するなんて無理なんだから…。耳をソバダテCD批評などバカバカしい! やってらんない!
さぁ,今すぐ,外の陽射しを思いっきり楽しみましょう。読者の皆さんもPCの電源を落として,管理人と一緒に散歩しましょ? 大切なのは“LOVE&PEACE”! ただそれだけ…。
こんな“フヌケ男”にさせてしまう『イパネマの娘』が,アントニオ・カルロス・ジョビンが,そしてボサノヴァが大好きである。
PS 冒頭の硬派路線=最高の音楽の話はどこに行ったんでしょうねっ。
(1963年録音/UCGU-7038)
この記事へのコメント
1. Posted by BLUE LIFE 2007年05月22日 19:48
ボサノバの季節ですね〜。(^-^)
2. Posted by セラビー 2007年05月22日 22:09
BLUE LIFEさん,コメントありがとうございます♪
夏だ! 海だ! ボサノヴァだ!
夏だ! 海だ! ボサノヴァだ!
3. Posted by 和仁 2007年05月23日 08:28
ラテン音楽も好きでよく聴きます。このCDも持ってます(笑)。個人的にはストリングアレンジでない、もっとシンプルなものでも良かったんですが。
BGMとしては、僕はビーチよりもスタバでコーヒーですね(笑)。
BGMとしては、僕はビーチよりもスタバでコーヒーですね(笑)。
4. Posted by セラビー 2007年05月23日 09:17
和仁さん,コメントありがとうございます♪
私も「オーケストラではない方が良かったのに」と思うことはありましたが,アドリブ無し!と割り切れたら,イージーリスニングとして楽しめるようになりましたよ。
和仁さんもスタバでコーヒー派ですね。今度ご一緒しましょ。
私も「オーケストラではない方が良かったのに」と思うことはありましたが,アドリブ無し!と割り切れたら,イージーリスニングとして楽しめるようになりましたよ。
和仁さんもスタバでコーヒー派ですね。今度ご一緒しましょ。
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