2006年11月19日

デヴィッド・サンボーン / クローズ・アップ / J.T.5

アナログレコード

 『CLOSE−UP』の2曲目は【J.T.】)。


 トラック名の由来は,ポップ・シンガー=ジェームス・テイラー? と思いつつも,イントロで“和”を感じた管理人の脳裏には【J.T.】→日本たばこ産業→ライブ・アンダー・ザ・スカイ! とシナプスが連結しているようで…。
 そう。【J.T.】は,マーカス・ミラーリッキー・ピーターソンのWプロデューサーが「ワビサビ」を意識した超名曲! この甘いメロディ・ラインと“サンボーン節”が見事にマッチしている。

 【J.T.】は,決してバラード調ではないのだが,イントロでの,キーボードパーカッションフレットレス・ベースだけで,管理人はすでに“瞳ウルウル”の少女マンガの主人公。
 そこへ,待ち焦がれたハンカチ王子ならぬ,サックス王子=デヴィッド・サンボーンの一音! とたんにシビレが回ってしまう。

 シビレてしまったせいだろうか? 100%デヴィッド・サンボーンの音なのに,どうもいつもと違っている。いつもは“泣き虫”のくせに【J.T.】では,徐々に盛り上がってくるバックと相まって“クール”に歌い上げてしまっている。そう。“枯れた”フレージングなのだ。
 ここが最初に感じた“和”なのだろう。ワビサビの重ね塗りのごとく,デヴィッド・サンボーンも,湧き上がる感情を幾重にも重ね塗りした? 結果,表面的には“泣き”を通り越し,涙も枯れ果て“クール”に聴こえてしまうのだ。

 “泣き”でも“ブロー”でもない,デヴィッド・サンボーンの第3の魅力が,この“枯れ”である。まだ“枯れ”を知らないサンボーン・キッズの皆さん,是非ご一聴を…。

CD視聴(試聴)・購入はジャケット写真から

DAVID SANBORN : Alto Sax
MARCUS MILLER : Bass, Keybords, Guitar and Percussion Programming
RICKY PETERSON : Electric Piano
ANDY NEWMARK : Drums
JEFF MIRONOV : Acoustic Guitar
RICHARD TEE : Piano


CLOSE-UP
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この記事へのコメント
1. Posted by BLUE LIFE    2007年02月27日 20:18
枯れ?意識して聴いてみま〜す。
2. Posted by セラビー    2007年02月27日 21:34
BLUE LIFEさん,コメントありがとうございます♪
是非一度“枯れた”サンボーンの味をお試しください。多分分かっていただけるのでは?
3. Posted by sunamery    2007年03月04日 02:12
5 サンボーンのクローズアップは私も大好きです。その昔、SLAMはよく聴きましたが、J.Tをもいっかい聴いてみますね!
4. Posted by セラビー    2007年03月04日 08:13
sunameryさん,コメントありがとうございます♪
『CLOSE−UP』は名曲・名演揃いですよね。【スラム】も【J.T.】も全部大好きで〜す。
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