2006年08月25日

ジャッキー・マクリーン / 4, 5 & 6 / SENTIMENTAL JOURNEY5

アナログレコード

 『4, 5 AND 6』の1曲目は【SENTIMENTAL JOURNEY】(以下【センチメンタル・ジャーニー】)。


 【センチメンタル・ジャーニー】は,ほのぼのとした「牧歌」であり,ジャッキー・マクリーンの「鼻歌」である。

 【センチメンタル・ジャーニー】からは,笑顔でセッションを楽しんでいる“風情”を感じる。ニコニコではなく“ニヤリ”の笑顔!
 失恋を癒やす&感傷に浸る“一人旅”と言う趣はない。これは完全に“吹っ切れた”直後の出直し旅行! 数人の仲間と“ワイワイ・ガヤガヤ”とは違う“ペチャクチャ”雑談ばかりの小旅行! “気ままにふらっと”プランなど立てずに,右へ左へ…。
 そう。ジャッキー・マクリーン御一行様の【感傷旅行】は,後ろ向きで「内省的」なジャズではなく,前向きで「希望に満ちた」ジャズなのである。

 ジャッキー・マクリーンアルト・サックスに始まり,ダグ・ワトキンスベースマル・ウォルドロンピアノに至るまで,3人のソロが見事に“スイング”している。
 メイン・テーマは“どこで切り取っても”ピカイチのノリであるが,特にジャッキー・マクリーンマル・ウォルドロンの“お涙頂戴コンビ”が実にウイット。茶目っ気タップリの【センチメンタル・ジャーニー】に仕立てて上げている。

 3分10秒から15秒までの大ブローもあれば,特に9分13秒から全開の“マクリーン節”も楽しめる。
 “【センチメンタル・ジャーニー】さえ聴き込めば,ジャッキー・マクリーンの全てが分かる”と豪語した,あの大物ジャズ批評家の論評に納得できなくもない。何となく認めたくないだけ? 確かに快演である。
 自称・ジャズ批評家である管理人が選ぶ,このトラックのベストは,6分36秒から7分37秒までのマル・ウォルドロンの全アドリブ! これこそ,正に“絶品”バップピアノである。

CD視聴(試聴)・購入はジャケット写真から

JACKIE McLEAN QUARTET
JACKIE McLEAN : Alto Sax
MAL WALDRON : Piano
DOUG WATKINS : Bass
ARTHUR TAYLOR : Drums


4, 5 and 6
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この記事へのコメント
1. Posted by BLUE LIFE    2006年10月28日 12:28
戦後流行った進駐軍のバンドもよくやってた曲でしたよね。マクリーンがこんな曲演るのが以外でした。
2. Posted by セラビー    2006年10月28日 13:15
BLUE LIFEさん,コメントありがとうございます♪
意外な選曲も,今となっては「センチメンタル・ジャーナー」=ジャッキー・マクリーン! いや,松本伊代でしたね。失礼。
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