2006年09月04日

小曽根 真 / ファースト・ディケイド / THE NEW BEGINNING5

アナログレコード

 『FIRST DECADE』の1曲目は【THE NEW BEGINNING】(以下【ザ・ニュー・ビギニング】)。


 【ザ・ニュー・ビギニング】は「THE TRIO」のデビュー・トラック【ザ・ビギニング】の“焼き直し”。 10年間の試行錯誤を重ねた結果“こんなになりました”的な,NEW【ザ・ビギニング】である。 

 余分なぜい肉が削ぎ落とされ“シンプル”な演奏に聴こえるがリズム・セクションの反応は“より複雑に”進化している。いい!
 これぞ“小曽根ワールド”の一つの完成形! 「THE TRIO」の金字塔である!
 と言うのは,3人各自のソロも進化しているが,3人のインタープレイが,実にグルーヴィー! 「THE TRIO」がトリオとして完全に機能している。
 このメンバー間の“信頼感”や“絆”が10年を経て,揺るぎない強固なものへと成長したのだろう。
 そう。「THE TRIO」は完全に成熟しきった,現代の最高級ピアノトリオの一つ,と言い切っても過言ではないだろう。

 1分32秒からフィルインしてくる,小曽根真アドリブが実にダイナミック! ピアノという楽器を“鳴らしきる”低音〜高音のフルレンジは見事である。
 クラレンス・ペンは,手数の多さで叩ききるタイプのドラマーであるが【ザ・ニュー・ビギニング】での“間”の取り方,音の出し入れテクニックは,もう“芸術”の域に達している。
 ただしこれが“芸術”へと昇華するには,ピアノベースの名サポートが欠かせない。そう。【ザ・ニュー・ビギニング】のハイライトは,クラレンス・ペンの魅力を最大限に引き出した“大物黒子”2人の“いぶし銀”の活躍にこそある。

 ますます“磨き”がかかった【ザ・ビギニング】→【ザ・ニュー・ビギニング】! 次の10年後【ザ・ニュー・NEW・ビギニング】を早く聴いてみたい。

CD視聴(試聴)・購入はジャケット写真から

THE TRIO
MAKOTO OZONE : Piano
JAMES GENUS : Bass
CLARENCE PENN : Drums, Percussion


FIRST DECADE
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adliblog at 23:54 │Comments(5)TrackBack(0)この記事をクリップ!CD批評:小曽根 真
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この記事へのコメント
1. Posted by BLUE LIFE    2006年10月21日 19:14
ニュー・ビギニングスって名のワインも有ったような?カンケイない話でしつれ。
^^;
2. Posted by セラビー    2006年10月21日 20:14
BLUE LIFEさん,コメントありがとうございます♪
JAZZにお酒はつきものです。ニュー・ビギニングスですね。今度試飲してみようかな?
3. Posted by    2006年10月21日 21:15
 初めまして、麻です。

こないだは、コメントありがとうございました☆

 これからもよろしくお願いします
(^_^)
4. Posted by 権兵衛    2006年10月21日 23:21
コメントありがとうございました。
宜しくお願い致します。
5. Posted by セラビー    2006年10月21日 23:31
麻さん,コメントありがとうございます♪
JAZZ/FUSIONの名盤をお探しの際には,また当ブログにお立ち寄りくださいね。
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