2006年07月15日
安藤 まさひろ / メロディー・ブック
相当昔の話なので,うろ覚えで申し訳ないのだが,インパクトだけは忘れないTV番組のお話。タモリ司会でカシオペアとザ・スクェアのTV初共演を見た。雑談がメインで,セッションはあったようななかったような…。
肝心のセッションは忘れてしまっても,こんなトークの“オチ”だけは今でも鮮明に覚えている。「カシオペアはメンバーの出入りがほとんどないのに,スクェアは出入りが激しいですね。これはリーダーの“人徳”の差?」。
実際は“絶対に”そんなことはないのだろうが,安藤まさひろも苦笑するしかなかったようだ。安藤まさひろとは“旧知の仲”ゆえの“ほのぼの”としたやりとりであったが,ナイスなツッコミのタモリはさすが。一人で超ウケテシマッタ。
この時タモリからのフォローはなかったと思うので,ここで管理人からのフォローを…。
「人をつなぎとめるのは苦手でも,実力派ミュージシャンを“集め寄せる魅力”と“才能発掘の才”はたっぷりなんですよ。ねっ,安藤さん!」 ← フォローになっていない?
そんな安藤まさひろの“誘引力”たっぷりなエキスが詰め込まれているのが,安藤のファースト・ソロCD『MELODY BOOK』(以下『メロディー・ブック』)である。
ズバリ“ギタリスト・安藤まさひろ”よりも“メロディー・メーカー・安藤まさひろ”としての特徴を全面に押し出している。
そう。安藤まさひろのルーツはビートルズ。この全9トラックは,フュージョン・ファンだけではなく,ポップス,ロック・ファンにも訴える,キャッチーな“安藤メロディー”のオン・パレードである。
そう聴こえてしまうのは,笹路正徳のアレンジによるところが大きいのかも? この2人の組み合わせが,殊の外『メロディー・ブック』をポップ・アルバムにクリエイトした一因であろう。
『メロディー・ブック』のもう一つの聴き所は,バリバリのギター・プレイ! 安藤まさひろは日本を代表する“生粋の”ギタリスト! ギター小僧の“教則”と呼ぶにふさわしい,ハイ・テクニックなアドリブの連続を楽しめる。
さて,スクェア・ファンの焦点は当然,バンドとソロ作での音の違いであろう。管理人の意見としては“スクェアそのまんま”だ。
伊東たけしの“失敗”で懲りたので『メロディー・ブック』がスクェアのニュー・アルバムであるかのような“淡い期待”を捨てたのが良かったのかも…。“恐る恐る”聴き始めたが,まるで違和感なし! ボーカル入りが2曲もあるが,それも全く気にならない。
『メロディー・ブック』は80%,ザ・スクェアの音! ブラインドして“スクェアの新作”と紹介しても信じてもらえることだろう。
やはり安藤まさひろがザ・スクェアの“屋台骨”。人徳が薄くとも(冗談です)ザ・スクェアのリーダーは安藤まさひろなのだ。
仮に読者の皆さんがザ・スクェア・ファンでもなく,フュージョン好きでもなく,ギター小僧でもない“堅物”だとしても,真の音楽ファンならきっと心から楽しめる! 今夜も『メロディー・ブック』の残り香が,次のバンド・メンバーを集め寄せる。
管理人もすでに安藤の魅力に首ったけ。早く捕獲して欲しいものである。(T−スクェアのライナー・ノーツ担当希望!)
(1986年録音/32DH454)
トラックバックURL
この記事へのコメント
1. Posted by
オンリィワン絵本店長
2006年08月22日 01:21
読者申請させていただきました。よろしくお願いします。
2. Posted by
セラビー
2006年08月22日 01:52
オンリィワン絵本店長さん,コメントありがとうございます♪
JAZZ/FUSIONの名盤をお探しの際には,また当ブログにお立ち寄りくださいね。
JAZZ/FUSIONの名盤をお探しの際には,また当ブログにお立ち寄りくださいね。
この記事にコメントする


























