『MINT JAMS』の6曲目は【TEARS OF THE STAR】(以下【ティアーズ・オブ・ザ・スター】)。

 【ティアーズ・オブ・ザ・スター】は,カシオペアバラードの原点! 野呂一生のシンプル,かつ“極上”のメロディを最高に“ロマンティック”な演奏で仕上げている。感情を解き放ち,自分の美の世界に“ドップリ”と浸かるのに最適なトラックである。

 向谷実エレピの“溜め具合”と壮大なスケール感漂う“あの音色”に,幾つになっても心ときめいてしまう。少女マンガの主人公のように,目に“星”が輝いてしまう。
 野呂一生の“泣き”のギターが美しすぎる。1分11秒からのプレイは,管理人の憧れ。あぁ,とても手が届きそうにない。

 【ティアーズ・オブ・ザ・スター】のハイライトは,2分12秒からのサビの盛り上がり! 3分7秒からワン・ランクアップ。3分35秒からツー・ランクアップ。感動がグングンと“待ったなし”で心の内に踏み込んで来る。
 キーボードの“エレガント”なテーマまで打ち消す,ギタードラムによるコラボは言葉では表現できない,圧倒的なパワー!

 特筆すべきは,神保彰ドラミング! こんなにスローなのに,どんなアップテンポのナンバーにも増して“熱い”! “驚愕”のドラミング! この熱情にしてこの美しさ。“白眉のバラード”!

 
CASIOPEA
ISSEI NORO : Electric Guitar
MINORU MUKAIYA : Keyboards
TETSUO SAKURAI : Electric Bass
AKIRA JIMBO : Drums

MINT JAMS-1
Mint Jams
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ビル・エヴァンス 『エヴリバディ・ディグズ・ビル・エヴァンス