『MODERN BEAT』の5曲目は【EMERGENCY】(以下【エマージェンシー】)。

 【エマージェンシー】最高! ナニワ・エキスプレス最高! このトラックに関しては間違いなく“称賛の嵐”しかないでしょう!

 【エマージェンシー】に関しては,メチャメチャ思い入れがある。【エマージェンシー】と出会わなければ,管理人のジャズ/フュージョン道は始まっていなかった。
 そう。ハード・ロックよりヘヴィ・メタルよりジャズ/フュージョンが“カッコイイ”のであ〜る。よくぞ【エマージェンシー】を録音してくれた!

 イントロから続く岩見和彦の“カッティング”リズム・ギターによるテーマ&ユニゾンが超〜気持ちいい! 3分49秒からラストまでの“大爆発”のリード・ギター! 岩見和彦がメンバー全員を完全に“持っていっている”。

 NO! 東原力哉東原力哉にしか叩き出せない“究極の”ドラミング! 誰が聴いても,パンチの効いた大迫力,大スケールのドラムに圧倒されないはずはない! メンバーのわずかなテンションの変化にも呼応する躍動感は,ズバリ日本一! 冗談抜きで終盤の連打には,開いた口がふさがらない&息をするのさえ忘れてしまう。

 無論“ゴイス”なのはギタードラムだけではない。清水興のなんとも腰の重いベースに揺さぶられる! やっぱりここでのモダン・ビートがただごとではない。

 中村建治の“溜めに溜めた”キーボード・ソロや,青柳誠のブローするテナー・サックスが,ロックには感じられないフュージョンならではの魅力! それがナニワ・エキスプレス特有の魅力!

 大音量だとスピーカーが壊れるくらいの音圧。イッキにライブ・ハウスへとトリップする。エキサイティング!
 100%管理人の好み! ナニワの“表”ベスト・トラック!

 
NANIWA EXPRESS
RIKIYA HIGASHIHARA : Drums
KOH SHIMIZU : Electric Bass
KAZUHIKO IWAMI : Electric Guitars
MAKOTO AOYAGI : Keyboards, Piano, Tenor Saxophone
KENJI NAKAMURA : Keyboards

MODERN BEAT-1
MODERN BEAT
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