アナログレコード

 『WAY OUT WEST』の2曲目は【SOLITUDE】(以下【ソリチュード】)。


 【ソリチュード】の名演も数多いが,これ程,曲の骨子が鮮明に聴こえてくるのは,ソニー・ロリンズのこのトラック以外に見当たらない。
 【ソリチュード】自体が持っている“まとわりつく”情感をも一掃する,ソニー・ロリンズのストレートな表現が実にすがすがしい!

 前半は比較的原曲に忠実なフレーズが繰り出されているが,それでもなぜかスリリング! ゆったりとリラックスした演奏であるはずなのに,次はこうくると分かっているはずなのに,変な緊張感に縛られてしまう…。ソニー・ロリンズは罪な男である。

 ベース・ソロあけの5分26秒からのテナー・ソロは期待通り。1秒1秒全く耳が離せない。スロー・テンポなのでフレーズがしっかり耳に残ってしまう。アドリブ中毒者には余りにも毒が強すぎる。ああ…。

 個人的には6分19秒から6分29秒までがいとおしい。 

CD視聴(試聴)・購入はジャケット写真から

SONNY ROLLINS : Tenor Sax
RAY BROWN : Bass
SHELLY MANNE : Drums


WAY OUT WEST
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