『T.K.』の1曲目は【COWBELL】(以下【カウベル】)。

 【カウベル】はディスコ・ナンバーであって“フュージョン”とは呼び難い。打込みとサックスとでは8:2。これではアドリブどころではない。

 伊東たけしの唯一の見せ場が1分46秒から始まるが,音がこもっている。フュージョンサックスさえも忘れてしまったのだろうか?

 良くできたダンス・ミュージックをお探しであれば一聴の価値もあるのだろうが…。
 我が耳を疑い何度もチャレンジしてみたが,その度に表情が曇ってしまった。「可愛さ余って憎さ百倍」とはこのことだ。

 
TAKESHI ITOH : Alto Saxophone
DAVID FRANK : Keyboards, Synthesizers, Drum Machine, Programming
JEFF LORBER : Piano, Synthesizer Solo

T.K.-1
T.K.
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裁き人の書11章 エフタの誓約と娘
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