『SMOKIN’ AT THE HALF NOTE』の1曲目は【NO BLUES】(以下【ノー・ブルース】)。

 【ノー・ブルース】こそ,ジャズギターの金字塔! このトラックを聴いてジャズギターに目覚めた人もいれば「もう手が出ない,自分には無理だ」とあきらめさせられた人も数知れない。

 何せ,ウェス・モンゴメリーギターソロが余りにも素晴らしいので,ウイントン・ケリーがバッキングをするのを忘れて,聴き入ってしまったとかしないとか…。それ程の“曰く付き”の大名演なのである。

 ウェス・モンゴメリーも最高だが,6分16秒からのウイントン・ケリーピアノソロには,ウェス・モンゴメリーに負けじと“張り切る”大物ピアニストの“本気”のプレイが聴こえてくる。
 2大スター“がっぷり四つ”の熱演は,聴き応え十分である。

 
WES MONTGOMERY : Guitar
WYNTON KELLY : Piano
PAUL CHAMBERS : Bass
JIMMY COBB : Drums
 
SMOKIN' AT THE HALF NOTE-1
ハーフ・ノートのウェス・モンゴメリーとウイントン・ケリー
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