アナログレコード

 『WYNTON MARSALIS』の3曲目は【RJ】。


 【RJ】は最高にスリリング! 入りのユニゾンからただごとではない。あんなに速いフレーズを,トランペットでこうも完璧に吹けるものか,と度肝を抜かれたことを思い出す。

 その直後,19秒から始まるアドリブがこれまた熱い。連続音を強弱だけで表現し終盤一気に盛り上げるフレージングに,ウイントン・マルサリスジャズ・センスが表われている。

 ただし【RJ】の聴き所はブランフォード・マルサリスにこそある。
 1分35秒からの流ちょうなソプラノ・ソロが凄い。完全に好み。【RJ】でのブランフォード・マルサリスとの出会いは,彼こそウェイン・ショーターの後継者だ,と思わせてくれた。
 勿論,今でもそう堅く信じ応援しているが,近年,ブランフォード・マルサリスの伸び悩みを,正直,案じてもいる。

CD視聴(試聴)・購入はジャケット写真から

WYNTON MARSALIS : Trumpet
BRANFORD MARSALIS : Soprano Saxophone
HERBIE HANCOCK : Piano
TONY WILLIAMS : Drums
RON CARTER : Bass


ウイントン・マルサリスの肖像
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