『T.K.』の2曲目は【FAMOUS】(以下【フェイマス】)。


 【フェイマス】は1988年の住友金属,TVCFイメージ・ソングとしてブラウン管に流れたので(←表現が古い?)聞き覚えのある方も多いのでは?
 管理人もバックで流れていたこのメロディよりも,崖の上でアルト・サックスを“吹き鳴らす”伊東たけしの映像の方が印象に残っている。

 【フェイマス】での,伊東たけしのプレイは完璧である。伊東たけし特有の“くすんだ”音色と“TK節”も全開である。
 しかし彼のその魅力がストレートに伝わってこない。なぜか? ビートがダンサブルで,いかんせん“タテノリ”なのである。

 例えばイントロからのテーマ36秒間と,後半2分53秒以降の盛り上がり部分を聴いてほしい。主役は明らかに打込みである。タテノリに負けた伊東たけしサックスは,悲しいかな,サイドメン的な音がする。

 とは言え【フェイマス】は伊東たけしライブでの18番! トラック自体に不足はない。伊東たけしには,フロントを立てる“良いバックと良いアレンジで”末永くプレイしてほしいと思う。

TAKESHI ITOH : Alto Sax
PHILIPPE SAISSE : Keyboards, Synthesizers and Programming
DON ALIAS : Percussion
RANDY FREDRIX : Lead Vocal
LANI GROVES : Radio Broadcast
LANI GROVES, LISA FISCHER and CURTIS KING : Background Vocals
Guitar Samples Courtesty of NICKY MOROCH