2005年09月20日

伊東 たけし / T.K.3

アナログレコード

 “Tetsuya Komuro”ではない,もう一人のT.K.“たけ”こと,伊東たけし
 伊東たけしの3枚目のソロCDは,タイトルもズバリ『T.K.』。

 伊東たけしに限らず,J−フュージョンの人気グループのメンバーは必ずと言って良い程,ソロCDを制作する。音楽界には一般人の知らない“法則”とか“公式”とか呼ばれるものが存在するのだ。
 別にグッド・ミュージックが多数制作されるのは大歓迎なのだから,ここで深く突っ込んで“その公式を解明する”とか意気込むつもりはさらさらない。しかし気になるのが“人気グループのメンバー”というキーワードだ。
 
 人気グループであれば,それなりにCDであれライブであれ,発表の場は多いはずである。なのに,なぜソロCDなのだろう?
 答えは各個人によって異なり,それこそ多種多様にあるのだろう。でも,そのグループのファンなら純粋に“グループの成長”に力を傾けてほしい,と願うのが人情と言うものではなかろうか?

 さて,伊東たけしである。彼こそスターだ! J−フュージョンのある意味“顔”である。
 伊東たけし“主演”「SUNTORY WHITE」の例のCMで,ザ・スクェアを,そしてJ−フュージョンを一気にメジャーへと押し上げた! 乱暴な言い方だが“もう伊東さんのご自由に。どうぞ好きなことを好きなだけ”の域にいる。
 あっ,そうか。だからソロCDなのね。自己完結のノリツッコミ。チャンチャン!

 さてさて,ここからは真面目に?『T.K.』について語ってみよう。このCDの音は当時のザ・スクェアとは全く異質だ。
 本当に,伊東たけしがソロとして“やりたい放題”やったのであろう。ザ・スクェアの延長線上を期待していた管理人も,他の多くのファンと同様,すっかり“肩すかし”を食わされた口である。

 しかし伊東たけし本人も,気付かずして“肩すかし”を食らっているように思えてしまう。
 そう。“超辛口”で申し訳ないが『T.K.』は,伊東たけしを“踏み台”にした,プロデューサー=ドッペルギャンガー2人のための“実験作”に仕上がっているのではなかろうか?
 つまり『T.K.』は,伊東たけしのレッテルが貼られた,実質“ドッペルギャンガーを聴くための”CDに聴こえてならないのだ。前作『ELSEVEN』もドッペルギャンガーのプロデュースだったが,前作の何倍にもドッペルギャンガーのパワーが増幅されている。

 『T.K.』での伊東たけしは全く目立っていない。アピールできていない。
 彼自慢のアルト・サックスが,バックに“負けている”。完全にドッペルギャンガーの音の中に“埋もれて”いる。聴き応えを感じない駄作である。 ← 伊東さんを,熱烈に愛するがゆえの“愛のムチ”です。伊東さん,伊東たけしファンの皆さん,気に障ったかもしれませんが,どうかお許しを。

(1988年録音/32DH5129)

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この記事へのコメント
1. Posted by さとみ    2006年01月17日 19:41
はじめまして!私のブログにコメントいただいてありがとうございます☆

父が趣味でずっとバンドをやっています。ちなみにギターを♪なので小さい頃から様々なジャンルの音楽を聴いてきました。ジャズも大好きです!

またお邪魔します☆
2. Posted by セラビー    2006年01月17日 19:47
さとみさん,コメントありがとうございました♪
お父様のギターのバンドはJAZZですか? もしそうなら生JAZZに接して,JAZZ熱を再燃させてくださいね!
3. Posted by ryuji_s1    2006年01月17日 19:52
本日は、レシピ
☆ いつもお越し、いただき感激です。
お酒のおつまみに
   ホタテと蟹味噌の和え物

   真鱈のホワイトソース
    ホワイトソースは簡単にできるものにしております。
    
心よりまたのご来訪を
  お待ちしております。
4. Posted by mususu    2006年01月17日 21:48
こんばんは♪
伊藤たけしの80年代スクエア在籍時のソロアルバムは、どれも全体的にサックスの音が小さいような・・録音バランスとか物理的な問題なのでしょうか(^^;)

本アルバム「T.K.」・・スクエアとの差別化を図るためかちょっと余所行き的な感じが・・(^^;) ボーカル曲が多いとかではなく、フィリップ・セスのマジックに填ったのかな〜なんて感じがしました。「フェイマス」は当時のスクエアのライブでも演奏しているのを聴いた事があるのですが、意外と良い感じでしたよ(^o^) 安藤まさひろのライトハンド炸裂!って感じで伊東たけしのソロも格好良かったです(^o^)

このアルバムに限らずソロアルバムは母体バンドを意識しないで聴くのが極意かな(笑) 個人的にはフィリプ・セス大好きなんですよ〜!
5. Posted by セラビー    2006年01月17日 21:49
mususuさん,コメントありがとうございました♪
私もフィリップ・セスは大好きですが,本CDに関しては彼を恨みました。
「ソロアルバムは母体バンドを意識しないで聴くのが極意」には同感です。
6. Posted by みゃ〜    2006年01月17日 21:50
はじめまして、みゃ〜と申します。
返事が遅れて申し訳ありませが、
コメントいただき、ありがとうございます。
また遊びに来ますので、これからも
よろしくおねがいします。
7. Posted by セラビー    2006年01月17日 21:51
みゃ〜さん,コメントありがとうございました♪
JAZZ/FUSIONの名盤をお探しの際には,また当ブログにお立ち寄りくださいね。
8. Posted by 女社長の三十路の気持ちyuka@    2006年01月17日 22:03
ジャズは好きだけど詳しくなくって・・
うちの事務所は古いんですが有線が入ってて、今日もジャズチャンネルを聞きながら仕事してます・・
昼間はボサノバ、夕暮れ時から夜にかけてはジャズ・・ていうのが好きです
9. Posted by セラビー    2006年01月17日 22:18
女社長の三十路の気持ちyuka@さん,コメントありがとうございました♪
仕事中に有線でJAZZとはうらやましい限りですが,あまりJAZZに気を取られると仕事がはかどらなくなりますよっ。
あっ,女社長さんにはバックの音など関係なかったですね。はかどらないのは私のような凡人サラリーマンのことでしたね。
10. Posted by やすっち#♪    2006年01月17日 22:20
コメントありがとです☆
ジャズいいすよねぇ…と言いつつ全然詳しくないんですが…

かなり昔ですが、自分もバンドでドラムなんぞをかじった事あるんです。

年齢とともに最近ジャズのよさも、なんとなぁくわかるようになってきました。
またお邪魔します。

うちにもガンガン、コメってくださいね。
11. Posted by セラビー    2006年01月17日 22:52
やすっち#♪さん,コメントありがとうございました♪
私は中1の頃からJAZZ好きですが「年齢とともに最近ジャズのよさも、なんとなぁくわかるようになってきました」には同感です。
聴けば聴くほど,また年を重ねる毎に,もっともっとJAZZ熱が高まってきた感じがしています。
12. Posted by 深憂    2006年01月17日 23:26
コメントいただいてありがとうございます。
どうぞよろしくお願いします^^
友人が最近アルトサックスを習い始めたので、
興味深く拝見しました。
ジャズはまだまだ勉強不足なので、こちらで色々教えていただきたいと思ってます。
ちょくちょく覗かせていただきますね^^
また、こちらへも遊びにお寄り下さいマセ。
13. Posted by セラビー    2006年01月17日 23:50
深憂さん,コメントありがとうございました♪
アルト・サックスいいですよね。お友達が上達してきたら,是非JAZZも演奏していただいて,一緒に盛り上がってくださいませ。
14. Posted by ryuji_s1    2006年01月18日 09:03
確かに、CDを出すことは、音楽に携わるものの、目標でしょうね、
でも、それを選んでくださる人が居てのはなしです。

いつも、ご訪問感謝しております。

15. Posted by セラビー    2006年01月18日 09:13
ryuji_s1さん,1記事に2つもコメントありがとうございました♪
確かにCDをリリースすることと,選ばれる音楽をリリースすることには違いがあると思います。
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