アドリブログ 〜JAZZ/FUSION批評〜

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小曽根 真 / WIZARD OF OZONE 〜 小曽根 真ベスト・セレクション4

WIZARD OF OZONE-1 小曽根真本人出演=「アサヒ黒生」のTVCMタイアップ=【ウィー・アー・オール・アローン】の「ソロ・ピアノ・バージョン」目当てに購入した『WIZARD OF OZONE』(以下『WIZARD OF OZONE 〜 小曽根真ベスト・セレクション』)は,小曽根真本人選曲によるヴァーヴ移籍後初のベストCD

 【ウィー・アー・オール・アローン】の出来が素晴らしく,しばらくこのトラックばかりリピートして聴いていたものだが,ある時『WIZARD OF OZONE 〜 小曽根真ベスト・セレクション』を一枚リピートしてみると…。

WIZARD OF OZONE-2 『WIZARD OF OZONE 〜 小曽根真ベスト・セレクション』のライナーノーツで,小曽根真が「『これ,やっぱり俺だな』って感じる事の出来る“僕の誇りの子供達”」と語った通りの「THIS IS MAKOTO OZONE」なベストCD

  01. Black Forest
  02. Lullaby for Rabbit
  03. No Siesta
  04. Stinger
  05. Before I Was Born
  06. Don't Say "Monk"!
  07. Wild Goose Chase
  08. No Strings Attached
  09. Home
  10. Dear Oscar
  11. We're All Alone

(ヴァーヴ/VERVE 2000年発売/UCCV-2003)
(ライナーノーツ/小曽根真)

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小曽根 真 ザ・トリオ / パンドラ4

PANDORA-1 抜群のリズム感で「ザ・トリオ」を縁の下で支えてきた北川潔から小曽根真に「前に出てくるタイプと根底から支えるタイプの中間」と称されたジェームス・ジーナスへとベーシストが交代した“新生”「ザ・トリオ」の第1作=『PANDORA』(以下『パンドラ』)は「フィーチャリング・ジェームス・ジーナス」!
 ジェームス・ジーナスベース・プレイに多くのスペースを与えた楽曲群が並んでいる。

 NO。『パンドラ』は「フィーチャリング・クラレンス・ペン」! これまでになくクラレンス・ペン作曲の佳曲が演奏されている。

 NO。『パンドラ』は「フィーチャリング・ブランフォード・マルサリス! ゲスト参加のブランフォード・マルサリスが一吹きするとブランフォード・マルサリスのリーダーCDと呼べる濃厚な音世界が出現する。

PANDORA-2 NO。『パンドラ』は“やっぱり”「フィーチャリング・小曽根真」である。いつもより前面に出ることの少ない『パンドラ』なのに,いつも以上に小曽根真の存在感が増している。

 小曽根真は『パンドラ』で「ザ・トリオ」の真のバンマスとなった。

  01. You Never Tell Me Anything!
  02. Lullaby for Rabbit
  03. Reunion
  04. Sofi
  05. If I Had Known...
  06. Brazilian Sketch
  07. Pennillium
  08. Blessing the World
  09. Pandora
  10. Tiffany's Waltz
  11. Around the Corner

(ヴァーヴ/VERVE 2000年発売/POCJ-1490)
(ライナーノーツ/中川ヨウ)
★スイングジャーナル誌選定【ゴールドディスク】

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小曽根 真 ザ・トリオ / ノー・ストリングス・アタッチト5

NO STRINGS ATTACHED-1 『NO STRINGS ATTACHED』(以下『ノー・ストリングス・アタッチト』)は,文句なしに楽しめる!

 『ノー・ストリングス・アタッチト』は,小曽根真ファンにも,ジャズ・ピアノ・ファンにも,心置きなくお勧めできる“ごきげん”名盤である。
 『ノー・ストリングス・アタッチト』は,小曽根真“らしさ”が良い意味で消え「ザ・トリオ」“らしさ”が表出してきている。
 そう。「ザ・トリオ」結成4作目の『ノー・ストリングス・アタッチト』で,ついに“理想のトリオ”が完成の域に到達した。

NO STRINGS ATTACHED-2 ベース北川潔にも“やり遂げた”感があったのだろう。『ノー・ストリングス・アタッチト』を置き土産に,自身の活動に専念することとなる。

  01. Come Fly With Three
  02. Oriental Rag
  03. Agua de la Musica
  04. La Muerte del Angel
  05. Michel
  06. In The Wee Hours
  07. Kingdom of the Drum
  08. December Dream
  09. Why Not?
  10. Sincerity
  11. No Strings Attached

(ヴァーヴ/VERVE 1999年発売/POCJ-1450)
(ライナーノーツ/悠雅彦)

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小曽根 真 / スターライト5

STARLIGHT-1 『STARLIGHT』(以下『スターライト』)で聴こえる小曽根真デビッド・ベノアフィリップ・セス
 “王道のスムーズ・ジャズ”にメロメロのトロトロである。

 『スターライト』を聴くまでは小曽根真ジャズ・ピアニストと捉えていたが,小曽根真の溢れ出る才能は作編曲に顕著である。

 『スターライト』は“王道のスムーズ・ジャズ”なのに,永遠の名曲揃い。小曽根真シンセMALTAアルト・サックスが絡み合う至福のひと時。
 もうフュージョンしている小曽根真に出会えないのかと思うと残念でならない。小曽根真よ,フュージョンしたっていいじゃないか!

STARLIGHT-2 『スターライト』に『ブレイクアウト』から『フォーリング・イン・ラヴ,アゲイン』の流れは無理だよなぁ。

  01. STARLIGHT
  02. RIVERSIDE EXPRESSWAY
  03. NIGHT SPARK
  04. O3
  05. I LOVE TO BE FACE TO FACE
  06. SKY
  07. SPRING STREAM
  08. CHEGA DE SAUDADE
  09. MOONSTONE
  10. TENDERLY

(ビクター/JVC 1990年発売/VICJ-9)

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大西 順子 / フラジャイル3

FRAGILE-1 アイドルから女優への転進は機を掴むのが難しい。
 路線変更のタイミングを逸すれば新しく台頭してくるライバルたちに埋没に世間から忘れ去られてしまう。

 東芝EMIが育てた“アイドル”大西順子の“大胆なイメージ・チェンジ”もうまくいかなかった。そう。『FRAGILE』(以下『フラジャイル』)である。

 『フラジャイル』で,大西順子は“禁断の電化”へと手を出した。東芝EMIは大西順子に,ハービー・ハンコックチック・コリアを重ね見たことだろう。
 管理人もエレクトリック路線は何ら悪いとは思わなかった。しかしいかんせん大西順子は,J-ジャズ界の“アイドル”であった。ファン層は“アコースティックな4ビート以外はジャズとは認めない”とする保守層が圧倒的だった。

 大西順子ファンは“禁断の電化”で一斉にソッポを向いた。“売れっ子”の大西順子は実力で,レコード会社を牛耳ることに勝利したが,世間は“女流ピアニスト”の大西順子を求めていた。東芝EMIはそこを読み間違えた。

 そう。敗因は東芝EMIのマネージメント力にある。大西順子の“ジャズ・ロック”作=『フラジャイル』には,エレクトリックと8ビートが導入されたにも関わらず,特に目新しさは感じなかった。ハービー・ハンコックチック・コリアを聴いた時に感じた衝撃度は薄かった。

FRAGILE-2 『フラジャイル』の完成度の低さゆえ(結果論ではあるが)時期早尚の“禁断の電化”で大西株は大暴落!
 正にメディアに踊らされメディアに潰された“悲運の”ジャズ・ピアニスト。それが大西順子である。

  01. PHAETHON
  02. COMPLEXIONS
  03. YOU'VE LOST THAT LOVIN' FEELIN'
  04. COMPARED TO WHAT
  05. HEY JOE
  06. EULOGIA VARIATION
  07. SUNSHINE OF YOUR LOVE (JAM)

(サムシンエルス/SOMETHIN'ELSE 1998年発売/TOCJ-8008)
(ライナーノーツ/佐藤英輔)

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大西 順子 / ピアノ・クインテット・スイート5

PIANO QUINTET SUITE-1 『PIANO QUINTET SUITE』(以下『ピアノ・クインテット・スイート』)こそ,大西順子の最高傑作!

 『ピアノ・クインテット・スイート』を聴き通すと,大西順子のルーツが,デューク・エリントンでありセロニアス・モンクであり,そしてオーネット・コールマンなのがよ~く分かる。
 ただし大西順子のコンボは,他の誰とも似ても似つかないオリジナルの雨嵐にKOされること間違いなし! 大西順子ジャズ・ピアノが,ピアノ・トリオ以上に響いている。

 大西順子の頭の中で鳴っている音楽を,ついに表現することができるメンバーと巡り会えた。そのキーパーソンがフリー・ジャズアルト・サックス奏者の林栄一である。

PIANO QUINTET SUITE-2 『ピアノ・クインテット・スイート』の真実は「大西順子・フィーチャリング・林栄一」である。
 林栄一の魅力をいかんなく引き出しつつも,大西順子の音楽として取り込む名バンド・リーダー。もっともっと大編成の大西コンボも聴いてみたいと切に願う。

 『ビレッジ・バンガード』での2枚のライブ盤で,過熱する人気に追いついた大西順子が『ピアノ・クインテット・スイート』で,人気を追い越した!
 『ピアノ・クインテット・スイート』は,J-ジャズの歴史に残る「金字塔」である。

  01. PIANO QUINTET SUITE
  02. PEGGIE'S BLUE SKYLIGHT
  03. INTERLUDE 1
  04. NATURALLY
  05. INTERLUDE 2
  06. THE TROPIC OF CAPRICORN
  07. TONY
  08. ORANGE WAS THE COLOR OF HER DRESS, THEN BLUE SILK
  09. TAKE THE A TRAIN

(サムシンエルス/SOMETHIN'ELSE 1995年発売/TOCJ-5576)
(ライナーノーツ/藤本史昭)
★1995年度ジャズ・ディスク大賞【日本ジャズ賞】受賞

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