アドリブログ 〜JAZZ/FUSION批評〜

ジャズ/フュージョン批評ブログ ALBUM REVIEW, TRACK REVIEW and more

国府 弘子 / オラ!5

HOLA!-1 「非主流のジャズ・ピアニスト国府弘子ピアノ・トリオ第二作『HOLA!』(以下『オラ!』)は,10年以上の“レギュラー”ピアノ・トリオを組む,ベース八尋洋一ドラム岩瀬立飛との「国府弘子・スペシャル・トリオ」での初レコーディング。

 ライヴで鍛え上げられた,国府弘子八尋洋一岩瀬立飛との「鉄壁のコンビネーション」は,あのクリスチャン・マクブライドミノ・シネル組のピアノ・トリオを凌駕している。

 「スペイン」をテーマとした『オラ!』の楽曲は,情熱的なのに緩急自在のアレンジが施されており,緻密で細やかな展開で盛り上がり続ける。国府弘子ジャズ・ピアノでここまで大立ち回りできたのは,国府弘子のリクエストを一音だけで察知できるベーシストドラマーがいればこそ! 「書き譜のようなカチッとしたアドリブを武器に」実に気持ち良く暴れ回っている。

 国府弘子ドラムを叩き,八尋洋一ピアノを弾き,岩瀬立飛ベースを弾いているような“以心伝心”のピアノ・トリオが,3人で“国府ワールド”を奏でている。
 国府弘子さん,こんな「秘蔵」世界レベルのピアノ・トリオを有していたのでしたら,もっと早く聴かせてくれてもよかったのにぃ。最高です。本当に涙ちょちょ切れてしまいました。心震える〜。

 国府弘子の長年の大ファンである管理人が『オラ!』で見つけた「国府弘子の新発見」は,これまでずっとメロディー偏重主義を貫いてきた国府弘子が,初めてリズム重視でアレンジしてみせたアルバムだと思っている。スパニッシュラテンに4ビートに8ビートにクラシック調…。

 これぞ「スペイン」効果! 4ビートの【SPAIN】が映える映える〜! 国府弘子が叩いているかのような岩瀬立飛の超絶ドラミングばかりを耳で追ってしまう。絶品の【THE BALLAD】が白眉である。

 やっぱりリズムが“クリエイトする”ジャズっていいよなぁ。その上を奏でる美メロっていいよなぁ。腰を動かしていると笑顔になれるジャズっていいよなぁ。

HOLA!-2 世界TOPのリズム隊と組んだ『ニューヨーク・アンカヴァード』の肝がミノ・シネルであるとすれば,国内TOPのリズム隊と組んだ『オラ!』の肝は岩瀬立飛のようで,そうではない。
 気後れしていた『ニューヨーク・アンカヴァード』から,威風堂々と貫録を感じる『オラ!』の肝は国府弘子ジャズ・ピアノである。

 「オラ!オラ!,どけどけ。弘子様が通る〜」。
 国府弘子の揺るぎない自信が音となって迫ってくる。爽やかな風が吹いているのだが,微塵も動じない,国府弘子の貫禄と風格を感じずにはいられない。

 管理人は国府弘子の“裏名盤”として『オラ!』を推薦いたします。

  01. Hola!
  02. Mi Tesoro
  03. Catedral
  04. Soiree Dans Grenade
  05. Danza Ritual Del Fuego
  06. Gypsy Baroque
  07. Coccala
  08. Wings
  09. Spain
  10. The Ballad
  11. Mis Amigos

(ビクター/JVC 2007年発売/VICJ-61528)

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デューク・ピアソン / ハウ・インセンシティヴ5

HOW INSENSITIVE-1 デューク・ピアソン自身が参加し,作り上げたドナルド・バードの超名盤ア・ニュー・パースペクティヴ』から5年。
 『HOW INSENSITIVE』(以下『ハウ・インセンシティヴ』)はデューク・ピアソンが考える『ア・ニュー・パースペクティヴ』のUPDATE作である。

 「VOICES & JAZZ」で“ゴスペルを聴かせるためのエッセンス”としてのジャズが『ア・ニュー・パースペクティヴ』ならば「VOICES & JAZZ」で“ブラジルを聴かせるためのエッセンス”としてのジャズが『ハウ・インセンシティヴ』なのである。

 ブルーノートの看板を背負い,もはや押しも押されぬ大物となったデューク・ピアソンの視線は,この時期,ジャズの枠を広げることに向けられていた。
 そうして見つけた(魅せられた)ブラジリアン・フレイバーで『ア・ニュー・パースペクティヴ』をUPDATEしてみせた。

 ズバリ『ハウ・インセンシティヴ』を聴いて感じるのが,デューク・ピアソンの,そしてジャズという音楽の“奥深さ”である。
 『ア・ニュー・パースペクティヴ』の「完全盤」となる『ハウ・インセンシティヴ』での試みは,楽器でコーラスする,そして楽器でエスコートするというものである。

 『ハウ・インセンシティヴ』の肝はジャズスタンダードの【STELLA BY STARLIGHT】である。
 この超スタンダードデューク・ピアソンは『ア・ニュー・パースペクティヴ』の“売り”であった「ゴスペル・コーラス」で“スピリチュアル”してみせる。優雅さと軽やかさを感じる洒落た「17名のコーラスの波」が絶妙である。

 そう。『ハウ・インセンシティヴ』の聴き所は,デューク・ピアソンの「静物画」である。ほんのりと温かい「静物画」である。【STELLA BY STARLIGHT】がジャズ史上最高に涼しい。清々しい。

 ただし,世評では『ハウ・インセンシティヴ』と来れば「クラブ・ジャズ」であって【STELLA BY STARLIGHT】以上に【SANDALIA DELA】【LAMENT】の人気が高い。
 特に島田奈央子さんに代表される【SANDALIA DELA】の「女子受け」は抜群のように思う。

HOW INSENSITIVE-2 そう。『ハウ・インセンシティヴ』こそが,ジャズの将来を見据えたデューク・ピアソンの「先見の明」。
 デューク・ピアソン自身もアコースティックピアノに加えエレクトリックピアノフリューゲルホーンまでプレイしてみせている。

 アイアート・モレイラフローラ・プリムを起用したブラジリアン・フレイバーは,出来上がりこそ異なれど,チック・コリアの「リターン・トゥ・フォーエヴァー」と同じ方向性を見据えていたように思う。
 惜しむべきは,既に録音済であった『イット・クッド・オンリー・ハプン・ウィズ・ユー』が『RETURN TO FOREVER』より先にリリースされていれば…。

 ジャズを根っ子に持ちつつ,ジャズに固執せず,新しい音楽やリズムを取り入れ,ジャズに新たな息吹を吹き込み続けたのがデューク・ピアソン“その人”である。
 感度の高いDJたちに最高評価されたジャズメンはデューク・ピアソン以外に存在しない!

  01. STELLA BY STARLIGHT
  02. CLARA
  03. GIVE ME YOUR LOVE
  04. CRISTO REDENTOR
  05. LITTLE SONG
  06. HOW INSENSITIVE
  07. SANDALIA DELA
  08. MY LOVE WAITS (O MEU AMOR ESPERA)
  09. TEARS (RAZAO DE VIVA)
  10. LAMENTO

(ブルーノート/BLUE NOTE 1969年発売/UCCQ-9135)
(ライナーノーツ/ナット・ヘントフ,佐藤英輔)

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国府 弘子 / ニューヨーク・アンカヴァード4

NEW YORK UNCOVERED-1 国府弘子の立ち位置は,ジャズ・ピアニストでもなくフュージョンピアニストでもない。もっと言えばポップス系のピアニストと呼んでも悪くはない。
 そんな国府弘子の多面性の中心である“ジャズ・ピアニスト”と言う柱を理解するのに『NEW YORK UNCOVERED』(以下『ニューヨーク・アンカヴァード』)を指針として,他のアルバムに接する時,唯一無二の“国府ワールド”を心の底から楽しめるように思う。

 『ニューヨーク・アンカヴァード』は,それだけコアな部分の国府弘子の音楽性が聴けると思う。
 ジャズ・スタンダードを中心としたオーソドックスなピアノ・トリオの「王道」である。派手さや色味の少ないアプローチである。

 国府弘子ピアノ・トリオジャズ・スタンダードというテーマに「じっくりと正面から向き合っている」。
 共演したのは“百戦錬磨な”リズム隊,ベースクリスチャン・マクブライドドラムパーカッションミノ・シネルである。

 世界最高峰のリズム隊を得て,これまでの国府弘子だったら我武者羅に“ガッついた”のであろうが“世界の国府”は“ガッつかない”。
 『ニューヨーク・アンカヴァード』は,基本的に抑え目のジャズ・ピアノであって,敢えて余韻を残すようなジャズ・ピアノを弾いている。
 ただし『ニューヨーク・アンカヴァード』の演奏レベルは高いが内容は面白みがなく星4つ。国府弘子“らしくない”真面目で静かな演奏であるが,これって,録音エンジニアとの打ち合わせなのか?

 管理人は今回の『ニューヨーク・アンカヴァード』をCD盤ではなくXRCD盤で購入した。理由はスチューダーのテープ・レコーダーを使った「ライヴ・トゥ・2トラック」のアナログ録音という触れ込みに目が留まったからだった。
 個人的には(経験がそう多くないので説得力はありませんが)XRCDこそが「世界最高の音源」だと思っている。XRCDSACDは追いつけていないとまで思っている。

 そう。国府弘子が『ニューヨーク・アンカヴァード』で挑戦したのは,ピアノ・トリオジャズ・スタンダードの2大要素に加え,第3にして“本丸の”超高音質録音への挑戦でもあったのだった。

NEW YORK UNCOVERED-2 素晴らしい音質である。国府弘子ピアノの響きが最高である。
 ヤマハのピアノの広告塔としては,チック・コリア小曽根真上原ひろみなどが有名であるが国府弘子の美音も広告塔に割って入るべきであろう。国府弘子ピアニストとして素晴らしいテクニックを有している。

 そしてミノ・シネルの“生きている”パーカッションには度肝を抜かれる。XRCD盤『ニューヨーク・アンカヴァード』に,オーディオの楽しさを思い起こしてもらった気がする。

 さて,クリスチャン・マクブライドミノ・シネルとの共演だけでもビビルのに,海外での超高音質録音という「シビレル」環境でのレコーディングだと言うのに,やっぱり国府弘子はエレガントで聴きやすい。これが天性の“弘子節”の真骨頂なのだろう。

 『ニューヨーク・アンカヴァード』で,国府弘子は「非主流のジャズ・ピアノ」を弾いている。唯一無二の“国府ワールド”とは「非主流のジャズ・ピアノ」のことなのである。

  01. BESAME MUCHO
  02. STELLA BY STARLIGHT
  03. KEY LARGO
  04. TICO TICO
  05. MALAIKA (P.D.)〜SAFARI
  06. ANTONIO'S SONG
  07. JU-GE-MU
  08. THREE VIEWS OF A SECRET
  09. MIAGETE GORAN YORU NO HOSHI WO
  10. ONLY TRUST YOUR HEART

(ビクター/JVC 2004年発売/VICJ-61241)
(☆XRCD仕様)
(ライナーノーツ/児山紀芳,山下洋輔)

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デューク・ピアソン / ナウ・ヒア・ジス5

NOW HERE THIS-1  デューク・ピアソンソロ名義になっているが『NOW HERE THIS』(以下『ナウ・ヒア・ジス』)は「デューク・ピアソンビッグ・バンド」の第二弾である。

 前作『INTRODUCING DUKE PEARSON’S BIG BAND』からは「あれもこれもという印象」を受けたが『ナウ・ヒア・ジス』のトータル・サウンドはまとまっている。

 抜きん出た奇抜さなどは感じないが,いわゆる伝統的なビッグ・バンドとは一味違うモーダルな仕上りである。維持費のかかるビッグ・バンドをここまでチューンアップしてくるとは,デューク・ピアソンの本気度を感じないわけにはいかない。

 真にデューク・ピアソンが「本当にやりたいことをやりきったフォーマット」とは「デューク・ピアソンビッグ・バンド」ではなかろうか?
 作曲もそうなのだが,特に編曲の魅力に“憑りつかれた”デューク・ピアソンが“自腹を切ってまで”大盤振る舞いした『ナウ・ヒア・ジス』の“鳴りっぷり”が最高に素晴らしい。

 『ナウ・ヒア・ジス』のメンバーは,トランペットジム・ボッシーランディ・ブレッカーバート・コリンズジョー・シェプリーマービン・スタムトロンボーンガーネット・ブラウンジミー・クリーブランドベニー・パウエルケニー・ラップサックスジェリー・ドジオンアル・ギボンズフランク・フォスタールー・タバキンペッパー・アダムスに,ピアノデューク・ピアソンベースボブ・クランショードラムミッキー・ローカーの17名編成。

 こんな凄腕ジャズメンばかりを起用するとは「デューク・ピアソンビッグ・バンド」は,ブルーノートのプロデューサーとしての立場を私的に利用した,デューク・ピアソンの「職権濫用」の結晶であろう。

 こんなにも重量級の面々なのに軽やかなサウンドが“飛び出してくる”秘訣こそが,ブルーノートのプロデューサーとして数多くのレコーディングに立ち会いながら「こうでもない。ああでもない」と常に自らのビッグ・バンドの構想を練っていたデューク・ピアソンの“粘り勝ち”にあると思う。

NOW HERE THIS-2 惜しむべきは『ナウ・ヒア・ジス』の次が出なかったこと。もう1作出ていたなら,デューク・ピアソンピアノ・トリオではなく,デューク・ピアソンビッグ・バンドになっていた。そう本気で思っている今日この頃の管理人…。

 管理人の結論。『ナウ・ヒア・ジス批評

 デューク・ピアソンが,メンバーを吟味し,アレンジを吟味し,自らの夢を追い続けた「デューク・ピアソンビッグ・バンド」とは「デューク・ピアソンの,デューク・ピアソンによる,デューク・ピアソンのためのビッグ・バンド」。
 『ナウ・ヒア・ジス』は相当いいですよっ!

  01. DISAPPROACHMENT
  02. I'M TIRED CRYIN' OVER YOU
  03. TONES FOR JOAN'S BONES
  04. AMANDA
  05. DAD DIGS MOM (AND MOM DIGS DAD)
  06. MINOR LEAGUE
  07. HERE'S THAT RAINY DAY
  08. MAKE IT GOOD
  09. THE DAYS OF WINE AND ROSES

(ブルーノート/BLUE NOTE 1969年発売/TYCJ-81064)
(ライナーノーツ/マイケル・カスクーナ,岡崎正通)

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20170507 DIMENSION LIVE NO.2

 「LIVE DIMENSIONAL−2017 〜BEST OF BEST TOUR〜」! LIVEレポート2日目の今夜はステージング編です。

 管理人のDIMENSIONLIVEの楽しみは「演奏5:MC5」。
 演奏中に誰かのフレージングに呼応したソロのモチーフが連動していくように,トーク・コーナーで誰かが発した一言から膨らんでいくエピソードが重ねられるMCは真にコント職人を超えていると思っているし,真面目にオフレコ満載の裏話などは聴いてためになるものだ。

 今回のMCで言えばカツオオーディオ・マニア論。デジタルは帯域が限られているがアナログは無限大ですから! ラッカー盤のレアモノのLPですからブルーノートだと10万円! ETC

 そう。勝田一樹が“DIMENSIONの声”と呼ばれるのはサックスの意味ではない。勝田一樹のMCこそが“DIMENSIONの声”と呼ばれる所以なのだと思っている。

 「LIVE DIMENSIONAL−2017 〜BEST OF BEST TOUR〜」が外した最大の原因は,カツオがほとんどマイクを握らなかったから。
 久しぶりに小野塚さんがメインMCを務めたので「ソツのない」ステージの進行役が素晴らしいかった。クスクス系の大笑いもあった。でもいつもの腹を抱えての大爆笑はなかったかなぁ。管理人はマイクを握ろうとしないカツオの元気のなさが心配になったものでした。

 事実,打数は少ないにしてもカツオが絡んだ時間帯はホームラン。なになにぃ。マスヤンに「今年ブレイクしたいんですよ。本当にブレイクさせてくれ〜」の真意を尋ねて「数字が欲しい」→「地位が欲しい」の言葉を引き出したカツオのテク! ← 地元ではなく都内に家を買った増崎孝司。地元だと言うことが生々しい〜。

 【JAZZ CIGARETTE】を弾きながら「ショッピング・ディメンション」の昨年の名残BGMを探し当てた“天才”小野塚晃は「DIMENSIONの宣伝部長」がピッタリかなぁ。
 つまりDIMENSIONのメインMCは,外向けには「ほぼ身体は焼酎で出来ている」小野塚晃で,内向けには「客席に媚びを売っている」勝田一樹で決まりである。増崎孝司はいつでも両雄の相方役がピッタリである。小野塚晃が相手ならボケる増崎孝司勝田一樹が相手ならツッコミの増崎孝司

 うん。管理人的には「東京03」か「ディメンション」か,って感じ。増崎孝司は吉本NSCではなく「早引きクリニック」を設立したい? 「ニュー・ディメンション」か「ディメンション・ジェネレーションズ」か「ディメンション四代目」か「ディメンション48」と対バンしたいそうです。

 「BEST OF BEST TOUR」での「ショッピング・ディメンション(活動の糧/フルオケ・バージョン)」の備忘録。
T−シャツの色は白と黒2種類。清い心の人は白。腹黒い方は黒。エルメス製です。中洲の繰り出すとNO.1の女の子が付いてくれる。
・25周年記念の「缶バッヂ」も白と黒の2種類。1つだけ空いている場所にこの秋発売される『30』の「缶バッヂ」のスペース。「缶バッヂ」をコンプリートした方から抽選で数名の方に「則竹さんのハグが付く〜」。 ← いつしか【TRUTH】のジングルがエンディング〜。

 次回秋口の「LIVE DIMENSIONAL−2017 〜30〜」のサブタイトルは「DIMENSION30』をGETして『則竹さんとハグをしよう』キャンペーン・ツアー」が大決定! 福岡公演は2Daysの予定です。初日を見たお客さんとは「いろは」でパーティー付きだそうですよっ。

PS 昨夜ブログをUPして20分後にTKY子さんからメールが届きました。内容は何で【RISE】の大事件を書かないのよ的なクレーム?でした。どう書いても自慢にしかならないし,サラッとねっ。【RISE】での客席乱入で,勝田さん,管理人の前で左歩行へ歩くのを止め,立ち止まって4小節?も(管理人のためだけに!)吹き上げてくれたのです。管理人に演奏中のアサガオをバッチリ覗かせてくださいました。「おお。おお。おお」と声が漏れてしまいました。

 さて,この記事はLIVEレポートなので,ステージ後半のセットリストを報告しておきます。

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20170507 DIMENSION LIVE NO.1

 行ってきました! 5/7「Gate’s7」の「LIVE DIMENSIONAL−2017 〜BEST OF BEST TOUR〜」!

 DIMENSION25周年のベスト盤『BEST OF BEST 25TH ANNIVERSARY』のフォロー・ツアーなのだから,これは凄いセットリストになる! これは凄い演奏になる! 円熟+超絶技巧=もう2度と見れない「超絶技巧・アイドル・フュージョン」復活祭!

 こんなビッグ・ニュースが舞い込んできたのですから,妻との約束=GW当初の鹿児島&霧島ツアーをキャンセルしてまで,なにわともあれ馳せ参じましたよ。DIMENSIONをGWに福岡で見れるなんて何と幸せ者なのだろう。

 でもね。でもね。でもね。今回の「LIVE DIMENSIONAL−2017 〜BEST OF BEST TOUR〜」が外した。
 「帰ってきたばい。毎回毎回ここに帰ってくると,ここのLIVEだけはDIMENSIONLIVEの中でもかなり特別なものになるんですよ。今日は僕の中でもフツフツと来るものがあるんで」「時間制限のないフル・ショウ。今日のためにとっておいたんですけどね。お客さんの盛り上がりによって変わっていくわけですよ。楽しい時間は長く共有したいじゃないですか。今日のLIVE,どうにでも変化できるんで。云々」マスヤンが福岡公演に対するハードルを上げていたので,結果,不発に終わったと思う。

 …というかラストは明らかにテンションだだ下がり〜。アンコール,何でみんな立ち上がらなかったんだろう。マスヤンが3回もスタンディングを要求したと言うのに…。

 最前列にいたのだから自分一人ででも立てば良かった。「あぁっ」ていう増崎孝司小野塚晃勝田一樹の表情など見たくなかった。マスヤンなんてモロ「ヤッテモウタ,ヤラカシタ」って感じでいたたまれない?
 過去にスクェアでも,全く同じことがあったわけでして。気にしない&気にしない。前向きに書くぞ〜!

 2017年GWの入場順は7番。会場で偶然ご一緒したNさんと(特に好きで選んでいるわけではないのですが,またしても!)左側スミ1とスミ2のテーブル席から,カツオマスヤンの絡みをメインに小野塚さんのキーボードをチラ見した際の絶景がたまりません。デジャヴ!

 さて,まずは恒例のメンバー紹介から…

 ★ 増崎 孝司 : Guitar
 ★ 小野塚 晃 : Keyboard
 ★ 勝田 一樹 : Alto Saxophone
 ☆ 二家本 亮介 : Bass
 ☆ 則竹 裕之 : Drums

 『BEST OF BEST 25TH ANNIVERSARY』は買わなかった。だってディメの既発表曲は全部コンプリートしているのだから。
 でも,何だか買わないといけないなぁ。「これがDIMENSIONとしてのベストだ」とブラッシュアップされていることが小野塚晃増崎孝司の説明でよ〜く理解できた。
 “いつもそばに置いておいてほしい”『BEST OF BEST 25TH ANNIVERSARY』は“外タレ”ディメンションの「半分新作」なベスト盤であった。
 新しいミックス。リマスタリング。増崎孝司については今まで使っていなかったギターのテイクを使用しているそうな。ヒョエー。

 そんな『BEST OF BEST 25TH ANNIVERSARY』のリミックから更にリミックスされたようなLIVEであった。往年の名曲を現在の熟練のテクニックで“磨き上げた”初期DIMENSIONが中洲の夜に降臨していた。
 「今日のために各地で練習してきました」という“超絶技巧”系のナンバーが新アレンジで演奏される悶絶〜。管理人の頭の中は,あの当時のDIMENSIONを聴くとリンクする思い出が幾つかあって,込み上げてくる感情と必死に戦いながらの観戦となった。

セラビー,冷静になれ。【SE.LE.NE】が来た。【IF】が来た。でも泣くんじゃない。攻撃的な【LOST IN A MAZE】で今夜は二家本亮介が見失わなかった。帯広の夜→【GO UP STREAM】→中洲の夜なのである。

 勝田一樹の【RISE】で固まった。大好きな【BRIGHTER IN YOUR LIFE】で突き抜けた。
 でも勝田一樹2度目の【TONE】なのに,今度は悪い意味で固まってしまった。真後ろに立った勝田一樹の元に駆け寄ってゆけば良かった。九州のお客さんって本当に温かいのかい?

 どうにも尻つぼみだったのはDIMENSIONLIVE終演後のお約束「サイン会」に不参加だったこともある。だって愛する妻が別の友達と出かけた鹿児島&霧島ツアー帰りのお迎えの時間があったのです。
 アンコール終了後,すぐに地下鉄で博多バスターミナルへ。でも不思議と後ろ髪は引かれない。盛り下がったアンコールの後に笑顔でメンバーと話なんてできないよぅ…。

 さて,この記事はLIVEレポートなので,ステージ前半のセットリストを報告しておきます。

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