アドリブログ 〜JAZZ/FUSION批評〜

ジャズ/フュージョン批評ブログ ALBUM REVIEW, TRACK REVIEW and more

伊東 たけし / ダブル・サークル4

DOUBLE CIRCLE-1 ドッペルギャンガーフィリップ・セスと組んできた伊東たけしが“日本のフィリップ・セスクリヤ・マコトと組んだ『DOUBLE CIRCLE』(以下『ダブル・サークル』)。

 フィリップ・セスも先進的でトンガッテいたが“鬼才”クリヤ・マコトの作る「クラブ系」のサウンド・メイキングは,もはや伊東たけしフュージョンサックスの音楽ではない。
 ラップやスクラッチ,打ち込みやコーラス隊,トドメに【太陽にほえろ!のテーマ】まである。従来の伊東たけしのイメージからすると,オーッ!とドン引いてしまうくらいの過去最大のインパクト有!

 ちょっと待った〜! そこの“T.K.”ファンの皆さん。ここまで読んで「聞かず嫌い」とは何とも勿体ない!
 ズバリ『ダブル・サークル』とは,相当に聴きやすい「ジャム系」の名盤である。

 ただし,あの時代には早すぎた。あと数年後=「メデスキ,マーチン&ウッド」や「ソウライヴ」の「ジャム・バンド」が来た後だったなら大ヒット間違いなしの「早過ぎた名盤」だと思う。

 というのも管理人も『ダブル・サークル』の発売当初は「喰わず嫌い」。アルバムを聴く前に【太陽にほえろ!のテーマ】のサントラ盤を耳にしたものだから余計に「喰わず嫌い」に…。
 今でもラップは嫌いだし「喰わず嫌い」の『ダブル・サークル』には名盤ではなく迷盤?の予感がプンプン漂っていた。

 しか〜し「メデスキ,マーチン&ウッド」や「ソウライヴ」を経由した管理人にとって『ダブル・サークル』は耳に優しかった。
 特に【BELIEVE MY HEART】〜【FINESSE】〜【HIGH TIME】〜【MAGNUM】の連続する「ソフトなクラブ系」の流れがゴチソウすぎる!

 クリヤ・マコトの溢れ出る才能はフィリップ・セスと遜色なし。時代を先取りした強めの感覚が伊東たけしの「渋めの」サックスに妙に似合っている。
 雄大に朗々とサックスを気分良さそうに吹き上げる“T.K.”が素直にカッコイイと思ってしまう。

DOUBLE CIRCLE-2 でも逆にサックスがビートに追われる感じの曲には付いて行けないままでいる。クリヤ・マコトの“天才”に管理人が追いつくまであと何年かかることだろう…。

 『ダブル・サークル』の「喰わず嫌い」は勿体ないと力説してきましたが,ごめんなさい。
 ここ数年の管理人は大好きだった【BELIEVE MY HEART】も聴かなくなって【FINESSE】〜【HIGH TIME】〜【MAGNUM】の3曲ばかりなのです。ごめんなさい。

  01. Dawn out
  02. Quiet frequency
  03. Deeper than gravity
  04. Believe my heart
  05. Finesse
  06. High time
  07. Magnum
  08. Never again
  09. Dawn out 〜refrain
  10. I wish
  11. 太陽にほえろ!のテーマ (Take1025)

(キティ/KITTY 1999年発売/KTCR-1498)

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ドナルド・ハリソン & テレンス・ブランチャード / エリック・ドルフィー & ブッカー・リトル・リメンバード・ライブ・アット・スイート・ベイジル4

ERIC DOLPHY & BOOKER LITTLE REMEMBERED LIVE AT SWEET BASIL-1 『ERIC DOLPHY & BOOKER LITTLE REMEMBERD LIVE AT SWEET BASIL』(以下『エリック・ドルフィー & ブッカー・リトル・リメンバード・ライブ・アット・スイート・ベイジル』)とは,エリック・ドルフィーブッカー・リトルの双頭コンボの現代版の再演ライブ集である。

 場所はスイート・ベイジルでのライブ。メンバーはアルトサックスバスクラリネットドナルド・ハリソントランペットテレンス・ブランチャードピアノマル・ウォルドロンベースリチャード・デイビスドラムエド・ブラックウェルである。

 そう。“本家”エリック・ドルフィーブッカー・リトルの双頭コンボのリズム・セクションそのまんまに,新進気鋭のドナルド・ハリソンエリック・ドルフィー役を,トランペットテレンス・ブランチャードブッカー・リトル役を務めたリメイク集なのである。

 『アット・ザ・ファイブ・スポット』シリーズの25年振りのリメイク・ライブなのだから,単なる完コピでも単なる焼き直しでもあろうはずがない。
 しかし,管理人は『エリック・ドルフィー & ブッカー・リトル・リメンバード・ライブ・アット・スイート・ベイジル』の出来上がりには満足した。よくある有名映画のハイウッドのリメイク集のような「中身空っぽ」ではないからだ。

 『エリック・ドルフィー & ブッカー・リトル・リメンバード・ライブ・アット・スイート・ベイジル』におけるドナルド・ハリソンテレンス・ブランチャードエリック・ドルフィーブッカー・リトルの「意思」を受け継ぎつつも,自分なりのアプローチで「聴かせる」演奏をしている。

 エリック・ドルフィーの独特の音圧,独特のスピード感,独特の高低差を用いながらも,ドナルド・ハリソンは25年後のエリック・ドルフィーを想定しながら内容のあるアドリブを吹いていく。
 ブッカー・リトルの感情に流されず,それでいて興奮を忘れない語法を用いながらも,テレンス・ブランチャードが25年後のブッカー・リトルを想定しながら内容のあるアドリブを吹いていく。
 あのエリック・ドルフィーの役回りとあのブッカー・リトルの役回りの大役を見事に務め上げている。

 ドナルド・ハリソンテレンス・ブランチャードがプレッシャーなど微塵も感じさせない快演を披露できたのにはわけがある。それこそがピアノマル・ウォルドロンベースリチャード・デイビスドラムエド・ブラックウェルのリズム隊の存在である。

 管理人はこれまでエリック・ドルフィーブッカー・リトルの双頭コンボの音源は,エリック・ドルフィーアルトサックスバスクラリネットブッカー・リトルトランペットばかりを聴いていた自負があった。
 しかしそれは事実ではなかった。アルトサックストランペットを集中して聴いていた“つもり”であった。

ERIC DOLPHY & BOOKER LITTLE REMEMBERED LIVE AT SWEET BASIL-2 『エリック・ドルフィー & ブッカー・リトル・リメンバード・ライブ・アット・スイート・ベイジル』を聴いて始めて『アット・ザ・ファイブ・スポット』シリーズは,このリズム隊の存在なくしては生まれなかった名演であったことが分かった。

 そう。『エリック・ドルフィー & ブッカー・リトル・リメンバード・ライブ・アット・スイート・ベイジル』に感じる『アット・ザ・ファイブ・スポット』シリーズの雰囲気こそが,このリズム隊の雰囲気であった。

 どんなにエリック・ドルフィーの演奏が熱く革新的で,ブッカー・リトルの演奏が叙情性豊かで時代の半歩先を行ったものであろうとも,それを引き立てるマル・ウォルドロンの和音の反復を繰り返す重たいピアノリチャード・デイビスの攻撃的なベースエド・ブラックウェルのパーカッシヴで拡散的なドラムがあればこそ!

 『エリック・ドルフィー & ブッカー・リトル・リメンバード・ライブ・アット・スイート・ベイジル』には,追憶と復活,確認と伝承,今日と明日について語っている。
 過去を振り返ると同時に未来を見つめてきた,マル・ウォルドロンリチャード・デイビスエド・ブラックウェルの25年間の音楽が詰まっている。

  01. THE PROPHET
  02. AGGRESSION
  03. BOOKER'S WALTZ

(パドルホイール/PADDLE WHEEL 1987年発売/K32Y 6145)
(ライナーノーツ/アイラ・ギトラー)

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カシオペア・サード / A・KA・RI4

A・KA・RI-1 『A・SO・BO』『I・BU・KI』に続く三文字シリーズ三部作の完結編が『A・KA・RI』。

 先日の「CASIOPEA 3rd 2018 A・KA・RI LIVE TOUR」のMCで野呂一生が語っていたが,この三部作,1作目の『A・SO・BO』を作っている時は全然そんなこと考えていなかったらしいが『I・BU・KI』辺りから「これは行けるかな」になって,知らないうちに三部作となっていたという。メンバーの皆さんは「あっ,そうなんだ」みたいな感じだったそうだ。

 つまり三文字シリーズとは後付であった。ただし三部作の完結編『A・KA・RI』だけは『A・SO・BO』と『I・BU・KI』を意識して作られたということになる。ストーリーなき帳尻合わせは非常に大変な作業であったことだろう。

 しか〜し,そんな困難をいとも簡単にクリアしてしまうのが野呂一生の“天才”であり「カシオペア・サード」の“円熟”である。
 『A・KA・RI』から響く,ヴァリエーションに富んだ美しい楽曲,個々の卓越した演奏能力にバンドとしての絶妙なアンサンブルと表現力が“カシオペア印”のど真ん中。
 うんうん。『A・KA・RI』を聴けば『A・SO・BO』と『I・BU・KI』との共通項が“浮かび上がって”聴こえてくる。

 『A・KA・RI』のハイライトは「カシオペア・サード」初の試み=ラスト2曲の【LAST DANCE】と【FLOWER OF LIFE】にある。
 【LAST DANCE】は6/8拍子で遊んでいる。【FLOWER OF LIFE】はディスコで遊んでいる。
 そう。「リズムで遊ぶ」が『A・SO・BO』であり「初の試み」が『I・BU・KI』である。だから「リズムで遊ぶ」+「初の試み」=『A・KA・RI』が誕生したのだ。

 大高清美の【URBAN STARS】なんかは,もろカシオペアのDNAなのだが,大高清美以外には考えつかないカシオペアのニュー・スタンダード・ナンバーだと思う。このリフが頭の中でループして離れない。
 鳴瀬喜博の【Ui Uiz U Uiz Us】はPOPでウキウキなカシオペア版の「TRIX」である。

 ズバリ『A・KA・RI』最大の魅力は「カシオペア・サード」の持つ「バンド力」だと思う。
 カシオペアというバンドは野呂一生のバンドである。しかし同時にメンバー全員が主役として輝けるバンドでもあるのだ。

A・KA・RI-2 『A・KA・RI』で三文字シリーズ三部作の完結を迎えた「カシオペア・サード」。ここでブーイング承知でカシオペアの次なるステージをリクエストする。
 それは『TA・MA・TE・BOX』の続編である。

 正直『A・SO・BO』『I・BU・KI』『A・KA・RI』の「カシオペア・サード」に『TA・MA・TE・BOX』を聴いた時のあの興奮を感じない。

 これって管理人だけなのかもしれない。新作を聴く度にバンド・アンサンブルもテクニックも向上していることは認めるのにやぶさかでない。でも管理人がカシオペアに求めているのは安定・安心ではないドキドキ・ワクワクなのだ。
 もはや『TA・MA・TE・BOX』を越えてくることなんて「ないものねだり」なのだろうか? 『A・KA・RI』がいいアルバムであるだけに余計に『TA・MA・TE・BOX』の新鮮味が恋しくなってしまいました。

PS 『A・KA・RI』は「LIVEが先でCDが後」になったカシオペアの初パターン。だからリスニングルームで聴く『A・KA・RI』は,第一印象よりも大人しく聴こえてしまいます。だから『A・KA・RI』に新鮮味を感じるのが【URBAN STARS】【Ui Uiz U Uiz Us】【LAST DANCE】【FLOWER OF LIFE】の4曲だけなの? オープナーの【TSU・BA・SA】が良い曲だったら良かったのになぁ。

  01. TSU・BA・SA
  02. MISSIONS
  03. I'LL BE RIGHT THERE
  04. URBAN STARS
  05. LIGHTS IN THE HEART
  06. Ui Uiz U Uiz Us
  07. GROUND FEELINGS
  08. MAGIC TOUCH
  09. ETHNIC STREET
  10. LAST DANCE
  11. FLOWER OF LIFE

(ハッツ・アンリミテッド/HATS UNLIMITED 2018年発売/HUCD-10263)
(☆BLU−SPEC CD2仕様)

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エリック・ドルフィー / メモリアル・アルバム5

MEMORIAL ALBUM-1 『MEMORIAL ALBUM』(以下『メモリアル・アルバム』)が,なぜ『ERIC DOLPHY AT THE FIVE SPOT,VOL.3』のタイトルにならなかったのかはヤボなので説明しないが,正真正銘『アット・ザ・ファイブ・スポット』シリーズの第3弾として崇められるべき名盤である。

 エリック・ドルフィーブッカー・リトルの双頭コンボの爆発力は,長尺2曲の『メモリアル・アルバム』でこそ発揮される。
 エリック・ドルフィーブッカー・リトルのアブストラクトでアバンギャルドで自由度の高い“双頭ブロー”が最高に素晴らしい。

 とは言え,アルトサックスフルートバスクラリネットエリック・ドルフィートランペットブッカー・リトルピアノマル・ウォルドロンベースリチャード・デイビスドラムエド・ブラックウェルのレギュラー・カルテットはファイブ・スポットの時点では未だ未完成。

 『メモリアル・アルバム』というか『アット・ザ・ファイブ・スポット』シリーズは「海の物とも山の物ともつかない」「伸るか反るか」の一発勝負。
 エリック・ドルフィーブッカー・リトルの双頭コンボが,何かをつかもうと必死にもがく一途な気持ちが感じられるが,その一方で未完成ゆえのもろさ,誰かがちょっとバランスを崩しただけで全体が崩壊してしまいそうな危うさが同居している。

 ただし,エリック・ドルフィーブッカー・リトルも,好きなように演奏しているようで実はバップのフォーマットを意識している。
 ズバリ,エリック・ドルフィーブッカー・リトルの双頭コンボの爆発力は,バップ・フォーマットの枠内という“縛り”があったからである。

 例えば,クラシックの演奏家は皆同じ楽譜で演奏したとしても,同じ演奏のはならない。作曲家はソナタ形式という決まりごとの中でもどこまでも自由を膨らませられる。枠の大きさとその中でやれることの自由度とは比例しない。決まりごとがあると自由にはできないということではない。
 そう。エリック・ドルフィーブッカー・リトルの双頭コンボは,外部から全く新しいものを創造したのではなく,既存のフォーマットの内部に残された可能性を解放するコンボなのである。

MEMORIAL ALBUM-2 普段はエリック・ドルフィーブッカー・リトルばかりを追いかけている管理人であるが【ナンバー・エイト】の主役は,ピアノマル・ウォルドロンドラムエド・ブラックウェルである。だから『メモリアル・アルバム』!

 マル・ウォルドロンの打楽器としてのピアノの連打に先導されたエド・ブラックウェルドラム・ソロ
 曲中でフィーチャリングされる長尺のドラム・ソロだが,曲の雰囲気をまったく壊すことなく,演奏の中に必然的に溶け込んでいるように感じるのは,マル・ウォルドロンのリフっぽいバッキングが脳に染み付いている状態の中で展開されるドラム・ソロだからだろう。

 実際にはピアノの音は鳴っていないにも関わらず,ピアノのバッキングにあわせてドラムが叩かれているかのような錯覚に陥る。荒っぽくも腰の高いドラミングがアブストラクトでアバンギャルドなエリック・ドルフィーブッカー・リトルを煽っていく。

  01. NUMBER EIGHT (POTSA LOTSA)
  02. BOOKER'S WALTZ

(プレスティッジ/PRESTIGE 1965年発売/VICJ-60012)
(ライナーノーツ/ロバート・レヴィン,青木和富)

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20180729 CASIOPEA 3RD LIVE NO.2

 「CASIOPEA 3rd 2018 A・KA・RI LIVE TOUR」! LIVEレポート2日目の今夜はステージング編です。

 カシオペアのファン層からすると40代の管理人は若輩者に入る。ゆえにカシオペアライブは大抵,会場の全員が座りっぱなし。各々が自分のカシオペア・ワールドに入った「音楽鑑賞会」な感じだと思う。
 そんないつも通りのライブ進行を予想していたが,今回の福岡公演は中盤からラストまでスタンディング。イェイ!

 いつものパターンだとナルチョベースソロでの“会場練り歩き”で強制的に起立されられるのだが,今年は中盤の「踊るコーナー」が終了しても誰も座らない。
 ここに昨日書いたカシオペア史上初の「立ち位置逆」の成果がある。これまでの大高清美のコーナー→鳴瀬喜博のコーナーのパターンは「80歳→70歳→69.5歳の長老」鳴瀬喜博の持ち時間(トーク)が長すぎるゆえ,どうにも間延びして凹凸。神保彰のコーナーがテキパキ進むのが好対照の印象。

 鳴瀬喜博大高清美神保彰の実にスムーズなこと。心地良さを体感したからこそ観客は最後まで総立ちだったのだと思う。
 そんな総立ちの観客を前に野呂一生が燃えないわけがない! 前記「踊るコーナー」とは別にクライマックスの序章としてナルチョベースソロ・コーナーがあるのだが,ベースソロから繋がって始まった【TOKIMEKI】での野呂一生の拳振り上げは,ナルチョベースソロ・コーナーから繋がっている。そんな野呂一生の拳振り上げを見たメンバーも目が点になって,次に全員が大爆笑〜。

 そんな,野呂一生が「顔」を務める「カシオペア・サード」のライブ会場限定特典の「ステッカー」「サイン色紙」「握手券」がこちらです。ライブ終了後に行なわれた握手会にも参加してきました。

A・KA・RI TOUR 特典-1A・KA・RI TOUR 特典-2A・KA・RI TOUR 特典-3

 「カシオペア・サード」としてはお初となる?握手会では神保さんと少し長話できました。ナルチョのMCの中で「汗いっぱいかかないんだけど,手足はず〜っと動いてます」と紹介されたことを話題にすると神保さん,ドラムはリラックスして叩く。盛り上がって思いっきり叩くと音がつぶれちゃう。濁っちゃう。軽く叩くのがドラムの音を美しくする秘訣なのだそう。だからドラマーは意外と疲れない,とのことでした。

 だから汗1つかかずにあんなに笑顔でドラム本来のふくよかな音色を鳴らせるのですねっ。神保さんのステージ上と握手会での笑顔を「神保推し」の武ちゃんさんとの打ち上げ会場「山ちゃん」までオカズとして持ち帰りましたとさ。

 さて,この記事はLIVEレポートなので,ステージ後半のセットリストを報告しておきます。

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20180729 CASIOPEA 3RD LIVE NO.1

 行ってきました! 7/29「スカラエスパシオ」の「CASIOPEA 3rd 2018 A・KA・RI LIVE TOUR」!

 2018年の夏は記憶にも記録にも残る異常気象。普段は外回りの多い管理人としては7−9月の3ヵ月で使う体力を7月の1カ月間で消耗した感じ。体調不良の酷暑の中,爽やかな一日を楽しみにしていた「カシオペア・サード」の恒例サマー・ツアーにも異常気象が爪痕を残す〜。
 野呂一生の「雨風の中ようこそお越しいただきました」のMCズバリ「逆走台風」台風12号が公演時間に福岡大直撃。公演中止の発表がないか,何度も公式HPを確認しながら天神までタクシーで! ← この全ての送迎サービスは武ちゃんさんのおかげです。感謝&感謝!

 しか〜し,カシオペアの2018サマー・ツアーが記憶に残るライブになったのは「逆走台風」のせいだけではなかった。カシオペアの新しい取り組み(ワンドリンク制&握手会)の導入が効いている。
 しか〜し2,個人的には新作のフォロー・ツアーでは多分初めての予習なし。初めて新曲をライブ会場で聴くというスリリング。実は単なるボーンヘッドが棚ボタを呼び込んでくれました。事の詳細は『A・KA・RI批評をカミングスーン。

 さて,まずは恒例のメンバー紹介から…

 ★ 野呂 一生 : Guitar
 ★ 鳴瀬 喜博 : Bass
 ★ 大高 清美 : Keyboard
 ☆ 神保 彰 : Drums

 今回の座席は3列11番。中央ブロックだし,いつもの如く野呂一生のパフォーマンスをガン見してきましたが,前回のツアーからチェンジしたと噂の「左に大高清美オルガン,右に鳴瀬喜博ベースが揃い踏みする」カシオペア史上初の「立ち位置逆」を目撃証言。

 この光景が新鮮なのは置いといて,僕となって働いている「野呂一生&ザ・バンドマン」が,一躍主役に躍り出るソロ・コーナーの順番も(時計回りはそのまんまに)大高清美鳴瀬喜博から鳴瀬喜博大高清美の順番に変更。
 ただでさえエンゲル係数高い。ただでさえ一発単価安い。この順番変更が事件を起こす!

 エコノミー症候群から身体をほぐす?2018年は盆踊りではなくディスコ・フィーバー。鳴瀬喜博の【Ui Uiz U Uiz Us】が「フィーバー,フィーバー,レッツラゴー」。日大相撲部(中洲産業大学)のダンサーズが笑顔で登場。これが伏線?

 大高清美の【URBAN STARS】は「ちゃんと踊れるようにサンバ調にしました。夏ですから」。「三部作の最終章ということで私の中でのカシオペアというイメージ。16分音符がたくさん。16分音符のクイがたくさん。野呂一生の独自のコード進行がいっぱいみたいな。そういうのをてんこ盛りに入れてみました。ねっ」の振りに「私より難しいと思いますよ」と答える野呂さん。
 「この5年間で培った野呂一生のコード進行法をしっかりと入れさせていただきました」と返す刀で,ナルチョベースが本当に壊れた。

 「ベース壊れました。今の【アーバン】で。しゃべれってことかなあ。ちょっと【アーバン】何あの曲〜。今日さぁ,クイのところで手拍子が1個入っちゃって。お客様の手拍子〜」。
 日大相撲部の復旧作業でカエルさんが復活しました〜。

 【URBAN STARS】恐るべし。最近,大高さんの影響を受けて「奇数の7の倍数を4の中に織り込む」神保さんが言うところの「途中踊れなくなるところがある」「サンバなのに3拍子が入っている。あっ,サンバだから3でいいんですかね?」。

 さて,この記事はLIVEレポートなので,ステージ前半のセットリストを報告しておきます。

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